故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

ささやかな幸せ

2025-02-27 07:24:33 | よもやま話

できたのよ。
まさか、子供が?
そうではありません。
我が家の畑で育てたキャベツです。


今日のタイトルは、「ささやかな幸せ」です。
食品スーパーでキャベツ一個が600円、白菜一玉が800円です。
我が家でもやっとキャベツが巻きました。
固い、重いキャベツです。
5個できたうちの初めの一個です。
キャベツに挑戦して7年目です。
鋤きこんだ有機肥料がやっと効いたのでしょうか。
今年は蝶や虫も少なかった。
鳥たちに突かれないよう、網をかけました。

キャベツを思う存分食べる。
寒い日が続き、さぞ甘くなっていることでしょう。
お好み焼きの生地の上に、これでもかと盛ります。
押さえない。
キャベツともやしのが蒸されて、甘くなる。
キャベツの間に揚げ玉(イカ入り)を、右手一杯つかんで挟みます。

昨年9月に植えた白菜は、猛暑で枯れました。
植え足した白菜は、横に広がるばかりで巻こうとしません。
仕方ないから、藁でしばりました。
いただく前に、花が咲きそうです。

大根一本を食べきるのに一週間かかります。
鍋料理に入れるような白菜は採れませんでした。
広がった白菜の葉を集め、蒸し焼きでいただきます。

2025年2月27日
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「こうでなかったら」を検証

2025-02-26 06:26:29 | よもやま話

絵のタイトルは、「夢は夜開く」です。
へたくそな絵です。
きっと、ナスが花を開く風情を描きたかったのでしょう。
赤子がすやすやと寝ている。
私たちも寝ている。
どちらも、懸命に生きようと息をしている。


夢の多くは、組み合わせの妙です。
年代を超えた、会うはずもない人々が夢に現れる。
あってはならない事故のようなハプニングの夢です。
今日のタイトルは、「「こうでなかったら」を検証」します。

多くの人々と会い交流する。
出会いと別れの連続です。
時期が熟し、ある人と人生を共に歩き始める。
決断ができなかった。
会うのが早すぎた、そして遅すぎた。
別れであり、道ならぬ恋です。
結婚もゴールではなかった。

大学に受からなかったら働いていたと、一発勝負の国立大受験に成功した。
この人に会わなかったら、人生が変わっていたかもしれない。
これは、今の人生を肯定する人々の想いかもしれません。

これしかなかった。
詐欺に遭い借金をする。
借金を返すために、しゃにむに働いた。
普通プラスオンのため努力をするうちに、20年が過ぎていた。
早く楽になりたいと、ギャンブルに手を出した。
人をだます側にいつしか舵を切っていた。
そして、さらに20年が過ぎた。
これが、普通の暮らしとなった。
なんのために生きて来た。
後悔ばかりの人生です。

「こうでなかったら」のもう一つの人生を生きることはできません。
もう一つの人生は、夢が多い幸せがいっぱいの妄想で作るでっち上げでしょう。
多かれ少なかれ、騙しだまされ生きている。
ある時は、自分にさえ嘘をつく。
押さえられない想いの自分と向き合ってきた結果が今です。
仮定の話(もう一つの人生)はバラ色だが透明と思うしかない。

色がある熱がある今を大切に生きたい。
だって、生かされている。
仮想の世界(もう一つの人生)に憧れることはやめて、
自分ができることを、楚々とやるしかありません。
(大谷語録みたいです)
ちいさな幸せを感じることから始めましょう。
今からでも遅くない。
未来は、自分で作れるはずです。

2025年2月26日
(あとがき)
爺っちゃんの世迷言です。
やらかしたことは、今はもう笑い話です。
30代までは、金を追うな。
自分のやりたいことをやってみろ。
40代になったら、これしかないと頑張った。
肯定も否定もしない。
これしかなかった。
(筆者)
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渡りの杜氏

2025-02-24 18:07:10 | よもやま話

絵のタイトルは、「いちゃりばちょーでぇー」です。
どこでなにがあるかわからぬ世の中です。
たまには、嬉しい出会いがあるのです。


私のメールに「○○さんですか?間違っていたらごめんなさい」と知らない人からあった。
女性名を匂わすアカウントだったので、こりゃロマンス詐欺かもしれない。
返信せずにいたら、もう一度来た。
個人を特定するキーワードが入っていたので返信した。

今日のタイトルは、「渡りの杜氏」です。
関西から始まり、東北の酒蔵に杜氏で来て、私たちがやるカフェで出会った。
広島風お好み焼きが好きだった。
彼らが仕込む酒(商標登録済)を飲ませてもらった。
地域の米(一般米)を辻にあるコイン精米所で搗いて、酒米としていた。
歩留まり90%の酒米です。
不味いに違いないと試飲したが、雑味があるものの案外美味しかった。

彼ら(杜氏夫婦)が、北陸で酒蔵を継承すると言うではないか。
やっと、酒造りの手伝いから、自分たちのブランドを仕込むまでになった。
10年以上の「渡りの杜氏」です。

やっと貯めたお金を、車道楽の旦那が使い込むと泣いていた。
仕込みがない晩春から夏にかけては、アルバイトで食いつないだ。
カフェに一人で来られて、悩みを聞かせていただいた。
私たちは聞くだけでなんにも応援してあげられなかった。
彼らのブランド酒を5升買うのがせいぜいでした。

よかった。
と、返信した。

2025年2月24日
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3日目からは惰性

2025-02-23 11:12:07 | よもやま話

絵のタイトルは、’’Daffofil’’です。
畑のあちこちに自生する水仙です。
草を刈り取る手が止まる。
持ち帰り玄関や床の間に飾り、家にも早春が映える。


目覚めて時計を見ると、2時半でした。
トイレを我慢し、まどろんでいました。
一時間ごとに目覚めるも、ぐずぐずして6時になりました。
意を決し、寝床から出ました。

今日のタイトルは、「3日目からは惰性」です。
1反歩の畑を鋤くのに2日間かかりました。
カンリ機(耕運機)で鋤くだけで疲れました。
正転で鋤くと、土が固くカンリ機が暴走します。
逆転で鋤くと、カンリ機を押さなければなりません。

柿の木畑が5畝(5/10反)あります。
紅八朔の畑が7畝(7/10反)あります。
去年から草刈りを休んでいる畑です。
往復で一時間(20Km)を軽トラで行ったり来たりです。
ゴルフに行くのに片道100Kmを喜んで運転します。
それを考えれば、ガソリンと労力は惜しくない。
草刈りを放置する理由にはなりません。

恐る恐る出かけてみると、案の定紅八朔は枯草に覆われていました。
枯草を剥がしとり剪定するのに、3日間かかりました。
柿の木畑の草はそれほどでもなかったので、また今度です。

今日は休みにしました。
洗濯を始めました。
干す前後に、掃除をします。
家の中の衣服についてきた草を掃除します。
洗濯した衣服から落ちる草を掃きとります。
洗濯機のごみ取りにぎっしり埃と草が詰まっています。
枯草のほとんどが種を付けており、衣服にまといつきます。
家中に潜り込んだ種を取り切らないと、チクチクと寝にくいのです。

今冬最後で最強の寒波です。
草刈り前に七輪に火を熾します。
筋肉を躍動させると、焙った餅や干し芋が旨い。
すする紅茶やコーヒーが疲れを癒してくれます。
きれいになった畑に野鳥が飛来し、掘り起こした虫やこぼれた種を拾います。
家に籠るより、外が楽しい。
耕作放棄地とささやかな格闘の毎日です。

2025年2月23日
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左褄

2025-02-22 05:27:07 | よもやま話

絵のタイトルは、「興味津々、まさに無邪気」です。
未だに謎多し。


今日のタイトルは、「左褄」です。
あんたは、私と一緒になってよかったね。
「甘えられて」と私が言うと、
あなたが「私を甘やかしているのよ」と妻が言う。
「大好きだよ」と言うと、
「聞き飽きた」と返す。

左褄(ひだりづま)は芸者の誇りです。
左から手を入れても、右合わせの長じゅばんが防御する。
わかったような、分らぬような。
歌手笹みどりさんの「下町育ち」の歌詞に「左褄」が出てきます。
生涯初の言葉「左褄」の意味や使われ方をネットで調べた次第です。

昭和46年ごろのヒット曲を往年の女性歌手が、今のお姿で披露されていました。
安倍理津子さんや伊藤咲子さんが出演されていました。
懐かしい話を女性歌手の皆様が披露されていました。
司会者は第二次性徴期を迎え、夏木マリさんにお世話になったとのこと。
その司会者が笹さんはいかがですかと振ると、
みどりさんはにこやかに、「忘れました」の一言。
大笑いです。

「聞き飽きた」に毒気を抜かれる日々です。
玉ねぎを飽きずに剥いた第二次性徴期が懐かしい。

2025年2月22日
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