故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。
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トップバッターはこの子です。
タイトルは、「幸あれ」です。
誰もが、名を言い当てました。
幼いのかなと描いたのですが、似顔絵を渡した時の表情は大人でした。
似顔絵に集中した約10日間。
楽しくてしかたがなかった。
まさに、「みんなちがって、みんないい」でした。
皆の似顔絵のコピーをパネルにして、一日だけ置いてきた。
翌日回収に行くと、担任の女先生から子供たちの感謝状(25人分)をもらった。
女先生は、いくぶん化粧をしていた。
今日のタイトルは、「魅力」です。
この子の特徴(よいところ)はどこかと始まります。
眼であったり、口元や鼻だったりします。
そこから描き始めるので、顔は画面(はがき)に収まらない。
全部の子に共通するのは、「ほっぺたがふっくらしてる」でした。
表情が豊かである。
また、自分らしさを前面に出しているように見えた。
挑戦する気持ちを盛り上げてくれました。
数多の恋をした。
想像を掻き立てる女性たちでした。
「おまえ、馬鹿だね」と友人になった。
案外だったと思うことはなかった。
自分の心眼が狂っていただけだと、自省した。
絵手紙は、写真と違う。
経験豊かな女性なら、しわの2-3本はサービスでとる。
眼鏡をした女性なら、はずして描く。
旦那が慌てる。
親から引き継いだ顔で生きていく。
その人らしさが、しわになり表情となる。
これが、何とも言い難い「魅力」となる。
「魅力」とは、生きざまそのものです。
私は、生きざまを写し取りたいと、挑戦する。
2021年7月22日
魅力とは、
人の心を引きつける力。
(広辞苑より)
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絵のタイトルは、「じゃがいも行進」です。
妻の作品です。
今日のタイトルは、「みんなちがって、みんないい」です。
小学生の似顔絵25枚+先生を完成しました。
寝ても覚めても気になっていました。
ほっとして、今朝はのんびりしています。
妻もいない。
不自由ですが、なにをしてもよい。
小学4年生は、もう大人の入り口でした。.
この子たちは、個性的でした。
自分でも気づいていない魅力を引き出すのが、私の役目です。
久しぶりにワクワクしました。
皺がない分、濃淡でボリュームを出さなければなりませんでした。
また一つ手法を取得したような気分になりました。
「みんなちがって、みんないい」と言ってあげたい。
それは、大人の柔らかい心根のような気がします。
黙って見守る大人に少しはなれていればよいのですが。
2021年7月20日
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絵のタイトルは、「おいしい」です。
暑い中、ここまで辿り着きました。
いただいた飴の何と美味しいこと。
見てくれる 私それだけ どきどきよ
今日のタイトルは、「あと5枚」です。
25人+先生が課題です。
小学生の景観学習があったのは、6月14日のことでした。
余裕のよっちゃんのはずでしたが、締め切りまで2日を残してまだ仕上がっておりません。
いつものことながら苦しんでいます。
さすが小学生。
しわもないきれいな肌です。
どの子も自分の成長に気づいていない。
似顔絵描きの醍醐味は、発見です。
その人も気づいていない美しい姿を絵にできる。
写真もよいのですが、感動を表現するためのひと手間が楽しい。
ああでもない、こうでもない。
20枚描いても満足な出来は一つもない。
それも仕方がない。
じっちゃんも成長しています。
ごめんね。
次は頑張るから。
さあ、朝餉を作り食べて追い込みです。
2021年7月18日
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絵のタイトルは、「頑張った、よく頑張った」です。
木枯らしに吹きさらされ、霜で根が浮き、春の雪の下になり、もうだめかと思ったひ弱な春菊でした。
寒い間に根を張って、春には見事に葉を伸ばしました。
こうありたい。
今日のタイトルは、「独身者諸君」です。
甥姪の面倒をよく見る。
すり寄ってくる野良猫に餌をやる。
こうなったら、結婚はおろか子持ちになることも遠のくなるばかりです。
疑似体験ではいかんのです。
妻が広島に行って、はや10日足らず。
朝餉はよいとしても、夕飯も作ることになった。
面倒だなと、缶詰や総菜を買ってきた。
3日で飽きた。
腹が減るのは仕方がないこと。
洗濯もしなけりゃならないし、畳んで納めなけりゃならない。
かかれば、どれも短時間にできることです。
ところが、面倒くさい。
男だけでなく、女だって同じです。
カップラーメンで済まし、単身者向けの総菜を利用するでしょう。
1週間に一度の洗濯になり、吊るした洗濯物から取るようになる。
これではいかんのです。
独身者諸君。
一人で暮らそうが、二人だろうがやることは一緒です。
無精になると、まずゴミが溜まります。
次に、冷蔵庫の中のものが腐ります。
そして、だんだん身体が臭くなります。
負のスパイラルから抜けられない。
去る者は追わず、来るものは拒まず。
何時だって準備をしておきましょう。
パートナーを亡くしてからでは遅いのです。
妻がいない今がチャンスです。
頑張ろう。
2021年7月17日
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絵のタイトルは、「やることがいっぱい」です。
墓地の小堂を訪ねた時、そう言われてるように感じました。
草いきれ 猛者のかげろう 送り人
今日のタイトルは、「送られる番になった」です。
妻は、お母さん危篤の報を受け慌てて広島へ行った。
ワクチンを接種するために一度戻り、また行った。
危篤から11日目に逝かれた。
覚悟と準備をさせていただいた。
長患いもされなかった。
実に、「子孝行」の大往生である。
私達の帰郷計画は、間に合わなかった。
近くにいれば、毎日でも訪ねられる。
親孝行したくても、そこに親はいない。
日々の生活の中で、ふと立ち止まるような想いである。
生きてる限り用事があり、追いかける。
そんな毎日でも、友人たちと話せば笑うこともある。
いよいよ、送られる番になった。
先人たちの生きざまに習い、最期まで頑張ろう。
2021年7月16日