🌸🌸子どものユーモア🌸🌸
先日、関西大学教授で日本笑い学会会長の森下信也さんによる「笑い」についての話を編集しました。
森下さんいわく、ちょっと考える力が必要な笑いを「ユーモア」というそうです。
普通から少しずれた言動を脳が
「おかしい」と感じ、
思わずクスッっとしてしまう笑いです。
例えば、子供の話す ふとした言葉にそのような おかしさを感じることがあります。
朝日新聞の「あのね」というコラムは、2歳から8歳くらいの子供の面白い言葉が寄せられるコーナーで、
これまでの投稿をまとめた本も出ています。
森下さんの話の中でも、「あのね」の夏休み特集からいくつか紹介されていました。
日常会話の中で生まれた
かわいい つぶやきをどうぞ。
・ママのお口の中をのぞいたら、銀色の歯があった。
「お母さんお星さまを食べちゃったの?!」(2歳の女の子)
・イチゴにかける練乳の名前が思い浮かばない。
「ママ、あれちょうだい。…イチゴのしょうゆ」(3歳の女の子)
・ママに「大事なものはちゃんとしまっておきなさい」と言われて。
「ママはどこにしまえばいいの? 」(4歳の男の子)
・出張続きで、なかなか帰ってこられないパパに。
「もうお父さん、お仕事やめて!
お金はスーパーで買ってきて!」
(4歳の男の子)
・バイキングに行った。「おなかと相談して食べられる分だけ取ってくること」とママ。
でも、ついつい取りすぎてもう食べられない。
ママを見つめて「おなかがうそついたみたい… 」(6歳の男の子)
感じたままをまっすぐな言葉で投げかけていて、
読んでいると、こちらまで素直な気持ちになります。
「子供は詩人であり、科学者であり、哲学者だ」
という人もいるようですが、確かに発想が天才的ですね。
「子供のユーモアの賞味期限は大体小学生までで、
とっくに賞味期限が切れちゃった大人がそれを見て楽しむんです」
と森下さん。
こういったユーモアに多く触れることで、
よく笑うための、やわらかい頭が作られていくそうです。
子供ならではの自由な発想に触れながら、
同じように自分の子供時代を振り返ってみるのも面白そうです。
(「みやざき中央新聞」野中さんより)
先日、関西大学教授で日本笑い学会会長の森下信也さんによる「笑い」についての話を編集しました。
森下さんいわく、ちょっと考える力が必要な笑いを「ユーモア」というそうです。
普通から少しずれた言動を脳が
「おかしい」と感じ、
思わずクスッっとしてしまう笑いです。
例えば、子供の話す ふとした言葉にそのような おかしさを感じることがあります。
朝日新聞の「あのね」というコラムは、2歳から8歳くらいの子供の面白い言葉が寄せられるコーナーで、
これまでの投稿をまとめた本も出ています。
森下さんの話の中でも、「あのね」の夏休み特集からいくつか紹介されていました。
日常会話の中で生まれた
かわいい つぶやきをどうぞ。
・ママのお口の中をのぞいたら、銀色の歯があった。
「お母さんお星さまを食べちゃったの?!」(2歳の女の子)
・イチゴにかける練乳の名前が思い浮かばない。
「ママ、あれちょうだい。…イチゴのしょうゆ」(3歳の女の子)
・ママに「大事なものはちゃんとしまっておきなさい」と言われて。
「ママはどこにしまえばいいの? 」(4歳の男の子)
・出張続きで、なかなか帰ってこられないパパに。
「もうお父さん、お仕事やめて!
お金はスーパーで買ってきて!」
(4歳の男の子)
・バイキングに行った。「おなかと相談して食べられる分だけ取ってくること」とママ。
でも、ついつい取りすぎてもう食べられない。
ママを見つめて「おなかがうそついたみたい… 」(6歳の男の子)
感じたままをまっすぐな言葉で投げかけていて、
読んでいると、こちらまで素直な気持ちになります。
「子供は詩人であり、科学者であり、哲学者だ」
という人もいるようですが、確かに発想が天才的ですね。
「子供のユーモアの賞味期限は大体小学生までで、
とっくに賞味期限が切れちゃった大人がそれを見て楽しむんです」
と森下さん。
こういったユーモアに多く触れることで、
よく笑うための、やわらかい頭が作られていくそうです。
子供ならではの自由な発想に触れながら、
同じように自分の子供時代を振り返ってみるのも面白そうです。
(「みやざき中央新聞」野中さんより)