🌸🌸繁栄の法則🌸🌸⑤
▪️佐藤、社長の1番の安寧は事業に関わる人たちの幸福を追求すること、
という鎌田さんの考えに私も全く同感です。
先程の「予祝」の話とも重なりますが、
会社の利益を社員に還元する事は一種の投資だと私は思っています。
北川先生は
「善意と好意は、与えっぱなし」
というお話をされますが、
社員に利益を還元するのは善意と好意に基づいた投資です。
そして、この投資は絶対に裏切られるということがありません。
私は経営者として社員相手のサービス業をしているという感覚を持っています。
社員に笑顔で出勤してもらえるような環境づくりに力を入れていて、
そのことを続けていくと経営者と社員が繋がってくるんですね。
🔹鎌田、その通りですね。
▪️佐藤、よく経営者の方が、経営者の熱意や視点、感性を社員と共有するということをおっしゃるんですが、
経営者と社員が繋がっていないと、
熱意であれ、視点である、感性であれ共有できないと私は思っています。
経営者と社員が切れていたら、社員がどれだけ苦しんでいようが、鬱になろうが経営者は何も感じません。
そういう経営者にとって社員は利益を上げる手段でしかないわけですから。
「満月の会」で北川先生が
「CS (顧客満足度)とES(社員満足度)は、まずどちらを優先すべきか」
という問い掛けられたことがありましたね。
皆が口を揃えて「社員満足度です」と答えましたが、
これを聞いていて私はメンバーの意識がとても高いと感じました。
やはり社員満足度があって初めて顧客満足度が実現できるんです。
🔺北川、そのとおりでしょうね。
それに経営者と社員が繋がることは、
商品を開発する上でも大事になってくるのではありませんか。
▪️佐藤、とても大事です。
社員は自然とお客様のことを考えるようになり、
商品に
「お客様の喜ぶ顔見たい」
「感動のある商品にしたい」
という思いがこもってきます。
私どもが開発したキッチン用品は、今広く知られるようになりましたから、
ものまねした商品が結構出回っているんですね。
だけど、そんなに売れません。
動機が違うからです。
他社の商品が売れたからといって真似をするのと、
どうやったらお客様が喜んでくれるだろうか、
使い勝手がいいだろうか、
家事が楽になるだろうか、
という思いからスタートした商品は、
やっぱり違ってきますね。
🔹鎌田、ちなみにいいアイデアはどういう時に出てくるものなのですか。
▪️佐藤、これも不思議なのですが、会社が変わってくるに従ってって、
どちらかというと地味で、今まであまり目立たなかった女性社員が
ヒット商品を考えつくようになりました。
本人に聞いてみましたら
「会社が変わっていったので、その明るい雰囲気にがんばってついていこうとした」
と言うんです。
他の経営者によくお話しするのですが、
何か問題がある社員がいたような場合、
その社員を責めるよりも、会社の雰囲気を変えるほうがいいと私は思っています。
自分が変わろうと必死になるし、
本人自身が気づかないうちに変わっていたというケースを何人も見てきました。
🔹鎌田、いま佐藤さんのお話をお聞きしながら感じていたのですが、
私も仕事柄色々な会社と関わっていて間違いなく雰囲気が大事なんですね。
雰囲気こそが、その会社のエネルギーであり、パワーそのものです。
雰囲気のいい会社は伸びるし、悪い会社は低迷していく。
で、雰囲気は何かというと、関係性なんですね。
つまり、今の時代、新しい商品が1人のアイデアから生まれることはまずなくて、
すべて関係性が触媒となって価値が生み出されているんですね。
この時代、単に
「車は走りさえすればいい」
「テレビは見られさえすればいい」
と思うお客様まずいません。
作る側はデザインや性能など、お客様との関係性において
何かいいものを生み出そうとアイデアを出しますし、
いろんな部署と協議を重ねながら新しい価値を創出していこうとします。
▪️佐藤、なるほど、私の言う繋がりと同じですね。
🔹鎌田、ところが、新しいものを生み出そうとするときに、大事な関係性を分断して、
効率性や合理性に走ってしまうわけです。
大企業も自分たちの事業部だけが売り上げを上げたらいい、という発想になりがちで、
そうなると大手電機メーカーですらもよい製品が出なくなって経営危機に陥ってしまう。
リーマン・ショック後に、法政大学の坂本光司先生と一緒に
景気が悪くても利益率の高い会社は一体何をやっているのだろう
と共同研究をしたことがあるんです。
そこで分かった共通点がありました。
経営理念を軸にした社員一人ひとりの主体性の高さと社員同士の良好な関係性です。
一緒に旅行に行くとか、運動会をやるとか、家族を呼んでパーティーを開くとか、
そうした交流も頻繁にあります。
それを知って関係性とは資本力に他ならないと痛感しましたね。
人、モノ、カネ、情報、が経営の資本だとよく言われますが、
それだけではお客様の喜ぶものは生まれないんです。
この関係性を、この共同研究では共感資本と呼んでいます。
「この人と一緒に仕事をしたい」
「このお客様のために何かしたい」
という共感力があれば、何の契約関係もないのに、
お客様が会社のために新しいお客様を紹介くださるといったように輪が広がっていく。
いまはそういう新しい経済発展の時代に入ったのではないかと感じています。
▪️佐藤、そうなると、会社をリードする経営者の立場も重要になってきますね。
🔹鎌田、ええ。それをすごくシンプルに表現すると、
1人の人間としてもそうですが、
経営者には "志" と "素直さ" が求められると思うんです。
「自分はこのために生きている」という純粋な動機を持つ人が強いし、
それを形だけでなく自分のものにしていくには努力も必要です。
そして、それを身につけるためには謙虚に学ぶ姿勢、素直に物事を見たり話を聞いたりする姿勢が欠かせません。
私には、なかなかできませんが。
▪️佐藤、私が経営者として大事だと感じることを申し上げれば、
繰り返しになりますが、人と繋がることだと思います。
「人を喜ばせよう」という思いも、
人と繋がっていないと出てきません。
『繁栄の法則』に、
「自己犠牲ができない人は、一時的に成功しても徳を失い、繁栄はなくなります。
成功した人が貧しい時を脱出し、裕福になったあとも、
自己犠牲できることが大切です」
とあって、私はこの1節が好きなのですが、
自分が少し損をしないと人とは繋がれないように思います。
北川先生は
「繁栄の基本の1つは、よいもの与えることです。
自分の持ってる10%を与えることが目安」
「損をすることを覚えていくと、対立と競争から抜け出し、
生きていくことが楽になってきます」
ともおっしゃっていますね。
🔺北川、そのことは少し補足しておかないと誤解を招くのですが、
「10パーセント与える」
というのは、言ってみたら
佐藤社長がやられている時間を掛けて真心を込める、
手間隙を掛けて嘘のないものをお届けする、
といったようなことなんです。
決して10%安売りをすることではないし、
相手に諂(へつら)うことでもない。
損するというのは、いままでしなかったサービスをする。
怠った努力をするといったことなのです。
▪️佐藤、北川先生はそうやって社員同士が繋がって和気藹藹(あいあい)としている会社のことを「戸が笑う」と表現されていますね。
その会社やお店の前を通ると、
輝きがあって、
まるで玄関が笑っているようだと。
「戸が笑う」は北川先生の造語ということですが、
『繁栄の法則』に則った企業をイメージさせる言い得て妙な表現です。
そういう社風を築いていきたいと考えているんです。
それから、先ほど鎌田さんがおっしゃった、「素直さ」ということを私自身もとても大事にしています。
我が社のクレド(信条)の1つに、
「素直で感じのいい人」
という言葉があって、
「素直さとは人柄のよさ、頭のよさ、精神的な強さ」
と定義しています。
素直さは、最高の知性という言葉がありますが、
何事も柔軟に吸収することで固定観念を打破し
自分を変えていける人間でありたいし、
社員にもそうあって欲しいと願っています。
🔺北川、昨年、私の住んでいる熊本で大きな地震が相次いで起きました。
ところが、地震をきっかけに人々の言うことが変わってきたんですね。
名誉が欲しい、お金持ちになりたい、
有名になりたい、といった価値観で自分勝手に生きていたのが、
安らぎや人の優しさ、助け合うこと、平凡に生きられることのありがたさ、などを皆が口にするようになりました。
これは辛いことや苦しいことを通して、
先ほど2人がおっしゃったような繋がり、関係性の大切さに人々が目覚め、
原点に戻ったということですね。
神は天災をとおして日本人をしょっちゅう鍛えるから、日本人は原点に立ち戻れる機会も多いし、
他の国より人間も磨かれていくのでしょうね。
▪️佐藤、そうかもしれません。
🔺北川、私はいま、神のお手伝いをしたい、
濁った経済社会に清水を入れたいと祈りながら活動しています。
濁りのない社長を育てていくことも私の今生での使命なのですしょう。
日本人として濁りのないこと、
動機の純粋性と併せて経営者に私が求めたいことは「胆力」です。
経営者も人間だから、多少ぶれるのは仕方がないとしても、名経営者と呼ばれる人は失敗を重ねて自分の信念を高めていますね。
欲による自己保存の信念じゃなく、
鎌田社長のおっしゃるように
事業をとおして、どれだけ人の役に立てるか、
国の役に立てるか、
幸せをもたらせるか。
そう「志」と気づきが根底にある経営者をいただく会社は繁栄して長続きする。
だから、100年、200年と繁栄してほしいです。
その覚悟の確立と肚決めを経営者に求めていければと思っています。
今日は3人で話せる機会をいただきありがとうございました。
(おしまい)
(「致知」4月号 鎌田恭幸さん、北川八郎さん、佐藤俊之さん対談より)
▪️佐藤、社長の1番の安寧は事業に関わる人たちの幸福を追求すること、
という鎌田さんの考えに私も全く同感です。
先程の「予祝」の話とも重なりますが、
会社の利益を社員に還元する事は一種の投資だと私は思っています。
北川先生は
「善意と好意は、与えっぱなし」
というお話をされますが、
社員に利益を還元するのは善意と好意に基づいた投資です。
そして、この投資は絶対に裏切られるということがありません。
私は経営者として社員相手のサービス業をしているという感覚を持っています。
社員に笑顔で出勤してもらえるような環境づくりに力を入れていて、
そのことを続けていくと経営者と社員が繋がってくるんですね。
🔹鎌田、その通りですね。
▪️佐藤、よく経営者の方が、経営者の熱意や視点、感性を社員と共有するということをおっしゃるんですが、
経営者と社員が繋がっていないと、
熱意であれ、視点である、感性であれ共有できないと私は思っています。
経営者と社員が切れていたら、社員がどれだけ苦しんでいようが、鬱になろうが経営者は何も感じません。
そういう経営者にとって社員は利益を上げる手段でしかないわけですから。
「満月の会」で北川先生が
「CS (顧客満足度)とES(社員満足度)は、まずどちらを優先すべきか」
という問い掛けられたことがありましたね。
皆が口を揃えて「社員満足度です」と答えましたが、
これを聞いていて私はメンバーの意識がとても高いと感じました。
やはり社員満足度があって初めて顧客満足度が実現できるんです。
🔺北川、そのとおりでしょうね。
それに経営者と社員が繋がることは、
商品を開発する上でも大事になってくるのではありませんか。
▪️佐藤、とても大事です。
社員は自然とお客様のことを考えるようになり、
商品に
「お客様の喜ぶ顔見たい」
「感動のある商品にしたい」
という思いがこもってきます。
私どもが開発したキッチン用品は、今広く知られるようになりましたから、
ものまねした商品が結構出回っているんですね。
だけど、そんなに売れません。
動機が違うからです。
他社の商品が売れたからといって真似をするのと、
どうやったらお客様が喜んでくれるだろうか、
使い勝手がいいだろうか、
家事が楽になるだろうか、
という思いからスタートした商品は、
やっぱり違ってきますね。
🔹鎌田、ちなみにいいアイデアはどういう時に出てくるものなのですか。
▪️佐藤、これも不思議なのですが、会社が変わってくるに従ってって、
どちらかというと地味で、今まであまり目立たなかった女性社員が
ヒット商品を考えつくようになりました。
本人に聞いてみましたら
「会社が変わっていったので、その明るい雰囲気にがんばってついていこうとした」
と言うんです。
他の経営者によくお話しするのですが、
何か問題がある社員がいたような場合、
その社員を責めるよりも、会社の雰囲気を変えるほうがいいと私は思っています。
自分が変わろうと必死になるし、
本人自身が気づかないうちに変わっていたというケースを何人も見てきました。
🔹鎌田、いま佐藤さんのお話をお聞きしながら感じていたのですが、
私も仕事柄色々な会社と関わっていて間違いなく雰囲気が大事なんですね。
雰囲気こそが、その会社のエネルギーであり、パワーそのものです。
雰囲気のいい会社は伸びるし、悪い会社は低迷していく。
で、雰囲気は何かというと、関係性なんですね。
つまり、今の時代、新しい商品が1人のアイデアから生まれることはまずなくて、
すべて関係性が触媒となって価値が生み出されているんですね。
この時代、単に
「車は走りさえすればいい」
「テレビは見られさえすればいい」
と思うお客様まずいません。
作る側はデザインや性能など、お客様との関係性において
何かいいものを生み出そうとアイデアを出しますし、
いろんな部署と協議を重ねながら新しい価値を創出していこうとします。
▪️佐藤、なるほど、私の言う繋がりと同じですね。
🔹鎌田、ところが、新しいものを生み出そうとするときに、大事な関係性を分断して、
効率性や合理性に走ってしまうわけです。
大企業も自分たちの事業部だけが売り上げを上げたらいい、という発想になりがちで、
そうなると大手電機メーカーですらもよい製品が出なくなって経営危機に陥ってしまう。
リーマン・ショック後に、法政大学の坂本光司先生と一緒に
景気が悪くても利益率の高い会社は一体何をやっているのだろう
と共同研究をしたことがあるんです。
そこで分かった共通点がありました。
経営理念を軸にした社員一人ひとりの主体性の高さと社員同士の良好な関係性です。
一緒に旅行に行くとか、運動会をやるとか、家族を呼んでパーティーを開くとか、
そうした交流も頻繁にあります。
それを知って関係性とは資本力に他ならないと痛感しましたね。
人、モノ、カネ、情報、が経営の資本だとよく言われますが、
それだけではお客様の喜ぶものは生まれないんです。
この関係性を、この共同研究では共感資本と呼んでいます。
「この人と一緒に仕事をしたい」
「このお客様のために何かしたい」
という共感力があれば、何の契約関係もないのに、
お客様が会社のために新しいお客様を紹介くださるといったように輪が広がっていく。
いまはそういう新しい経済発展の時代に入ったのではないかと感じています。
▪️佐藤、そうなると、会社をリードする経営者の立場も重要になってきますね。
🔹鎌田、ええ。それをすごくシンプルに表現すると、
1人の人間としてもそうですが、
経営者には "志" と "素直さ" が求められると思うんです。
「自分はこのために生きている」という純粋な動機を持つ人が強いし、
それを形だけでなく自分のものにしていくには努力も必要です。
そして、それを身につけるためには謙虚に学ぶ姿勢、素直に物事を見たり話を聞いたりする姿勢が欠かせません。
私には、なかなかできませんが。
▪️佐藤、私が経営者として大事だと感じることを申し上げれば、
繰り返しになりますが、人と繋がることだと思います。
「人を喜ばせよう」という思いも、
人と繋がっていないと出てきません。
『繁栄の法則』に、
「自己犠牲ができない人は、一時的に成功しても徳を失い、繁栄はなくなります。
成功した人が貧しい時を脱出し、裕福になったあとも、
自己犠牲できることが大切です」
とあって、私はこの1節が好きなのですが、
自分が少し損をしないと人とは繋がれないように思います。
北川先生は
「繁栄の基本の1つは、よいもの与えることです。
自分の持ってる10%を与えることが目安」
「損をすることを覚えていくと、対立と競争から抜け出し、
生きていくことが楽になってきます」
ともおっしゃっていますね。
🔺北川、そのことは少し補足しておかないと誤解を招くのですが、
「10パーセント与える」
というのは、言ってみたら
佐藤社長がやられている時間を掛けて真心を込める、
手間隙を掛けて嘘のないものをお届けする、
といったようなことなんです。
決して10%安売りをすることではないし、
相手に諂(へつら)うことでもない。
損するというのは、いままでしなかったサービスをする。
怠った努力をするといったことなのです。
▪️佐藤、北川先生はそうやって社員同士が繋がって和気藹藹(あいあい)としている会社のことを「戸が笑う」と表現されていますね。
その会社やお店の前を通ると、
輝きがあって、
まるで玄関が笑っているようだと。
「戸が笑う」は北川先生の造語ということですが、
『繁栄の法則』に則った企業をイメージさせる言い得て妙な表現です。
そういう社風を築いていきたいと考えているんです。
それから、先ほど鎌田さんがおっしゃった、「素直さ」ということを私自身もとても大事にしています。
我が社のクレド(信条)の1つに、
「素直で感じのいい人」
という言葉があって、
「素直さとは人柄のよさ、頭のよさ、精神的な強さ」
と定義しています。
素直さは、最高の知性という言葉がありますが、
何事も柔軟に吸収することで固定観念を打破し
自分を変えていける人間でありたいし、
社員にもそうあって欲しいと願っています。
🔺北川、昨年、私の住んでいる熊本で大きな地震が相次いで起きました。
ところが、地震をきっかけに人々の言うことが変わってきたんですね。
名誉が欲しい、お金持ちになりたい、
有名になりたい、といった価値観で自分勝手に生きていたのが、
安らぎや人の優しさ、助け合うこと、平凡に生きられることのありがたさ、などを皆が口にするようになりました。
これは辛いことや苦しいことを通して、
先ほど2人がおっしゃったような繋がり、関係性の大切さに人々が目覚め、
原点に戻ったということですね。
神は天災をとおして日本人をしょっちゅう鍛えるから、日本人は原点に立ち戻れる機会も多いし、
他の国より人間も磨かれていくのでしょうね。
▪️佐藤、そうかもしれません。
🔺北川、私はいま、神のお手伝いをしたい、
濁った経済社会に清水を入れたいと祈りながら活動しています。
濁りのない社長を育てていくことも私の今生での使命なのですしょう。
日本人として濁りのないこと、
動機の純粋性と併せて経営者に私が求めたいことは「胆力」です。
経営者も人間だから、多少ぶれるのは仕方がないとしても、名経営者と呼ばれる人は失敗を重ねて自分の信念を高めていますね。
欲による自己保存の信念じゃなく、
鎌田社長のおっしゃるように
事業をとおして、どれだけ人の役に立てるか、
国の役に立てるか、
幸せをもたらせるか。
そう「志」と気づきが根底にある経営者をいただく会社は繁栄して長続きする。
だから、100年、200年と繁栄してほしいです。
その覚悟の確立と肚決めを経営者に求めていければと思っています。
今日は3人で話せる機会をいただきありがとうございました。
(おしまい)
(「致知」4月号 鎌田恭幸さん、北川八郎さん、佐藤俊之さん対談より)