東京育伸会*塾長ブログ*親子で学びを楽しむ為に出来る事

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中学受験・・勉強はいつから?

2013-03-21 12:36:12 | 学習塾

春休みに入り、新学年を迎えるにあたり

新しい事に取り組むには最適の時期です。

 

今日は中学受験を含む小学生さんの学習について考えてみたいと思います。

小学低学年の学習に塾は必要ないでしょう?

とお考えのご家庭は多いかと思いますが、小1の頃からの生徒さんを

ご指導させて頂いている身としては

そこが肝心なのですが・・・とつい思ってしまいます。

 

現在、中学受験を見据えてご指導させて頂いている小学2年生(新3年)の生徒さん達の

算数の学習は「ひっさんを使った余りのある割り算」です。

少々先取り学習をしていますが、ここを早く理解してほしかったんです。

「和差算」を覚えていらっしゃるでしょうか?

これを計算するのに割り算が必要です。受験準備用の教材ではこの和差算が小学2年生の教材で

扱われます!

また( )を用いた立式を考えられる事

移行した計算を出来る事等が求められます

小学2年生で!!なのです。

これは小学5年生くらいで普通に算数が苦手ではない生徒さんも

最初は出来ません。

考え方が違う、出題形式が違うからです。

使うのは足し算、引き算、掛け算、割り算。これだけですが

考え方が違うだけで全く手も足も出ない状態になります。

 

うちの子は受験しないので関係ない・・とお考えですか?

これらは応用問題となって中学で扱われています。

中学で平均点以上、特に80点以上を取り続けるならこれらの問題を解く為の

考え方がすんなり出てこなくは難しいでしょうね。

まして高校受験は進化し続けています。

 

先日、ある親御様が

「ゆとり教育から元に戻ったんですよね?」と聞かれましたので

「いいえ、違います」とお答えしました。

ゆとり教育が始まる以前に戻ったのではなく、進化したんです。

これは大きな違いですので認識しておいて頂きたいところですね。

 

学校での学習は受験に対応できません。

それは受験学年になってからではありません!!

遅くなればなるほど苦労すのは本人であり親御さんです。

小学低学年の生徒さんの学習内容を見ていると、そう思わざるを得ません。

 

また競争意識を育てる前にすべきことは沢山あります。

それらを低学年の間に養う事が肝心ですね。

小学生のお子さんをお持ちの親御様、ぜひ基礎定着学習の必要性を

もう一度お考えくださいね。