生まれかわる

🍀🍀生まれ変わる🍀🍀


タレントの武田鉄矢🍀さんが朝のラジオ番組📻で、

教誨師（きょうかいし）・渡邉普相（わたなべふそう）さんについて語っていた。🎵

実に重たい内容だった。😵

2012年、82歳で亡くなった浄土真宗🌸の僧侶🌸・渡邉普相さんが

教誨師を受け継いだ☁️☁️のは50年以上前のことである。😄☀️

同じ宗派🌸の大先輩、篠田龍雄🍀さんから

「わしの後を継いでくれ✊」

と託された💓のがきっかけだった。🎵

教誨師とは、刑務所🏫などの矯正施設の収容者🌸に、

道徳🌸や宗教☀️、人生🍀の話をして実直🌲🌲に生きることを手助けするボランティアである。😄☀️

全国に約1,800にも入るそうだ。💕

その中でも篠田さんと普相さんは
死刑囚😵の教誨を引き受けていた。🍀

それは、死刑執行までに、宗教🌸の教えを学んでもらい、

彼らの中にある人間性🌸の目覚め👀を少しでも促して

被害者の供養🍀に代えることで、

それを更生への最後のチャンス⚡️にしようというものだ。

死刑囚😵の最後など我々は知る由もないが、

その様子を堀川惠子著「教誨師」は詳細に記している。

「自分が死んだ後なら本📖にしてもいい」

という条件🌸で、堀川さんが普相さんの体験🌸を聞き出し、まとめたものた。💕

とても印象深いエピソード🎵がある。

Sという男の死刑執行の日。☀️

担当したのは、先輩の篠田さんだった。🍀

いよいよ絞首台に向かうというとき、

Sは全身が震えて⚡️⚡️歩けなくなり、2人の刑務官に両脇を抱えられた。

Sは振り返り、篠田さんに向かって叫んだ。⚡️

「先生、私に引導渡してくれ！」

何か背中を押す言葉🍀がないと前に進めないというのである。

しかし、

浄土真宗🌸に「引導」はない。

篠田さんはSに歩み寄り、彼の両肩を鷲掴み✊✊にして言った。🎵

「Sさん、あんた、死ぬるんじゃないぞ、

生まれ変わるんだぞ！ 喝っ！！」


Sの顔から恐怖の色が消えた。☁️☁️

そして篠田さんに確認🌸するように言った。

「先生、私は死ぬんじゃなくて、

生まれ変わるんですね」

「そうだ！

あんた、先に行きなさい！

ワシもすぐ後から行くから☀️」

篠田さんの言葉🍀を聞いて、Sは、ほんの少しだけ微笑んだ。

そして、その数秒後、

光の中に消えていった。☁️☁️


「人は生まれ変わる」。

仏教🌸やヒンドゥー教🍀など東洋の宗教の教えの中に、
この「輪廻転生🔄」という思想がある。

本当に人は生まれ変われる🔄のか、その真意🍀は個々人の信心💓に譲るとして、

少なくともそう信じる💓ことで、

得体の知れない死の恐怖💀😱から人は解放☁️☁️されるのかもしれない。

さらに、

次に生まれてくるときには、

より高い精神レベル⤴️になっているというのが輪廻転生🌸である。

人間はこうして何度も🌸何度も🌸生まれ変わって、

倫理観・道徳観の高い社会を築いてきたのだ。☀️

「生まれ変わることができる」

という教えは、Sさんのような人にとっては希望🌸である。

ただ、

今はつらい人生🍀を送っている人にとっては、

1つ厄介なハードルを越えなければならない。😵

生まれ変わるためには、一度死ななければならないのだ。😵

これは、ある意味、厄介ではないか。🎵


死ななくても、生きたまま🌸生まれ変わった⚡️人たちを、
今まで何人も取材📝してきた。

アニメ「もののけ姫」の主題歌で一躍国民的スター🌟になった
歌手🎤の米良美一🌸さんも、かなりつらい過去を背負っていた。😄

自叙伝「天使の声〜生きながら生まれ変わる」には彼の波乱に満ちた半生が綴られている。🎵

人間は、生きてさえいれば、

悲しい過去を背負って🐌いても、
つらい現実に直面👀✨していても、

自分の中の無限の可能性🌸と出会うことがある。☀️

昆虫のチョウだって、幼虫🐛の頃は葉っぱ🍃の上でしか生きられなかった。

じっと殻の中に引きこもっていたサナギの時代もあった。🌸

天敵に襲われても身を守る術もなかった。😵

でも、生きてさえれば、💕

彼らは内なる力💓によって、
翼を得て、大空に羽ばたく。✈️

この「いきながら生まれか変わる🍀」状態を生物学では
「変態⚡️」と言うらしい。🎵

これは昆虫🐛だけでの話だけでなく、

人生🍀にも当てはまる。

ただ、人間がこの言葉🍀を使うと
違う意味に捉えられる。😁

これもまた厄介である。😊💕


（「みやざき中央新聞」水谷さんより）

がんが自然に消えていく、10

🌸🌸⑩「がんが自然に消えていく」🌸🌸

前述したように、がん細胞☁の最大の特徴は無限に増殖☁☁することです。😄

そして、免疫力🌸やがん抑制遺伝子🎵など、体の防衛機能🔧による抑制がききません。😵

いわば増殖のアクセル⤴が開きっぱなしになり、

ブレーキ✋がきかない状態というのが、一番わかりやすい😊たとえでしょう。

こういう状態🌸の細胞🍀はいくつかあり、

そのひとつは受精卵🍳、胎児細胞🐣です。

受精卵🍳は10月10日で約3兆個🌸に増えるわけですから、

その増殖の勢い🌀は凄まじい🌊🌊ものがあります。

ナトリウム🍀とカリウム🌸のバランスの逆転🔄も、
アクセル⤴がかかった状態ということができます。

また、エネルギー生産システムの面から言えば、

正常細胞🍀ではミトコンドリア系の呼吸（有酸素呼吸）でエネルギー⚡をつくっています。

ここにアクセル⤴がかかると、

酸素を必要としない解糖系💕の呼吸（無酸素呼吸）でエネルギー⚡をつくるようになります。😄

一方、ブレーキ✋は

p53遺伝子🌸などの、がん抑制遺伝子🌸です。

p53遺伝子🌸は、正常細胞🍀にそなわっているアポトーシス😇機能を誘導👉します。

ただアポトーシス😇は、がん細胞と同じように、

分裂・増殖にアクセル⤴がかかっている胎児細胞🐣でも行われています。🎵

がん細胞のみが、アポトーシス😇の働きを失っているのです。😵

正常細胞🍀と胎児細胞🐣では、

常にp53遺伝子🌸のスイッチが入っていて、

生命活動☀が正常に維持💓できるように細胞分裂をコントロール👍しています。🎵

ところが、

ブレーキが壊れると😵、p53遺伝子🌸のスイッチが切れ、⛅

がん細胞の細胞分裂のコントロールがきかなくなり、😵

生命活動がうまく行われなくなって

死の危険⚠に、さらさらされることになります。


このように、

アクセル⤴とブレーキ✋と言う2つの側面から考えると、

がんのメカニズム🔧について一つの仮説🌸が生まれます。

がん細胞が、どのようにできるのか？☁☁

私の考え方はこうです。👍

アクセルが壊れる最初の引き金の一つは、食生活🍙🍣🍞の乱れ💢です。

食生活🍴が原因で、がんが発症🌸する「負のスパイラル😵」という因果関係が推測☁☁されます。

強調🌸したいのは、

ナトリウム・カリウムポンプ能力✊の低下が、

細胞の低酸素やエネルギー生産システムの変化の前段階で起こっているということです。🎵

わたしは、

がんはナトリウム🍀とカリウム🌸を中心💓とした、ミネラルバランス🌈の破綻😵、

つまり、食生活🍴を中心とした生活習慣の乱れ💢から始まると考えています。😄☀

さらに、

このようにして発生した
がん（の塊）が治療🏥により一時的に寛解☁☁したとしても、

生活習慣🌸を改めないで
元通りの生活🍀を続けると、

アクセル⤴が、かかったままの状態でいることになるので、😵

がん細胞は見えないところで増殖💕を続け、

再発・移転という形で
我々の前に再度姿を現す☀ことになるのです。😄

一方、

ブレーキが壊れて、がんが発症し、悪化を辿って死に至る根本原因🌸は

ストレス⚡です。

ストレス⚡が原因で、がんが発症し、進行・悪化していく「負のスパイラル」は

p53遺伝子🌸のスイッチがオフ🔕になる流れになるでしょう。

ここで大切なことは、生活習慣🍀を改善🌸して

アクセル⤴を切っただけで、ブレーキ✋をかけなければ、

がんの増殖🌸は止まりません✋し、

逆にブレーキ✋だけをかけても、

アクセル⤴を切らないでいれば、
やはり増殖🌸は止まらないということです。😄🎵

したがって、

がんの本質☀をきちんと理解🌸した上で

次章以降で、具体的🍀にお話し🎵するセルフケア🌸を毎日実践すること、

すなわち、

食事を中心💓とした生活習慣🍀の改善🌸を進めながら
（アクセルを切りながら）

同時に心💓のケアに取り組む
（ブレーキをかける）

ことが、

目指す👍ゴール🏁である、
がん克服🌈☀にとって最も大切なことなのです。


・・・つづく・・・

（「がんが自然に消えていくセルフケア」野本篤志さんより）