故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。
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絵のタイトルは、「視線のその先は」です。
この方の場合、ご主人と想像しました。
似顔絵を描く時、人生がほとばしる一枚が抜けたらよいと思っています。
今日のタイトルは、「竹かご作り」です。
心配のあまり、川を覆う竹を伐りました。
竹に葛が絡まり、成長する葛の重みで川の対岸までしなっていました。
対岸まで曲がった竹が、通行の邪魔でした。
日照りが続き、雨が降ると竹は一気に水分を補給します。
若木は、耐力以上の水分を吸い上げ、吸い上げた水の重みで折れてしまいます。
折れた竹が、川の流れをせき止めます。
溜まった土に草が生えさらに土を蓄え川底を押し上げます。
結果、設計流量と山の栄養を海まで流せなくなります。
土石流が起これば、一気に氾濫します。
竹を伐りましたが、いったん耕作放棄地に運びそのままです。
山火事が心配ですから、野焼きには十分気をつけなければなりません。
大きな穴を掘り、竹や雑木を燃やした後の燃えカスは土で埋め戻します。
明日には雨が降ることを天気予報で確認してになります。
伐った雑木(竹)をどうするか。
耕作放棄地の雑木伐り、川そばの竹伐りの両方に言えることです。
雑木はキャンプ場の薪、竹炭づくりの燃料と友人宅の風呂の燃料に利用します。
竹で籠を作ることにしました。
できた籠は、娘や息子が猫ちゃんが憩う場として予約してくれました。
図書館で、竹細工の絵本を借りてきました。
農業を趣味でやっています。
貰い手がないと、できた野菜を次世代の肥やしとして畑に捨てます。
大根一本、白菜一個を消費するのに、核家族では一週間かかります。
数本(個)を送りたいので、捌ける友人にまとめて送ります。
子供たちに多めに送り、都会に住む義理の親にも食べていただきます。
畑を持たぬ友人が、都会や地域から家族で収穫し、持ち帰ります。
連鎖がない趣味は、続きません。
趣味は楽しい、さらに喜ぶ顔が見えるなら続けられます。
2024年2月6日
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絵のタイトルは、「「ぼくにちょうだい」です。
無邪気です。
昨日の帰り道、坂にたくさんの蜜柑の皮が散らかっていた。
耕作放棄地に残った蜜柑にカラスやひよが群がっていた。
鳥たちがくわえた蜜柑を高い木から落として割るのだと推測した。
賢くて、自由です。
今日のタイトルは、「負の連鎖」です。
今日は、図書館から借りた本の貸し出し期限の日です。
他の図書館から取り寄せてもらった本なので延長はしたくない。
松下洸平著、「フキサチーフ」です。
読みやすい本です。
寝不足が祟り、1分ごとにあくびが出る。
鼻水も垂れてくる。
妻が見かねて、洗濯物を干してくれと頼む。
気分が変わればと、干す。
カーテンを開けて、雨が降って干せなかった布団を廊下に広げる。
物を動かせば埃が出て来たので、掃除機をかける。
掃除機をかけたら、パジャマ変わりのジャージを着替える。
これだけでは済ませないと、ひげを剃り歯磨きをする。
数々の作業をしながら、悔いていた。
あさイチを見なければよかった。
松下洸平が出演したプレミアムトークを聞かなければよかった。
図書館で本を借りなければよかった。
もっと早く読めばよかった。
負の連鎖です。
惰眠を貪ることが叶わず、いそいそと行動する。
身体を動かせば、腸が勝手に動き排泄を促す。
気に留めなかった埃が気になる。
書けなかったブログを書こうとする。
これがいつもの暮らしの風景です。
そして、フキサチーフ(本のタイトル:画材で定着液)を半分読んだ。
もう少しで、返せる。
2024年2月3日
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絵のタイトルは、「距離感」です。
互いに若くはありません。
妻を正視するには怖すぎる。
不思議なものを見るような「距離感」こそ、共有できる空気です。
今日のタイトルは、「奥さんに興味がある(Part2)」です。
奥さんの目を見て話を聞く。
これは至難の業です。
奥様の似顔絵を見ても、「こりゃ、誰かと」と問う友人にがっかりしました。
孫が通うクラス全員の似顔絵を友人家族に見せ、孫を探してもらいました。
ジジババはだめでしたが、お父さんは一発で娘を見つけました。
友人は奥様を見ていないのです。
孫はうるさいだけなのです。
似顔絵も上手いとは言えないけど、関心が薄いとも感じました。
私も妻の話を真剣に聞いていない一人です。
妻が私の話を聞いていると思ったら、眠っています。
お互い様なのです。
ある日、テレビを消して妻の顔を見ながら話を聞きました。
話の内容はいつものことでしたが、なんとなく面白い。
聞こうとしてなかったと気づきました。
それからです。
会話が楽しくなり、ほっこりです。
2025年2月1日
2024年8月7日投稿記事「奥さんに興味がある」では、
「好きで一緒になった夫婦でも、日々の「ほっこり」がつなぎ留めます。
「ほっこり」は、何なのか。
きっと、血沸き肉躍るものなのでしょう。
身体を流れる血液が温かくなる瞬間なのでしょう。
飾らない人そのものです。」
(記事より抜粋)
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絵のタイトルは、「としでっさかい」です。
妻と私のような。
どちらがどちらでしょう。
今日のタイトルは、「6000ヤードを運ぶ」です。
半日がかりで遊ぶ。
ティーの上の玉っころを打ち、はるか先の15㎝のカップに入れる。
百切達成を喜ぶのが、我がゴルフです。
ホワイトから打って、レディースをわずかに超える。
妻に先を越される。
3打目で追いつき、グリーンに近づいてからが勝負です。
昨日も楽しく回れました。
帰りの車で、妻は爆睡です。
「いつでも言って、運転代わるから」と、身体が九の字の妻が言う。
片道100Kmの運転が、楽しいドライブならと鼻を噛む私です。
寒いこの時期は、どこのゴルフ場も閑古鳥です。
値を下げたゴルフ場を渡り歩く。
今日は、8000歩だったと喜ぶ妻です。
新調した胴巻きに携帯電話を入れ、万歩計のアプリでカウントしています。
帰ったら疲労困憊です。
ゴルフに出かける前日もおとなしくし、備える私たちです。
翌日も、こりゃダメだと畑に出かけられません。
結局、3日掛かりのゴルフです。
やめられない、止まらない。
赤とんぼが、打った球に留まる。
チャックが開いたポーチから、カラスが飴玉の袋を引っ張り出す。
ボールを打とうと、眠っている虫を叩き起こす。
失敗を楽しむ、優雅な遊びです。
2025年1月29日
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絵のタイトルは、「洗い清めて」です。
国分寺跡に流れる湧水に青菜がさらされていた。
どうして描こうと思ったのかは、自分にしかわからない。
今日のタイトルは、「「だから荒野」を読了」です。
人には、清らかな部分がある。
しかし、誰(世間)に話しても信じてもらえないことが多い。
作者、桐野夏生は猛々しい。
この作家と出会ったのは、昨年であった。
私は、女性作家の小説は読まない傾向にあった。
若い人たちの歌を聞かないのと同じような理由であったと思う。
「直木賞」、「芥川賞」や「本屋大賞」を受賞した本が一目でわかる。
私が通う図書館が、そんな工夫をしていた。
自由気ままな時間ができた。
本気で学ぶ時間ともいえる。
外国人の作家が書いた翻訳小説も読まなかった。
ひたすら、目先の自分を肥やす(癒す)物ばかりを追いかけた。
暮らすことに精一杯の日々を思い起こす良いきっかけとなった。
2週間の貸し出し期限のなかで、頭の体操ができている。
川を掃除したり、他人の耕作放棄地の雑木伐りや草刈りが楽しい。
こうだったら良いなという妻の希望を叶えるために、畑を鋤くのも楽しい。
身体が動かなくなった友人を少しだけ助けるのも楽しい。
若いしで遊んどるのは我だけじゃと、同級生の散髪屋に言われた。
心に引っ掛かっていることが誰にもある。
苦悩を人に話しても理解してはもらえない。
私より少し先輩の桐野夏生さんが書く小説に、考えさせられる。
若い人たちが書く小説にも驚かされる。
海外の作家も素晴らしい。
どうして目をつむっていたかなんて、考えないことにした。
生きていることが、自分の選ぶ道です。
険し(楽し)かろうが、正直に生きている。
毎晩見る夢で後悔し、現実で補う暮らしです。
しばらく、桐野夏生さんに心酔することにした。
2024年1月27日