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和菓子やの大将です。底抜けに明るい人です。
失敗を恐れない人のように思いました。
お母さんも、奥さんも個性的です。
地域において、家業を続けるということは、大変なことです。
老舗の看板だけでは、到底生き抜けない。
工夫に工夫を重ねていく。
この和菓子屋さんは、炊飯もパンもやっておられます。
きっと、地域で求められて始められたのではないでしょうか。
誰かやってくれないか。に手を上げたのでしょう。
小回りが利くと言うより、挑戦する姿勢が素晴らしい。
初めてやる業種は、今までのノーハウだけではやれないのです。
手をあげてしまった。
誰もが手を上げたので、ついでに上げました。
そして手を初めにを挙げた人達が、「では、あなたがどうぞ」と言われて、
「ええそんな」と引っ込みがつかなくなって始められたのではないでしょうか。
どこかの番組で熱湯に入らざるを得なくなった、お人好しの人物を想像しました。
今日のテーマは、「何が嬉しい」です。
この和菓子屋さん、世界ふしぎ発見の野々村真さん、言ってみれば変人の部類です。
誰もがやらない、出せない回答に挑戦し続けています。
凡人には予測不能です。
私は、変人が歴史を作ると信じています。
お利口さんは、誰もが認め予測可能です。
きっとやってくれると期待通りの成果を出してくれます。
変人は、予測不能です。笑われることもあるでしょう。
負けないで自分を信じて、一生懸命意味不明の回答を出し続ける。
この「自分を信じて」が意味するものは、この人は「自分のものさし」を持っている方ということです。
「世の中のものさし」とは違います。素晴らしい。
では、「何が嬉しい」に戻りましょう。
私は、毎日ブログを書いています。
決して爆発はしない(読者人数が劇的に増えない)ブログです。
しかし、毎日読んでくれている方がいます。
忙しい合間を縫って、あるいは少し遅れて読んでくれています。
ノーハウものではないブログです。人気者でもありません。
酒を飲み過ぎて書けない日をのぞいて、毎日書いています。
私は、人物を描くのが好きです。
人は、全員違います。一人一人の個性に出会えます。
この方は、どんな方かなと想像を膨らませて描いています。
言ってみれば、毎回予測不能です。
その人の個性は、ぱっと見るだけでは解りません。
表情を読み取り、会話をしながら第一印象を大事にします。
感動を絵にします。毎日ひねり出すように想いを文章にします。
飽きずに読んでくれている方がいます。
「何が嬉しい」。これがとても嬉しいことなのです。
古い記事も読んでくれています。
質を落としてはいけないと、自分なりに一生懸命です。
私のブログは大いに偏っています。
お利口さんではありません。
なんで、こんなことをするの。
非効率で、報われぬことです。
毎日書くこと。
サザエさんや天声人語には遠くおよびません。
これが生きざまです。
少しですが、後押しをしてくれている人がいる。
「何が嬉しい」、これが嬉しい。
凍える手 こすりこすりて またかけた
2016年4月30日