日々乃家日誌 まにまに・てい子の日々の発見

母まにまにが娘てい子と始めた、日々の発見を綴るブログです。

住んでいるところ

2019年12月28日 | ホームスクール・ホームエデュケーション・不登校

台所とかリビングで時々変な踊りを踊る。

イカみたいなタコみたいな変な踊り。
ひとりの時のこともあるし家族がいることもある。
こどもたちはもう慣れているから気にしないし見もしない。

あのさーって小学生みたいに弱音を吐いたり自慢したりする。
こどもたちははいはいといいかげんに聞いたり聞かなかったり、笑ったり、違うんじゃない?って言ったりする。

夫は隣の部屋で好きなことをしている。

猫は何も気にせず上に乗ってきたりご飯ですかねとアピールしたりする。

散らかってるから片付けたいとずっと思ってる。
でもまあいいかと思ってもいる(諦めてはいない)

昔のいつかは違ったけれど、とても長くかかったけれど、今はみんながいていいところになった。














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アリソン・ルノー

2019年12月27日 | 出会った人たち

さあ帰ろうとコートをつかんだ時、モニターに映った彼女に気がついて会議場の重いドアを押し最後列の席についた。

その日手伝っていた国際会議の受付で、コートを脱いであらわれた薔薇色のワンピースが素敵だったので、素敵ですね、ありがとうと笑みを交わした人が壇上で話し始めたところだった。

これだけ聞いてから帰ろう。

この日のお題は宇宙とジェンダー(子育て)そして国際宇宙大学。
(そんなのあるって知ってましたか、私は知りませんでした)

なんとですね、彼女は子供が11人いる!

「みんな私が産んだ子どもです。
ええ、みんな同じ父親。
そのうち8人が女の子。

11人産んでから、ハーバードの大学院に行きました。
自宅にはまだ小さい子どもたちが4人。
留守中の子守代も学費も3000キロも離れている大学への航空運賃もない。
でも相談した相手がその時の私に必要なことを言ってくれました。

やろうかやめようかどうしようかではないのよ、アリソン。
どうやって実現させるかよ、と。

結局全て奨学金でまかなうことができました。
大学は週に一度飛行機で通って卒業しました。
その後国際宇宙大学で人生最良の時を過ごし、NASAで働き、クロアチアの宇宙省の立ち上げを手伝い、本を書き、もっと社会に貢献したくてアスリートを育てる組織を作りました。
たくさんの子どもたち、たくさんの女の子たちがオリンピックに行けるように」

ふかふかの椅子の上、私は喜んで手を叩いた。
なんて愉快、なんてパワフル。

「やりたいことをあきらめないで。
何にも邪魔をさせないで」

帰り道、銀杏の葉を踏みながら歩く私の口元はまだ笑っている。

いいなあ、アリソン・ルノー。
ルーク・スカイウォーカーみたいな、バズ・ライトイヤーみたいな。

ぴかっと光るスターだね。

私はどうかな。
ハーバードには行きたくないなあ。
家を片付けたい(悲願)
自分に与えられた仕事と、大切な人たち。
もっと丁寧に。
子どもたちや夫と笑いながら暮らしたい。

そうだね、それに他にも野望が浮かんだら大切にする。

わくわくしてきた。

私もがんばる、アリソン・ルノー。


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クリスマスはむつかしい

2019年12月25日 | 日記

クリスマスケーキは買わなかったけれど、もらったりして何切れか食べた。

サイダーと缶詰みかんと杏仁豆腐で作ったフルーツポンチを娘とお行儀悪く笑いながらおかわりした。

飾りものも当日少しだけ出した。

いい気持ちでちょっとだけ楽しいクリスマス気分になるのは案外むつかしい。

なんでもそうだけど、クリスマスらしく楽しく過ごさなきゃと強く思いすぎると重荷になるから。

やるのが悪いんじゃなくて、やらなければいいんじゃない。

人やよそじゃなく自分の中を見て、バランスをとって。

ちょうどよいところでクリスマスを楽しめた。

ふわっとよろこびとありがとうが湧いてきた。











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美味しいクリスマスケーキたち

2019年12月24日 | 日記
息子がバイト先から小さなクリスマスケーキをもらってきたので、お茶を入れて一口分けてもらった。

思ったよりずっと美味しい。

あ、でも分けてもらうと美味しいんだよね。
丸々自分で食べるより。
おやつも娘の食べてるのをちょっとちょうだい、あとひとつだけともらう時が一番美味しい。

昨日いただいたアンリシャルパンティエの生ケーキも美味しかったけどこのケーキも美味しい、しあわせの分だけ。

多分状況よりも自分、のしあわせの分だけ。











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Merry Christmas

2019年12月19日 | 日記

解散して駅でさよならを言って歩き出した時、自分が緊張していたことに気がついた。

何かをとても願うことは、爪先立って届かない星に手を伸ばすようなことなんだろう。

足をとめて仰ぎみる、見知らぬ街の大きなクリスマスツリー。

わたしのこどもが、全てのこどもたちが、しあわせに大きくなりますように。

夜空からは愛が降り注いでいる、ような。




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