※前回(平成26年4月)、「“ロコモ”に対する良い運動方法を紹介します」と言いました
ので、紹介したいと思いますが基本的な注意事項として、“ロコトレ5ヵ条”というも
のがあり、しっかり守って運動を実施してほしいと思います。
<ロコトレ5ヵ条>
①健康・体力に不安がある、最近急に悪くなった場合は、まず医師に相談をする
②無理をせず、自分のペースで行う
③トレーニング中の転倒には、十分に気をつける
④食事の直後の運動は避ける
⑤痛みを感じた場合は中止して、医師に相談する
※では、「ロコモ」にならない為の運動方法を紹介したいと思います。
それは、①「開眼片脚立ち運動」と②「スクワット運動」の2種類による運動方法です。
①開眼片脚立ち運動
※方法としては、眼を開けた状態で、片足を「床につかない程度」にあげて1分間保ちな
がら、途中で足をついても構いませんので1分間実施して下さい。回数としては、右足・
左足で1セット、1日3セット行います。注意としては、転倒しないようにつかまりや
すいもの(テーブルや手すり等)の近くで実施することです。
②スクワット運動
※方法としては、様々な方法がありますが、ここでは「膝や腰に負担の少ない方法」で実
施します。回数としては、ゆっくりペースで5~6回繰り返し、1日3セット実施して
いきます。注意としては、片足立ち運動と同様に転倒防止の為に支えになるもの(テー
ブル等)の近くで実施して下さい。
※これから先も、“自力で歩く事を続ける事”と“要介護”にならない為にも、この運動
方法は、簡単で手軽に実施することができますので、“たまに運動”の感覚で実施して
みてはいかがでしょうか