今日のテーマは、「答えにくいことを聞く」です。
嵐の解散インタビューで、記者が聞いた「無責任では」の質問。
47年前のあさま山荘事件前に捕まった方が、事件後拘置所で反省したと伝えた。
池上彰は、その方に事件前は「思考停止」だったのかと聞いた。
二つの質問は、その場の空気からはとても聞きにくい質問でした。
外国の記者は、答えに窮する質問をインタビューで敢えて用意するのだそうです。
プロフェッショナルは、どんなことだってシミュレーションしている。
事故が起きたって、想定外だったと自己弁護につながる発言はしない。
例え、想定外であったとしても、起こってしまった真実に、
関係者として真摯に向き合うものです。
日頃が試される瞬間です。
日頃何をし、何を考えているかが、咄嗟の答えとなる。
お姉ちゃんを助けたかった。(そう言ったと記憶している)
ビートたけしは、そう言った。
そして、しばしの間干された。
傷口に塩を摺りこむ。
そんなことは当然のことです。
それに耐えてこそ本物です。
タイガーウッズのセックス依存症。
誰も恥部は抱えている。
無一文になっても、次から次に現れる女たちの証言に応えてスランプに陥った。
タイガーウッズの復活を皆が称賛した。
あなたのスーパーショットに酔いしれた人たちは、決して忘れてはいなかった。
人生いろいろ。
島倉千代子が歌うから、真実味が増し歌詞に心が宿る。
誰にも葬り去りたい過去がある。
嘘偽りになしに生きていけたら、どんなに素晴らしいだろう。
果樹は、傷んだ果実や枝を懸命に修復しようとする。
樹木医は、その力を生かして助けるだけ。
傷んだ果実ほど甘くなる所以です。
逃げるな浮気者たち。
自分も含めて、もてているんじゃないかと一瞬の気の迷いが真実です。
賢い妻たちは、傷口に事あるごとに塩を摺りこむ。
妻に時効はないのです。
答えにくい質問があったから、本当の気持ちを伝えられた。
櫻井翔はそう言った。
答えにくい質問を探すことだけでも労力をかけなければならない。
敢えてぶつけるのは、さらに勇気がいる。
売られた喧嘩は買って出る。
痛みに耐えてこそ、人に優しくなれる。
そんな風に生きたい。
蛍来い 言われなくても 乱舞する
2019年1月31日