当教室の生徒さん達は塾嫌い、勉強嫌いではありません。
今年入試を終えた受験生さん達は
当教室での学習は楽しかったと言ってくれています。
他の生徒さんも楽しいと言ってくれるのが親御さんから「不思議です」
なんて言われる事もあります。
多くのお子さんにとって
勉強が嫌いなのではなく、勉強をするた為に
何かを後回しにしたり、我慢しなくはならなくなる事が嫌なんです。
そして勉強が楽しいと思えないのは
結果に対しての批判が待っている事を知っているからです。
あれが駄目、ここが出来ていないという
小言を言われる事が何より嫌いでしょう。
しかし、受験での合否は批判などという甘い物ではなく
自分を受け入れてもらえるかもらえないか、その答えしかありません。
お子さんをやる気にさせる為の、私が思う流れを書いてみますね。
1、低学年の頃はやりたい事を沢山させる
お子さんは何がしたいのでしょう?
お友達と遊ぶ事?好きなスポーツを習う事?なんでも良いです。好きな事を沢山しましょう。
ただ一つ・・TVゲームはいただけませんね。ゲームをしてはいけないのではなく、一番好きな事がゲームと言うのが
よくありません。するとしても時間制限を守り、そこそこで切り上げられるように習慣を付けておくと良いですね。
2、 毎日勉強する時間を作るそれを褒める
5分でも、10分でも構いません。毎日漢字と計算だけでも構いません。中学生なら単語も!
そして、それが不正解でも小言はいわず、“やったこと”に対して褒めてあげましょう。
勉強する習慣を付ける事は塾に通う事もそうです。
当教室は振替自由ですが、定期的に決まった曜日、決まった時間に塾にいくという流れが生活リズムを
整える役割も担っています。
当教室に自習に来る生徒さんもたった30分ほどで「終わった~」と言って帰る事もあります。
でも、私は「お疲れ様、偉いじゃん!」とやったことに対して認めてあげるようにして
生徒さん達はそこで気持ちが前向きになり、また自習に来ます。
3、どんなテスト結果でも反応しない
これはどういう事かと言うと、悪い点数を持って帰ってきた時、叱られるという概念をもっています。
そして良い点数を取ってくれば褒められる。
しかし、勉強もテストも叱られたり、褒められたりするためにあるのではないと私は考えます
なので、点数に対しては何も反応しません。
以前の記事にも書いていますが、「頑張ったのか?」が重要。
10点を持って帰って来ても100点を持って帰って来ても、私の反応が薄い事は
生徒さん達、み~んな知っています。
「良い時に褒めないんですか?」と言われそうですね(^_^;)
そうです。褒めません。
取れて当たり前だという姿勢を取るんです。“あなたならこれくらいはできるもの”
褒めるのはやってきた過程の方が大切です。
まだまだありますが、今日はこの辺で、
まとめると、結果ではなく過程にやる気の秘訣はあると思いませんか?
よく、「良い結果を出してやる気を起こさせる・・・」といった言葉を耳にします
成功体験はもちろん有効です。でも、その過程にある
小さな成功体験こそ、やる気を引き出すポイントなんだと思うんです。
そうした私の考え方が生徒さん達の「塾が楽しい」という言葉に繋がって来ていると自負しています♪