故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。
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絵のタイトルは、「ほら、カメラをみて」です。
孫ともしばらくは会えません。
今日のタイトルは、「休み到来」です。
カフェを臨時休業してから、二週間が経過した。
この地域では初めての店舗休業で、そこまではしなくてもという空気感があった。
今は、全店舗(スーパーマーケット、ホームセンター、コンビニなど)でコロナ対策をしている。
普段できない、時間がかかる作業をした。
やりたくてもできないことと、しなければならないのにやりたくない仕事が残った。
地域で3軒目の空き家の掃除と手直し、義兄の家の解体、故郷の相続の件である。
パジャマで過ごすのをやめ、いつでも出かけられるよう服装を替える。
休業して、一週間はテイクアウトとデリバリーの仕事があった。
これは、休業前より忙しくなるかもと喜んだ。
次の一週間は、カフェの存在さえ忘れ去られた感がある。
いよいよ、「休み到来」となりました。
一日中、思う存分好きなことができる。
身体に相談しながらの毎日になる。
できないことも、やりたくないこともやれる。
言い訳はない。
汗をかけば、考え方も変わるし、少しずつ楽しくなるだろう。
この「休み到来」は、今後数か月は続くと予想される。
これまでは、休みがあっても転職のことを常に視野に入れていた。
休んでもいいんだよ。ではない。もう、休みしかありません。
自分で考え、自分で動く。改めて試される。
気持ちを入れ替えて、挑戦しよう。
巣立ち鳥 風がほほ撫で 体浮く
2020年4月27日
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絵のタイトルは、「棘もいぼいぼも味」です。
ゆずでしょうか。
今日のタイトルは、「自尊心」です。
敢えて、プロジェクトエンジニアーのカテゴリーに入れます。
仕事とはいえ、勇敢にそして臆病に、エンジニアリングを成し遂げて欲しいからです。
何よりも大切なのは、「自尊心」です。
自尊心とは、
殺される(家族の安全を脅かされる)のは怖い、
自分にうそをついて生きたくない。(中国人風刺アーティストの言葉)
改めて自尊心とは、
自尊の気持ち。
特に、自分の尊厳を意識・主張して、他人の干渉を受けないで品位を保とうとする心理・態度。
プライド。
(広辞苑より)
例えば、パン一切れを盗んだとしよう。
銀行強盗をした。
殺人をした。
どこまでが、自尊心を保てる限界なのか。
「殺人狂」では、百万の人を殺せば英雄で、一人を殺せば犯罪者である。
とチャップリンは映画の中で言っていた。
私は、多くの間違いを犯している。
それでも、常に自尊心と戦い続けている。
弾丸をよけながら、生き続けている。
弾丸に悪意があるのか、流れ弾なのか見極めている。
悪意の弾丸には、他の人に気をつけなさいと目印をつける。
戦えるものなら、抗議する。
エンジニアリングの仕事を続けることが、社会の役に立つと信じていた。
仕事を続けるために、知恵を絞った。それしかなかった。
連戦連勝でないと、プロジェクトマネージャーは続けられない。
騙すわけではないが、すれすれの取引をしてきた。
時にはばれた。しかし、受け入れてくれた。
私が必要だったからと自負している。
常に正義とは限らない。
正義だって、時代によって変化する。
語り継がれる正義がある。
時代が変わっても、個人の自尊心が共通(普遍)だからだと考える。
常に我々は、組織と個人の関係の中で生きている。
健全な組織などないと言える。
組織を作る個人に自尊心があれば、揺れながら光(自由)を求める。
命と自尊心を天秤にかけられる。
慌てないことである。
選択はしないで、一時逃げる。
そして、また戦えばよい。
魂を売ったとて、自尊心迄売ったわけではない。
自尊心を粉々にされたとて、自尊心は再生できる。
知らぬうちに自尊心を捨てることがある。
何(金や権力)も持たなければ、守ることだってないはずであった。
自尊心はどこへ行ったのやら。そんな人がいる。
気づかせてくれる人を遠ざけて、イエスマンばかりを重用する。
イエスマンは、次の何かになびくのに。
これは、残念としか言いようがない。
プロジェクトエンジニアーは、そうであってはいけない。
信じるものがあれば、どこまでも努力することです。
足りなくてもよい、失敗を糧にして埋めることができる仕事です。
努力できる原動力は、自尊心です。
お前は、そんなものかと問い続けてきました。
そして、今も弱い自分と戦い続けています。
真水ゆえ 泥に汚れし 塩気あり
2020年4月24日
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絵のタイトルは、「わがやにも欄が届く」です。
エンドウ豆の花は、蘭の花のようにも見えます。
「長屋の花見」のような負け惜しみにも思えます。
今日のタイトルは、「春のめぐみ」です。
裏山にたらの芽が出ました。うどと一緒に天ぷらにしていただきました。
あっというまに食べてしまって、なにがどう美味しいと言えない。
からし菜はマヨネーズあえで、油菜は麺つゆでいただきました。
お任せ料理用に冷凍していた餃子と、同じく唐揚げ用の鶏ももを使ってコンソメスープ。
うこぎは塩ゆでで酒のつまみです。
春のめぐみと臨時休業で余った食材で、食べすぎました。
食べ残したうこぎと菜花(からし菜、油菜)を、今朝はおにぎりに混ぜていただく予定です。
旬のものを食べていれば健康でいられる。
よもぎをいただいたので、よもぎパンを作りましょうと妻はうきうきしています。
暖かったり、雪山おろしに震える日の繰り返しです。
来週は、山ぐるみを地域の皆さんと採りに行く予定です。
暖冬だったので、筍も早めに出てくるでしょう。
今年は、豊作の予定です。
地域の方々よりいろんなものをいただきます。
別々の人から、一升餅(一歳誕生祝)が余ったから、鳥皮の冷凍品(どこからこんなにもらうのか)と
海苔10袋(おそらく、お葬式のお返しと思われる)をいただきました。
冷凍していた一升餅と鳥皮を一週間前に冷蔵庫に移しました。
鳥皮は、昨晩フライパンで炒めて味噌あえにして保存おつまみにしました。
料理の時、出た油はどんぶり一杯。
一升餅は、蒸して柔らかくし、小さく(餅の大きさ)切りました。
さらに一部はあられ状に切り、上記の鳥皮油で揚げました。
塩をまぶして、おかきにしました。
海苔は、少ししけっている。鳥皮油が残っているフライパンで乾かしてパリパリにし、
山菜まぜごはんのお握りを包みました。
いただき物は、出所(誰からもらった)を言ってはなりません。
理由は二つ。
私にくださった人に、私が話した人からあげた場合があります。
「あら、私はいただけなかった」となることもあります。
地域の公然の秘密であり、不思議です。ものは地域内を回っています。
断りはご法度です。次のいただき物への布石です。
「春のめぐみ」は、野山だけからではありません。
地域では、豊富なB級品(野菜、果物、密造酒)が回っています。
おすそ分けが我が家にも時々届くのです。
ある時は、次のキャベツを植えたいから今あるキャベツをあげたい。
20個のキャベツをカフェでは使いきれません。
いただいた足で師匠のお店に届けました。
「春のめぐみ」は笑顔と共に届けられ、届けます。
笑顔には、「お願い」と「美味しいよ」の表情が混じります。
組み合わせ 不思議と妙が 夫婦なり
2020年4月20日
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絵のタイトルは、「僕らは今日も生きている」です。
「酸っぱいもたまにはあるさ」と書いています。
生姜の酢漬けを描いたつもりです。
今日のタイトルは、「起業」です。
起業とは、
新しく事業を起こすこと。
(広辞苑より)
組織内の効率化(風通しがよい)を計るために、小さなチームを作る。
大型プロジェクトは高額決裁権のある人へ、交換部品は現場責任者へ情報提供し、チャンスロスを防ぐ。
そのために、チーム内で情報を共有し戦略を練り、可能な限り協力し合う。落ちこぼれはいない。
経験年数によらないフラットな人間関係を重んじ、互いに惜しみなくアドバイスもする。
結果、チームの売上を上げ、さらに会社に力をつけ、自らの給料も右肩あがりとなる。
人がうらやむような環境で仕事をし、どんなに高い給料が保証されていても辞めて起業する人がいる。
それは、どこまでも一つの駒であり、うまく行ってる会社内での移動はないからである。
小さな会社でいろんな仕事をさせられ、苦労している友人がうらやましいのである。
生きがいは、金では買えないのであろう。
起業したいと辞めた人を会社は気持ちよく送り出す。
会社で培ったコミュニケーション能力と、チームで動くための各種戦略を学んだ。
辞めた人は、自分を育ててくれた会社に感謝し、学んだことを活かして、活躍する。
活躍する人たちが辞めた会社の評判はあがり、さらに良い人材を採用できる。好循環である。
不満は、けっして好循環を生まない。
やってみたいことがあれば、趣味でもよいすぐ取り掛かることです。
セカンドビジネスの真似事(シミュレーション)をするだけでもよい。
転職を決めるのも給料が出るうちです。
これから定年(65歳)が伸びて、セカンドライフを始めようとしても、身体が動かない。
長い間、組織のなかで暮らすうちに、「塩漬け」になる。
ある組織の常識は、他の組織では通用しない。
仲良しクラブは、転職や定年と共に崩壊する。
起業は、冒険である。起業して、10年後に生き残っている会社は4%である。
小さなチームで、数々工夫したことを思い出してみてください。
見積もりの95%は失注します。失注した案件から学ぶことは多いし、引き出しが増えている。
給料をいただきながら、学ぶこと(オンジョブトレーニング)は多い。
「あんたは、馬鹿か鈍いのか」とオファーを断る理由で無理難題を顧客から言われました。
気づかず、食らいついたことを思い出してください。
無理難題を解決するために、本を読み漁り、社内や他社の友人に相談をしました。
それが生きるのです。
起業は、会社を興すことだけとは限りません。
組織から離れ、一人で何かをやることなのです。
分業化されていないし駒でもないから、いろんなことをやらなければならない。
知らないことばかりです。できないことばかりです。
培ったチーム内のコミュニケーション能力とチームで磨いた戦略経験が生きるのです。
シミュレーションをするだけで、何かがたりないと思い巡らせ、不足分を埋める努力を始めます。
夢見る夢子さんから始めましょう。本でもだめで、人の経験話でも実感が湧きません。
起業してもすぐには結果は出ません。起業した時の投資が戻り始めるのは5年後です。
起業後数年は、起業した会社からは給料が出ないと思った方がよい。
家族を抱え生きるためには、なんでもしなければならない。アルバイトだってやることになる。
数年を生き抜くために、貯えが必要です。お金だけとは限りません。
損得の無い友人関係が財産です。唯一の理解者で協力者は妻です。家族です。
それでも起業することを勧めます。
指示を出すだけのことに慣れてしまいました。行動を起こすのは部下であり協力業者でした。
起業すれば、計画を練るのも自分、実行に移すのも自分です。
しばらくかいたことのない清々しい汗をかきます。
なんにも知らない若いころかいた汗とは少し違います。
汗の意味が分かるのです。でも思うように汗はかけなくなっています。
ちぐはぐですが、それが起業です。
渡り鳥 命をかけて 飛ぶ定め
2020年4月19日
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/ec/fafb87c4412ccf14cd31ccbeaf27eace.jpg)
タイトルは、見てのごとく「酔っ払い」です。
一人は川へ落ちてしまいました。
翌朝より一週間、かかあは口を聞いてくれませんでした。
今日のタイトルは、「ほのぼの」です。
この時期、「ほのぼの」とした記事を書けるか挑戦です。
ほのぼのとは、
かすか。ほんのり。ほのかに明るいさま。
夜がほのぼのと明けること。また、その時。
ほんのりと心暖まるさま。
(広辞苑より)
夜目遠目笠の内。
夜の暗がりで見るとき、遠くから見るとき、笠の下からちらりと見えるとき、
女性は一番美しく見えるものだ。
(意味検索結果)
ゴルフ場で赤いミニスカートの女性を遠くから見てドキッとしました。
近づかないほうがよい。ウィークデーにプレーしているのは、私達と同年代に違いない。
ほんのり上気した女性の顔。初々しい。そこまで。
夜が明けた。今日もすっからかん。あの時やめておけばよかった。ばくち打ちの独り言。
えへっ。また、やっちゃった。
今年、妻がコップ壊すの何個目かな。ひきつる笑顔の私。
骨粗鬆症だけでなく、握力だって弱っているのです。
友人がチェーンソーを借りに来た。切り株を伐ると言う。
ちょっと反った手引き鋸もお勧めですと見せる。
友人は、俺何しに来たと聞く。そんなこと気にしない。チェーンソーと私が思い出す。
若い時、眼鏡を掛けない顔が良いと言われた。
晩秋の広島平和公園で、念願の女性とボートに乗った。
預けていた眼鏡をもらい、女性に手を貸してボートから降ろした。
はずみで眼鏡が手の中から川の中に落ちた。
その夏も、島の海でおばさんたちのシミーズ姿に眼がくらみ眼鏡を落としたばかりであった。
冷たい水に褌一丁(大学生の私は、履くパンツがなくなり親父の褌を借りていました)で、
冷たい川に飛び込んだ。
水から上がってきた私に、「まだ、やるか」とボート屋の親父が聞いた。
うなづく私に、親父はこれを褌の上から履けと自分の柄パンをくれた。
女性は、あっけにとられていました。
女性を送るほの暗い道で、ズボンの前が突っ張って困ったのを覚えています。
当然、恋は実りませんでした。
桜木に 霞墨引き バックシャン
2020年4月17日