故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。
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この方にも良いことがありますように。
今日のタイトルは、「今年一年」です。
私にとっては、大きな一年でした。
田舎暮らしを始めて、二年目を迎えました。
地域おこしをしようと、カフェを始めました。
夢中でやって、気づいたら年の瀬でした。
昼は、コーヒー・紅茶とパン・ケーキ、お好み焼きとピザを売っています。
来られたお客様は、1-2時間ゆったりと過ごしていかれます。
夜は、一組だけの予約を取りレンタルルームをやっています。
飲み物も食べ物も持ち込み可能で始めました。
だんだんと、予約のお客さんが増えてきました。
SNSは敢えてやらないで、口コミで広がっています。
この地に来て、自宅に招待されてよく飲みました。
地域の方は、料理がとても上手です。
食べ物を売るのは無理だろうと感じていました。
ところが、この頃は料理をお任せで頼まれます。
家庭料理に毛が生えたようなものから始めました。
旬の野菜を取り入れ、料理のレパートリーを日々増やしています。
会社勤めを終えて、集まるのが予約客です。
一組だけの予約客は、自分たちだけの空間を楽しんでいかれます。
料理を用意する暇はありません。片づけも必要ありません。
できるだけ安く美味しい料理を心がけています。
予約客のメンバー構成にあわせて、料理を考え量も調整します。
合間に似顔絵を描き、地域の行事のお手伝いをします。
都会や外国を結ぶ活動をしています。
B級品の果物を農家からいただき、
パイやジャムにして、店に来られたお客さんに配っています。
一釜分焼いたパンのうち、残る時もあり近所に配っています。
お返しにいただいた栗、野菜や果物をパンに入れています。
美味しいものを届けたい、報せたいと考えています。
経費を抑えるため、スーパーマーケットから購入していたのを、
可能な限り、卸に切り替え工場から直接購入にしました。
電球はLEDにし、ガスは業務契約にして、省エネにも取り組んでいます。
蔵は、年中一定温度で光熱費は助かっています。
畑を借りて、自分たちが育てた野菜を食材にしています。
一年が過ぎました。
反省するところも多くあります。
私達は素人ゆえ柔軟です。お客様の意見をどんどん取り入れていきます。
経営は楽ではありません。工夫も足りません。
優雅な老後は吹き飛んで、妻に苦労をかけています。
これが、仕事です。
プロジェクトエンジニアーとしての仕事です。
やってよかったと思います。
来年は、さらに回る田舎にしたいと考えています。
今年一年、ブログに付き合ってくださってありがとうございました。
サービスを 回せ回れよ 潤いに
2017年12月31日
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良い面構えです。
まだ、ちょっぴり恥ずかしさも残っています。
今日のテーマは、「休み前の準備」です。
正月前の準備は、これからです。
店をやる辛さでしょうか。
まずは、カフェの準備が優先されます。
昨夜は、遅くまで今日出す料理の準備に追われました。
お盆と正月は特別です。
皆が集まる。帰って来る。
いつもの帰省ラッシュのニュースを見ます。
それほど楽しみなことです。
今年は、二人だけの正月になりそうです。
年賀状を書いて過ごしそうです。
時間なし ルーチンワーク はずせない
2017年12月30日
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なかなかの男前です。
何かを一生懸命見ています。
どんな人になるんでしょう。
本文とは関係ありません。
今日のタイトルは、「若者の再生」です。
敢えてプロジェクトエンジニアーのカテゴリーに入れます。
広島に、若い人に無償でご飯を食べさせるおかあちゃんがいます。
「腹が空いとるけん、この子らは悪さをする」と
今日も若者が好きなご飯を作り続けています。
お腹が満たされた若者は、外に出てまた悪さをします。
そしてまた帰って来る。
あったことを、心の闇を満腹になると共に吐き出していく。
単純明快です。
若者は飢えている。
愛情に、情報に飢えている。
それは、突き詰めれば空腹なのです。
腹が満てるほど、幸せになる。
広島では、「みてる」という言葉は、「なくなる」ことを意味する。
「しごうする」とは、けんかでしばくこと、魚をおろすことの意味である。
脱線したので、話を戻します。
「若者の再生」がテーマでした。
ドロップアウトした若者をなんとかしてやりたいと頼まれました。
ドロップアウトするのは、若者だけではありませんよ。
同一価値観の中で競争すると、どうしても落ちこぼれが出るのは必定。
勉強が出来ない子が、出来る子に教えてもらう。
逆に、勉強ができない子が、出来る子にかけっこを教える。
中学の同窓会でのこと。
いつも寡黙で、喧嘩ばかりしている奴がいました。
卒業して何十年も経った同窓会で、
私は、彼に感謝の言葉を言った。
あんたがいたから、他のクラスの強い奴からちょっかいを出されんかった。
ありがとう。
彼は、きょとんとしていた。それ以来友人になった。
それだけではなく、彼は潔かったからでもある。
川を流れる船でのこと。
ここで、魚が獲れたと、船の縁に印をつける。
流れる川で、船に印をつけても意味がないこと。
こんなことを大人は言います。
自分で刻んだ印を話しても、今や受けない時代錯誤となります。
普遍の価値観。
ゴミも仕訳ければ、資源になる。
オンリーワン。
あんただけにしかできぬこと。こんなことがあるはずです。
まずは空腹を満たすことから始めるか。
じゅわじゅわと あふれる愛は 時として
2017年12月29日
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/03/7490b0881c518a93918033d9cec90c5a.jpg)
若いのに、目力のある表情をしています。
何かを一生懸命見ています。
何が見えて、発見につながったんでしょう。
今日のタイトルは、「毎日が収穫(Part2)」です。
2017年3月28日投稿記事「毎日が収穫」では、
何かを成し遂げたことよりも、目的のためにどれだけ努力し続けたかが問われる。
と書いています。
カフェ開店10日前の記事です。
きっと切羽詰まっていたし、意気込んでいたことでしょう。
1mmでも成長するんだと、毎日自分に言い聞かせています。
こんなことを冒頭に書くものだから、次に展開しにくくなります。
年齢を重ねるごとに、毎日が収穫と実感できにくくなります。
昨日も同じことをやった。きっと、明日も同じだろうと予測する。
しかし、不安はつきまとう。
この不安はなんだろう。
自分の健康不安、周りで起こる不幸でもない。
それは起こるべくして起こるもの。避けようがない。
私の不安は、これで良しとする自分のことです。
広報に投稿する記事で、「過去形を現在形になおしたら」と
妻にアドバイスをもらいました。
なるほど、文章が活気づきました。今が動いている感じです。
日々頑なになっていく。
より一層過去にこだわる。
付き合う巾をさらに狭くする。
このことです。
体力的にも、金銭的にも収束に向かっていることは事実です。
無担保で金を貸してもらえるほど、甘くはない年齢です。
きっと、目的意識の欠落があるのでしょう。
そんな甘いものを日々剥がしています。あきらめ癖がついてきました。
60歳で再婚しました。
そんなことで良いのですか。
それじゃ、あんまりではないですか。
塀の向こうに落ちたとしても、楽しみを見つける自信があった。
これでは、すでに塀の中に自分を押し込めようとしているだけです。
どうすれば、柔軟でいられるのか。
努力しても、できないと、挑戦し続けます。
足らぬことを知り、足りている幸福に気づくことです。
頭だけで考えることを止めることです。身体を動かすことです。
脳は、楽なことばかりやれと命令します。
今日やろうとしたことをするだけです。
それでよい。
闇のよな 明日を心配 馬鹿げてる
2017年12月28日
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/8c/f49b633f78337edcadc90f10d39dc7a5.jpg)
なんとも温かい表情です。
周りを和ませる人なんでしょう。
物音が消えました。
雪見障子ごしに外を見ています。
植木の葉っぱの上に綿帽子です。
今日のテーマは、「しんしんと雪が降る」です。
瀬戸内海で育ったものにとっては、未だに慣れない風景です。
札幌でも雪は経験しました。
阿蘇外輪山に降る雪は、尖ってほほに刺さりました。
生活に追われていた分、記憶としては乏しいようです。
原風景は、幼いころ頃の記憶です。
朝晩凪になる夏、鏡のような海になります。
島の上の入道雲に、渡り船が作る一筋のあと。
蝉が朝からやかましく鳴いています。
幼い私は、今日は何をして遊ぼうかと考えていました。
いつもより明るい朝です。
昨日でなくてよかったと二人で話しています。
昨日は、妻とゴルフに行きました。
雪を見たせいか、二人とも動こうとしません。
お腹が空いてきましたが、動こうとしません。
きっと、怖気づいているのです。
お腹の音がなっただろうと、妻を促しますが動きません。
さらに真っ白になっていきます。
なったのは私のお腹でした。
動くことにします。
窓に露 真白き庭を 風揺する
2017年12月27日