がんじがらめの束縛から
あの空のように軽いひとりの自由へ
重たい思い、諦め、怒り、フラストレーションから
明るく軽いよろこびへ
何も言い訳にせずに
自分を
愛
ひかり
joy
よろこびで満たしたい
がんじがらめの束縛から
あの空のように軽いひとりの自由へ
重たい思い、諦め、怒り、フラストレーションから
明るく軽いよろこびへ
何も言い訳にせずに
自分を
愛
ひかり
joy
よろこびで満たしたい
楽しく見ているKドラマの男性リードは「僕に出来ないことはない」が定番セリフ、つまり社長でお金と権力があって能力があって語学も堪能でピアノまで弾くし巨額な寄付をするし掃除料理が趣味と「あらゆる面で」完璧な王子。性格もいいしちょっと不幸な生い立ちまで備えている。育ちのよさそうな顔はとても可愛い。
こないだ金メダルとってたフィギュアスケートのオリンピック選手もピアノ弾いてたな。ピアノの弾ける男性って素敵に見えるよね。
いつかたまたまスタンフォードの先生を私のボロ車で送ったことがあって、その人の話が思い出された。超有能な学生たちが笑顔の下でどんなに苦しんでいるかという話。優雅に見える水鳥が水面下でどんなに必死で足を動かしているか、その発病率と自殺率の高さ。
飼っている犬が死んで打ちのめされてしまうような優しく繊細なその人の「心の講義」が、その大学で評判になったというのが感慨深かった。
競争。
誰よりも秀でた勝利と成功の場に立つことを目指すよりも、もっとした方がいいことがあるんじゃないだろうか。私たちはもうとっくにわかってて、それでも習い性で必死で足を動かしているんじゃないか。
私たちの戦争はある国と別のある国との戦いではなくて、個人の奥底のレベルからグローバルな天候のレベルまで、競争するか平和に共存するか、分かれ道の局面なのではないか。
ホテルに缶詰めの仕事が続いてたのに朝は早いから普段そんなに食べない朝食を「しっかり」、具体的にはドトールのツナチーズメルトのテイクアウトにお砂糖二杯のコーヒー、をとっていたら体がむくっと膨れて動きにくくなった。普段は各部位の間にあるスペースがなくなって肉と肉が擦れて動きにくい感じ。わあ、これはまさに太るということ。
全くグルメではなく、でも食いしん坊ではあって、食べ物で満たしているなんらかのニーズはあるので、少しおやつは控えないとなあと思っていたところだった。
ある朝起きたらキューっと腹痛。そのまま倒れて一日寝込んだ。起きられず食べられず夜には高熱。口にしたのはこどもたちが持ってきてくれた飲み物だけ。
翌日熱が下がったのでこの機を逃さず、と病院に行った。このご時世だから各方面に影響がある。高熱はやばいでしょう。休日の救急医療はなにか平常運転とは違う真剣さがあるよね。いくつか検査をし、計画停電とかでずいぶん待たされ一日かかった。お金と時間はかかったけど無罪放免、一過性のもので対処療法のお薬二つ。コロナも無事に陰性だった。
行きつけの病院がないくらい久しぶりに、自分が具合悪くて病院に行った。具合が悪い日と病院に行った日の2日間、一人だった。感染してはいけないからこどもたちと離れていたから。
そして世話を焼く方ではなく看病する側ではなくされる側になった。しんどかったし心許なくて友達にLINEしたりもした。
おかげさまで翌日は少しお腹がしぶいだけ。すっきりして体も動きやすかった。
何かが済んだような気がした。
そこで振り返って考えた。この2日間どうだったのかな、と。答えは「悪くなかった」だった。自分ひとりの輪郭がくっきりした。自分に迷いがないのもわかった。
まあ、もっと痩せてもよかったんだけど。