東京育伸会*塾長ブログ*親子で学びを楽しむ為に出来る事

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伸び悩みの受験生と講師のアドバイス

2015-11-21 14:50:34 | 高校生さん

河合模試の結果を持って来た大学受験生

とても落ち込んでいます

 

「塾長、ダメかもしれないね・・」

とポツリ

心身ともに疲れきっています

結果は確かに芳しくはありませんでした

得意の教科は十分な偏差値がとれていますが、数学が思うように伸びていません

 

私は数学に関して、質問を始めました

「ミスがあったのか?解法がわからなかったのか?どっち?」

「たぶん、どちらでもない。。と思います」

話をまとめてみると

結果、問題をちゃんと読んでいないんです

なのでテスト後に考えてみれば、『そんな簡単な事!!』

というところでの痛恨のミスが必ずあるんですね

 

普段から努力に努力を重ねている生徒さん

”必死すぎて、文章をちゃんと読むと言う心の余裕まで無くなっている”んじゃない?

と問いかけます

「メンタルの問題だって言いたいんですか?」

と不安が払拭しきれない顔で聞いてきます

「そうよ、知識に問題があるならこの時期他の大学を進めるのが私の仕事だと思わない?」

と返すと半信半疑にソウかもしれないけど・・・と俯いています

 

深刻な雰囲気を察してか、講師が会話に加わってくれました

それでここまでの話を説明すると

「塾長の言う通りだよ、知識に問題があるなら塾長が言う前に僕たち講師が他の大学を提案するだろう。

メンタルの問題が君の場合伸び悩みの原因だという事は僕らはよくわかってるよ。」

直接指導している講師がそう言うので、生徒さんは私の言葉だけより信憑性が増してきたようです

講師は続けます

「模試直前に教材を開いて復習するなんて効果的じゃない、だって模試だよ?それで合否が別れる訳じゃないし

そこで出て来た問題が模試で出て来たって入試には出ないんだ。詰め込む事に必死になりすぎて余裕を失う事が

君の場合失敗に繋がるんだよ。」

生徒さんはドキッとした顔で話を聞いていました

この生徒さんは模試会場では緊張しすぎてしまい、隣に知人がいたとしても気がつかないほどです

文字通り高得点を取る事だけを考えて、他を見る余裕は一切無い

脳と心が葛藤している状態でギクシャクしている

と言えばわかり易いでしょうか?

本来の実力をスムーズにアウトプットできなくなってしまうんですね

 

私が四角四面の人だったら、おそらく他大学を進めるでしょう

しかし、この生徒さんの場合、志望校への意欲がここまで成長させました

実力はあるという感触です

ただ、今はアウトプットがスムーズではない訳です

実際、どんなに実力があっても何かの理由で合格を逃してしう事はあります

なので必ず受かるとは言えません

しかし、志望校を下げる必要性はどこにも感じていません

 

この冬は1対1での冬期講習です!!

そこでスムーズなアウトプットが習得できて、本来の力を出す事が出来れば

望みは高いです

 

後悔しない、後悔させない為に!

熱い冬期が始まります!!