先の事・・人生80年生きてくると考えるのは仕方がないのでしょうか。
私?・・まさか~まだ80には数年ありますわ。
父のことですけどね。
今年も父からとうもろこしが届きました。
「夕方には届くように送っておいたから」と電話がありました。
「元気にしてた~。」から始まり色々と話をしていると
突然、父が私の通帳の口座番号を教えてほしいと・・
「なに?なに?お小遣いでもくれるの?」と言った私に
「あ~そうや!」と父。
どうもこれは本気のようだけど・・いったい何があったんですか~!
内心ラッキー・・いやいやこれは冗談ですよ。
でも普段の私を知っている人は「やっぱりね。」って思われたかも
別にお金に困っているからと相談したこともないしなぁ。
どう言うこと?
話を聞くと先日父の兄、私からすれば伯父。
その伯父が突然亡くなりその後で遺産を巡って子供たちが
もめにもめたのを目の当たりにし、自分はきちんとしておこうと
考えたらしいのですがね。
私、父に言いましたよ。
「お金は大事よ。死ぬまで自分でしっかり持っておき。
好きなものを食べて欲しいものを買って死ぬまでに
ぜ~~んぶ使いきり!そうしたら兄弟でもめることもない。」
父の返事
「80過ぎたら欲しいものもやりたいこともないわ~!」
確かにそうかも・・だったら使ってあげようか?
いやいや娘であってもそれはいけません
少しの財産でも子供たちがもめるのが世の常
そう言って10年前にきちんとした遺言書、書いたよね。
書いたこと、忘れちゃいませんか?まさかねぇ。
80を過ぎれば先の事を考えないで今日を楽しく元気に
過ごせばいいと思うのですが
一番近くにいた兄を亡くし心が沈む時ふとこんなことを考えることがあるのでしょうか。
私達もいずれは辿る道なんでしょうけど・・
ちょっと寂しい話ですよね。