※「最近、足腰が弱くなってきた…」と、よく聞くことが多くなってきた昨今ですが、
ロコモティブシンドローム(ロコモ/運動器症候群)というのをご存じでしょうか
※これは、運動器(骨、関節、筋肉の事です)の機能が衰えてきている状態をいい、要
介護の状態だけでなく、運動器が衰え始めてきて要介護リスクが高まり始めた状態も
広く含んでいます。
※「ロコモ」の原因としては、①関節・椎間板の変性、②骨の脆弱化、③筋・神経の機能
低下があり、これらが上手く働かないと歩行機能が低下することになります。
※まとめると「ロコモ」とは“身体の衰えからの歩く力が落ちる状態”と言えます。
※また、気づくための「ロコモーションチェック(略して、ロコチェック)」という指標
があり、ちょっとした日常生活の動作で判断ができるそうなので、項目を上げてみたい
と思います。
①片足立ちで靴下がはけない ②家の中でつまずいたり滑ったりする
③横断歩道を青信号で渡りきれない ④階段を上るのに手すりが必要である
⑤15分くらい続けて歩けない
⑥2㎏程度の買い物(1リットルの牛乳パック2個程度)を持ち帰るのが困難である
⑦家のやや重い仕事(掃除機の使用、布団の上げ下ろし等)が困難である
※1つでも当てはまったら、落ち込まずに「気づけてよかった」と思い直して下さい。
そして、気づきの次は、「対策」になりますから。対策に関しては、良い運動方法が
ありますので、次回(5月ごろ)、その方法を紹介したいと思います。