日々乃家日誌 まにまに・てい子の日々の発見

母まにまにが娘てい子と始めた、日々の発見を綴るブログです。

次の目的地

2024年08月30日 | 旅行

台風の風雨に行き手を阻まれつつ電車を乗り換え、運転再開を待ってようやく奥山に近づいてきた。


私以外に乗客はいないけれど、本当にこのバスとケーブルカーののちにはあの友だちたちが笑いながらあったかくいるんだろうか。


眞美さんがしばらく前に「いい場所を探してるのよ」「下見に一緒に行こうか」と話していた宿にみんなはもう集ってるはず。


私はだいぶ遅れてしまったけれど、このまだ奥の山の中に今頃その場は出現している。


そう考えると、やる、ってすごい。


誰かの頭の中にしかなかったものが出現する。


毎年の夏の合宿(もう10何年目)


来月の自主上映会(これは発起人は藤原さん)


準備は大変だけど、なかったものが現れるとは。


まだ出ないバスの中でしみじみと感心している。






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任務完了

2024年08月29日 | 旅行

夜が明けるころ起きてジュラシックパークみたいに縮尺がおかしく大きくかっこいい杉並木を通り奥社に行って帰ってきて、今回の楽しくも真剣かつ賑やかに進む旅が終わった。


最後の(つまり最初の)鳥居をくぐるころについに私たちに追いついた雲からぽつり、と雨粒が落ちてきた。


福々しい笑顔のお爺さんが妖精のように軽い身のこなしで隣を歩いている。


前からの友だちも新しい友だちもみんなさっぱりと晴々しくにこにこしている。


そこらへんから私の身体が軽く満ち足りて喜んでるのが伝わってきた。


なんだかわからないけどすごくいい感じ。


何かがどこかでつつがなく素晴らしく完了した、ような。







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あやにあやにと旅は続く

2024年08月29日 | 旅行

地質学と言い伝えのオリエンテーリング、スタンプ台毎に本格的に祈るという合宿式バンドワゴンに乗っている。


歩いて笑って美味しいものを食べて。


明明と命を立ててるって感じがする。






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帰宅

2024年07月13日 | 旅行

住んでる場所に帰ってくると色と匂いが戻ってくる。


何かが開かれてその中に時間ごと私を包みこむ。






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雨を止ませる話

2024年07月13日 | 旅行


ご飯に行こうよとホテルを出ようとしたら


思ってもみなかったような大雨が道路を叩いていた


これじゃあ出らんないね


ロビーに戻って何人かで座っていたら


やまそうか


大洋州の人が言った


身振りとアリガトウだかなんだか


それ効きそうじゃないよ、唱えことばがね


いや本当にできる人はいる、そういう島があるんだ。かつての大統領もそこの出身で、彼らはお天気で困ることはない


外はまだ大雨、ちょっと小降りかな


ご飯どうしようか


そんなロビーでの話










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