東京育伸会*塾長ブログ*親子で学びを楽しむ為に出来る事

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やる気にさせる流れ

2013-03-25 10:56:57 | 教室便り

当教室の生徒さん達は塾嫌い、勉強嫌いではありません。

今年入試を終えた受験生さん達は

当教室での学習は楽しかったと言ってくれています。

他の生徒さんも楽しいと言ってくれるのが親御さんから「不思議です」

なんて言われる事もあります。

 

多くのお子さんにとって

勉強が嫌いなのではなく、勉強をするた為に

何かを後回しにしたり、我慢しなくはならなくなる事が嫌なんです。

そして勉強が楽しいと思えないのは

結果に対しての批判が待っている事を知っているからです。

あれが駄目、ここが出来ていないという

小言を言われる事が何より嫌いでしょう。

 

しかし、受験での合否は批判などという甘い物ではなく

自分を受け入れてもらえるかもらえないか、その答えしかありません。

 

お子さんをやる気にさせる為の、私が思う流れを書いてみますね。

1、低学年の頃はやりたい事を沢山させる

  お子さんは何がしたいのでしょう?

お友達と遊ぶ事?好きなスポーツを習う事?なんでも良いです。好きな事を沢山しましょう。

ただ一つ・・TVゲームはいただけませんね。ゲームをしてはいけないのではなく、一番好きな事がゲームと言うのが

よくありません。するとしても時間制限を守り、そこそこで切り上げられるように習慣を付けておくと良いですね。

 

2、 毎日勉強する時間を作るそれを褒める

5分でも、10分でも構いません。毎日漢字と計算だけでも構いません。中学生なら単語も!

そして、それが不正解でも小言はいわず、“やったこと”に対して褒めてあげましょう。

勉強する習慣を付ける事は塾に通う事もそうです。

当教室は振替自由ですが、定期的に決まった曜日、決まった時間に塾にいくという流れが生活リズムを

整える役割も担っています。

 

当教室に自習に来る生徒さんもたった30分ほどで「終わった~」と言って帰る事もあります。

でも、私は「お疲れ様、偉いじゃん!」とやったことに対して認めてあげるようにして

生徒さん達はそこで気持ちが前向きになり、また自習に来ます。

 

3、どんなテスト結果でも反応しない

これはどういう事かと言うと、悪い点数を持って帰ってきた時、叱られるという概念をもっています。

そして良い点数を取ってくれば褒められる。

しかし、勉強もテストも叱られたり、褒められたりするためにあるのではないと私は考えます

なので、点数に対しては何も反応しません。

以前の記事にも書いていますが、「頑張ったのか?」が重要。

10点を持って帰って来ても100点を持って帰って来ても、私の反応が薄い事は

生徒さん達、み~んな知っています。

「良い時に褒めないんですか?」と言われそうですね(^_^;)

そうです。褒めません。

取れて当たり前だという姿勢を取るんです。“あなたならこれくらいはできるもの”

褒めるのはやってきた過程の方が大切です。

 

まだまだありますが、今日はこの辺で、

まとめると、結果ではなく過程にやる気の秘訣はあると思いませんか?

よく、「良い結果を出してやる気を起こさせる・・・」といった言葉を耳にします

成功体験はもちろん有効です。でも、その過程にある

小さな成功体験こそ、やる気を引き出すポイントなんだと思うんです。

 

そうした私の考え方が生徒さん達の「塾が楽しい」という言葉に繋がって来ていると自負しています♪