故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

まとまった雨

2025-03-03 06:16:13 | よもやま話

絵のタイトルは、「想いの丈」です。


今日のタイトルは、「まとまった雨」です。
「まとまった雨」は、気象予報で使う言葉と知り安堵しました。
少雨が降り続き、やがては止むであろう雨のことらしい。
春になると、雨と晴れの日が間隔短く交互にやってきます。

上京した初めての春は、週末ごとに雨が降りました。
あるいは、降り始めは夜になってからが多かったと記憶しています。
スモッグ(車の排気ガス)が原因(?)だと、勝手に思い込みました。

畑を鋤いた翌日から雨です。
なんとなく、嬉しい。(小さくガッツポーズでしょうか)
安心して休めるといった具合です。
有機肥料たっぷりの黒い土を成長遅しの玉ねぎの周りに撒きました。
この雨で、土にほどよくなじむことでしょう。

雨を受け入れられる年齢になりました。
飽きずに雨だれを見ることもありません。
上がらないかなと、空を見上げることもありません。
降れ降れってなもんです。

天気、男と女。
無関係ではないような気がします。
もっと降れ、私のいい人連れて来いー。(♪)
雨が上がれば切ない、束の間の逢瀬です。

2025年3月3日
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面白きかな

2025-03-02 06:10:57 | よもやま話

絵のタイトルは、「後押しばあちゃん」です。
パン屋を息子に継承する前から、若い人を応援し続けてきました。
笑顔と感動は、一瞬です。
歴史など無用です。


困り物 汗のひと手間 宝物

雑木を伐り倒し乾燥したものに、伐ったばかりの生木を追加しながら焼いた。
火の粉が燃え上がらない工夫です。
穴を掘り、土手を作り、燃え尽きるまで付きっ切りです。
土をかけ、周りに水を十分かけて焚火は終わります。
2週間寝かせ、消し炭を掘り出しました。
畑に播き、土に鋤きこみました。

今日のタイトルは、「面白きかな」です。
早春に落ち葉と、鶏糞と台所で出た乾燥ゴミ(コンポスト)を畑に鋤きこみました。
炭は、微生物の格好の隠れ場所になると聞いた。

夏、川をきれいにしようと、川底の腐葉土を土手にあげた。
畑の片隅に、トタンで囲った腐葉土置き場を作った。
冬、川底の腐葉土は、ふかふかの土に変わった。

妻が、ちんまい玉ねぎの追い肥料に使った。
黒々の土に玉ねぎの苗が可愛い。
梅雨までに、どれだけ回復できるか楽しみです。

雑木も川底の腐葉土(木が生え、川底を浅くする)も困りものです。
困るものを欲しがる場所に移してやる。
ひと手間と変化が楽しい。
土混じりの消し炭を一輪車に載せて運ぶ。
カンリ機(耕運機)で鋤きこむ。
半日で、畑はふかふかです。
私は汗をかき、ご飯が美味しい。
「面白きかな」

2025年3月2日
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ささやかな幸せ

2025-02-27 07:24:33 | よもやま話

できたのよ。
まさか、子供が?
そうではありません。
我が家の畑で育てたキャベツです。


今日のタイトルは、「ささやかな幸せ」です。
食品スーパーでキャベツ一個が600円、白菜一玉が800円です。
我が家でもやっとキャベツが巻きました。
固い、重いキャベツです。
5個できたうちの初めの一個です。
キャベツに挑戦して7年目です。
鋤きこんだ有機肥料がやっと効いたのでしょうか。
今年は蝶や虫も少なかった。
鳥たちに突かれないよう、網をかけました。

キャベツを思う存分食べる。
寒い日が続き、さぞ甘くなっていることでしょう。
お好み焼きの生地の上に、これでもかと盛ります。
押さえない。
キャベツともやしのが蒸されて、甘くなる。
キャベツの間に揚げ玉(イカ入り)を、右手一杯つかんで挟みます。

昨年9月に植えた白菜は、猛暑で枯れました。
植え足した白菜は、横に広がるばかりで巻こうとしません。
仕方ないから、藁でしばりました。
いただく前に、花が咲きそうです。

大根一本を食べきるのに一週間かかります。
鍋料理に入れるような白菜は採れませんでした。
広がった白菜の葉を集め、蒸し焼きでいただきます。

2025年2月27日
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「こうでなかったら」を検証

2025-02-26 06:26:29 | よもやま話

絵のタイトルは、「夢は夜開く」です。
へたくそな絵です。
きっと、ナスが花を開く風情を描きたかったのでしょう。
赤子がすやすやと寝ている。
私たちも寝ている。
どちらも、懸命に生きようと息をしている。


夢の多くは、組み合わせの妙です。
年代を超えた、会うはずもない人々が夢に現れる。
あってはならない事故のようなハプニングの夢です。
今日のタイトルは、「「こうでなかったら」を検証」します。

多くの人々と会い交流する。
出会いと別れの連続です。
時期が熟し、ある人と人生を共に歩き始める。
決断ができなかった。
会うのが早すぎた、そして遅すぎた。
別れであり、道ならぬ恋です。
結婚もゴールではなかった。

大学に受からなかったら働いていたと、一発勝負の国立大受験に成功した。
この人に会わなかったら、人生が変わっていたかもしれない。
これは、今の人生を肯定する人々の想いかもしれません。

これしかなかった。
詐欺に遭い借金をする。
借金を返すために、しゃにむに働いた。
普通プラスオンのため努力をするうちに、20年が過ぎていた。
早く楽になりたいと、ギャンブルに手を出した。
人をだます側にいつしか舵を切っていた。
そして、さらに20年が過ぎた。
これが、普通の暮らしとなった。
なんのために生きて来た。
後悔ばかりの人生です。

「こうでなかったら」のもう一つの人生を生きることはできません。
もう一つの人生は、夢が多い幸せがいっぱいの妄想で作るでっち上げでしょう。
多かれ少なかれ、騙しだまされ生きている。
ある時は、自分にさえ嘘をつく。
押さえられない想いの自分と向き合ってきた結果が今です。
仮定の話(もう一つの人生)はバラ色だが透明と思うしかない。

色がある熱がある今を大切に生きたい。
だって、生かされている。
仮想の世界(もう一つの人生)に憧れることはやめて、
自分ができることを、楚々とやるしかありません。
(大谷語録みたいです)
ちいさな幸せを感じることから始めましょう。
今からでも遅くない。
未来は、自分で作れるはずです。

2025年2月26日
(あとがき)
爺っちゃんの世迷言です。
やらかしたことは、今はもう笑い話です。
30代までは、金を追うな。
自分のやりたいことをやってみろ。
40代になったら、これしかないと頑張った。
肯定も否定もしない。
これしかなかった。
(筆者)
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渡りの杜氏

2025-02-24 18:07:10 | よもやま話

絵のタイトルは、「いちゃりばちょーでぇー」です。
どこでなにがあるかわからぬ世の中です。
たまには、嬉しい出会いがあるのです。


私のメールに「○○さんですか?間違っていたらごめんなさい」と知らない人からあった。
女性名を匂わすアカウントだったので、こりゃロマンス詐欺かもしれない。
返信せずにいたら、もう一度来た。
個人を特定するキーワードが入っていたので返信した。

今日のタイトルは、「渡りの杜氏」です。
関西から始まり、東北の酒蔵に杜氏で来て、私たちがやるカフェで出会った。
広島風お好み焼きが好きだった。
彼らが仕込む酒(商標登録済)を飲ませてもらった。
地域の米(一般米)を辻にあるコイン精米所で搗いて、酒米としていた。
歩留まり90%の酒米です。
不味いに違いないと試飲したが、雑味があるものの案外美味しかった。

彼ら(杜氏夫婦)が、北陸で酒蔵を継承すると言うではないか。
やっと、酒造りの手伝いから、自分たちのブランドを仕込むまでになった。
10年以上の「渡りの杜氏」です。

やっと貯めたお金を、車道楽の旦那が使い込むと泣いていた。
仕込みがない晩春から夏にかけては、アルバイトで食いつないだ。
カフェに一人で来られて、悩みを聞かせていただいた。
私たちは聞くだけでなんにも応援してあげられなかった。
彼らのブランド酒を5升買うのがせいぜいでした。

よかった。
と、返信した。

2025年2月24日
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