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故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

リアルタイム

2023-01-18 07:35:26 | よもやま話

少しだけ 手伝うことで 回り出す

今日のタイトルは、「リアルタイム」です。
即時。同時。実時間。
(広辞苑より)
この頃の私のブログは、観念的なことを書くことが多い。
気持ちの整理をしたり、自分を鼓舞、納得させる記事が目につく。
どんな日々を送っているか、リアルタイムで書いてみたい。

先週、妻が近所の方(80半ば)に顔面エステをしてもらった。
帰ってくると、表情が明るい。
目が大きく見える。
口元がすっきりしている。
肌が、つるつると光っている。
私は、美しく見えると印象を伝えた。
妻の表情は、くだけた。
似顔絵のモデルと思い、写真を撮った。
妻が表情をクルクル変えるので、私の印象を満足させるカットは撮れなかった。
エステをしてくださった方に、「主人が喜んだ」と妻は伝えた。
昨日、寝る前につける化粧水を買い足した。

年末に約束していた枇杷の大木の剪定に出かけた。
鋸の刃を新品に取り換えた。
乾燥させた枝(50cm~1m)を4本、枇杷の枝に結び、足場にした。
地下足袋を履き、落下しても1mと安全帯を枝にかけた。
三脚(3m)の梯子を幹にかけ、ひもで固定した。
七輪と炭で暖を取るため、妻が火を熾した。。
近くの集会所に、百歳体操のために、10人ばかりの年配者が集まってきた。
80代後半のおじさんとおばさん(親戚)が、トマトの定植も体操もやめて待っていた。
切った枝を下で妻が受け取り、おじさんとおばさんが畑の隅まで運んでいく。
昼までの2時間と昼食後の2時間で、すべての剪定作業が終了した。
おじさんの兄弟(7人)は早死にらしく、生き残っているのは一人だけだと話してくれた。
剪定の代金を出そうとされるおじさんに、役に立てて嬉しいと辞退した。
作業小屋の壁をこすり、日当たりを悪くしていた枇杷は、高さ12mから4mになった。
お礼に、抱えきれぬほどのジャガイモ、八朔と蜜柑をいただいた。

チヌ釣りに出かけた友人からの留守電を見、掛けなおした。
4時まで待てと言うので、ウォンツ(薬スーパー)で化粧品、栄養剤と馬油を買った。
漁船の係留場所まで行くと、友人が釣った10匹のチヌを見せてくれた。
漁船の水槽に、さらに10匹近く生かしていると言った。
3Kg弱のチヌは大味と説明があり、他の人にあげると笑った。
数日水槽で吐かせているので臭くないと、中型のチヌ(1Kg弱)を4匹くれた。
おぼろ昆布をフライパンに入れ、火を通しながら粉にする。
その粉をまぶして、1日ほどチルド室で保管するとうまいぞと教えてくれた。
刺身、寿司だね(太目のたねの真ん中に切れ目を入れ開く)の作り方も解説してくれた。
帰りに、食品スーパー(藤三)に寄り、おぼろ昆布、ビールと焼酎を買った。

妻が、チヌ4匹を三枚におろした。
私が、おぼろ昆布の粉(熱を通し、指で潰す)を作り、チヌの切り身(刺身)にまぶした。
そして、チルド室に入れた。
チヌは骨が固く、よく切れる包丁でも捌くのに骨がおっる。
待ってる間に、私は食卓の椅子で寝てしまった。
疲れと寝ぼけで、チヌの味を堪能できなかった。
今日、もう一度味わうことになる。

一昨日、同じ友人(猟師&漁師)から猪肉(脂5cm+肉2cm)をもらった。
フライパンの上で焼いた。
バラ肉の脂は、こんがり焼いても溶けださない。
友人は、猪肉を少し乾燥させてるからなのか、赤い肉汁も出ない。
濃厚なうまみを堪能した。
香ばしい肉を噛み、口の中に溢れるうまみを吸い、喉に下す。
一枚食べるごとに満足し、たくさんは食べられなかった。
昨日は、引き続き猪肉を食べる予定が、チヌの刺身と汁に変わった。

サービスの循環で活気づく田舎暮らしです。
都会じゃ、自分も他人も役立たずと思いがちな年齢ですが、田舎では若輩者です。
それぞれが抱える理由で、先輩はあることが出来なくなる。
特殊技能も機械も必要ない。
手伝うだけで、錆びようとしているところが、また回り始める。
少しだけ若輩者の私達が、潤滑油になるだけです。

2023年1月18日
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