東京育伸会*塾長ブログ*親子で学びを楽しむ為に出来る事

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どうする?大学受験!

2011-12-21 01:22:16 | 受験生さんへ
中学受験~高校受験と私の考えを書いてきましたので

大学受験についても書いておこうと思います。

そもそも、普通科の高校とは大学受験をする為の準備期間な訳ですから

いつから?

という考えは要りませんね。

賢明な親御様は高校受験の時に“進学率”をチェックして、推薦枠等を確認されているはずです。

高校1年では必修科目が中心ですが学年を上がるごとに選択していく事になりますから

お子さん本人が文系なのか理数系なのかで選ぶ大学も変わりますし、同じ大学の中でも

選ぶ科によって偏差値も大きく変わりますよね。

ただ、大学に進学を希望しないお子さんも多いです。もっと専門的に特化した知識だけを学びたい

という場合は専門学校という道もありますが、今回はあえて大学進学という事で書いていきます。
(一応、塾経営者なので)

大学受験について書くと言っても、私の教室ではこれは扱っていない専門外です。

しかし、その為のゼミや予備校に通うにも学力が危うくなってしまっている生徒さん!

高校合格で解放感たっぷりになってしまったんですね、でも大学受験は高校受験よりも大変だと知っていますか?


私の教室でお預かりさせていただいているのは内部進学や補習の生徒さん達です。
予備校に通うのは通常3年生からですが、その時点で既に基礎があやふやになってしまっていると
予備校に付いて行かれず、結果浪人・・・もしくはレベル下げという悲しい事態になる事は避けられません

人生の最終学歴で断念するなんて、ここまでの苦労が水の泡だと思いませんか?

話題になったAO推薦やセンター試験も基準やラインが毎年変わっている状態ですし

さらに、就職難の今企業が求めている人材に育てなくてはなりませんね。

今やTOEIC取得点数は入社資格条件になっている所もありますし、現社員の方たちまで受けている時代です。


実は最近面談にいらっしゃるのはお母様のみではなく、

お父様が同席、もしくはお父様だけでいらっしゃる事が増えました。これは社会で働いていらっしゃる皆様が

学力の必要性を強く感じておられるからではないかと思います。

(私が女性のせいで頼りなく思われているからかもしれませんが・・・)

今この記事を読んで下さっている方の機嫌を損ねてしまうかもしれませんが、思っている事があります。

「ゆとり教育によるゆとり世代」

まさしく私の子供たちもその世代にあたります。社会に出てからそれで差別を受ける事もあるかもしれませんね。

しかし、本当に“ゆとり”になってしまったのは私たち親ではないでしょうか?

事例を挙げて説明は出来ないのですが、そう感じます。





話がだいぶずれてしまいました。元に戻します。

予備校に通うまで赤点を取らなければいいわ。

と、どこかで思ってしまっていたとすると、それは大きな間違いです。

進学指定校や私立の高校は入学当初から大学入試に向けた勉強がスタートしているのですから!

大学合格を勝ち取るまでは、気を抜くことなく特に英語は理数系・文系に関係なく長文読解・語法の基礎を定着し

社会に通用する力を身につけていくべきですよね?


3年間の高校生活は大人でもあり子供でもありますから、自分の意思で大学を選ばせてあげて欲しいと

思うと同時に選べる学力を維持させてあげるのがベストだと思っています。


私の教室では高校生の補習授業を行っています。

冬期講習中は(~1月9日まで)冬季限定コースとして

80分×4回 ¥14700 (教材費・維持費込み)を1コース1教科として学びたい単元に絞って学習出来ます。
数学・英語・現代文・古典など(学びたい教科が特殊な場合はご相談ください)
日時はお選びいただけます。

勿論1時間の無料体験もご参加いただけますので、高校生をお持ちの親御様この機会に是非ご検討ください。



いつから始める?~高校受験~

2011-12-20 01:30:45 | 受験生さんへ
さて、次は高校受験について書いてみたいと思います。


私の考えは「狙うレベルによる」です

高校受験の難しさってなんでしょう?

この時期のご自身の記憶が鮮明な親御さん、多いのではないですか?


お子さんの年齢的に半分大人な気分になり外野の意見をなかなか聞こうとしない年頃です

そして、中学受験と大きく違うのはこの年齢の問題と勉強法です。

例えば・・
学校では扱わない事をテスト問題にする中学受験と、学校でしっかり学んだ内容が問題になるのが高校受験
と考えるのが分かりやすいです。


私立は3教科、公立は5教科ですが都内の選抜基準は毎年変わりますのでチェックが必要ですね


また中学校で出される成績(内申)と当日の結果を合わせて合否が決まるのも中学のそれとは違います。
都内の公立校では内申書は3年生になってからのものが標準です


つまり、中学校の成績が良ければそこそこ良いのでは?

と言われたような気がしましたので・・・


確かに学校の成績が良ければ内申は高いのですが、審査基準全体のわずか3割と低いですね。

また「絶対評価」になったことで学力のみが反映された内申ではない事を高校側も考慮しています

もし内申だけで進学したいと考えているなら推薦を狙うしかないのですが24年度から推薦枠が減り

倍率が上がる予想が出ていますので要注意です!!


ではどうするか?


お子さんの成績と志望校の“差”を埋める学習をしていくわけですが、学校の成績だけでは判断ができません

塾や会場などで行われる「偏差値」の出る模試テストでは偏差値と志望校への合格%等が出されるので

目安にはなりますが、こちらは内申が含まれていませんので、学校の内申と合わせて考えるのが普通です

もし、その差が大きくないなら3年生になってから受験体制に入っても良いと思います。

つまりこの差が大きければ大きいほど早く始めなくてはなりません。

つまり狙う高校が求めている生徒象にもよります


また倍率の問題もあります

学校の標準偏差値が60のあたりは狙いやすいことから倍率が高いですね、この狙いやすさとはなぜなのか?

それは、中学に入ってからまあまあ勉強しながら(内申33位)部活動や委員会活動に頑張ってきた生徒さん達が

中3年生になってから付けられる学力だからではないでしょうか?

ですからこのレベルを狙うのなら3年生になる頃、今の時期でいえば年が明けてからでも良いといえますよね


問題は上位校を狙う場合です。

都立「自校制作問題校」や私立附属校を狙うなら、それぞれに合わせた過去問対策をしなくてはなりません
(過去問題策をするのはみんな一緒ですけど)
基礎問題よりはるかに難易度の高い問題を解く練習ですが、学校ではまず扱わない問題のオンパレード!

3年間、基礎問題にしか慣れていなかった場合ショックを受けるのではないでしょうか

こうした高校は偏差値でいうところの70前後になります。もちろん内申も40前後が普通です。

もし、上位校・難関校(いわゆる進学校)を狙うのであれば対策は1年から行うべきだと思います。

得意な教科は更に難易度の高い問題まで慣れ、苦手な教科は克服する!

基本問題を怠ると内申が取れませんから、学習範囲は同じ単元でもとても広くなります

学校生活も充実し、文武両道を目指さなくてはいけません!

英検や漢検もできれば準2級、少なくとも3級は欲しいですね

教室の生徒さんたちは年に数回チャレンジしています

また私の教室の場合は3年の夏までに一通りの学習を終えて夏から過去問対策が始まります


そんなに大変なの!?

と私も思いますが、事実乗り越えていらっしゃるご家庭は世の中たくさんいます

上位校の倍率は上がる一方なのですから!!


その一方で、進学に興味はなく(お子さんが)普通校より手に職をつけ、就職に困らないという強みをもった
工業・商業高校も人気が出てきていますね。こちらも倍率が上がっていますから

もちろん、それはそれで良いと思いますが、だからと言って中学校生活や学習をさぼって良いという事では
ありませんよね。勉強をする充実感や楽しさも知って大人になって欲しいです。

大人になり親になった時、(ちょっと遠い話ですけど)子供に胸を張っていられる(孫!?)大人になれるよう
今の子供たちを見守りたいと思っています。

話がそれましたが・・・
高校受験どこを狙うか、どれだけの時間が必要かを判断し導いてあげれるのはやはり親御さんしか
いないと思うのです。

高校受験は人生の分岐点です。実際受験体制に入るよりずっと前から考えておいてあげても損はないですよね!










いつから始める?~中学受験~

2011-12-19 09:49:31 | 受験生さんへ
冬期講習も元気にスタートし、塾内生は特に復習を難易度を上げて取り組もうと張り切っています!

さて、今日は中学受験をご検討されている皆様に一言書きたと思います(偉そうですね・・)

~1~ 受験勉強はいつから始めればいいのかしら?

~2~ 家では何をすればいいのかしら?

~3~ すごく難しいと聞いたけど、私では教えられないのかしら?

~4~ どこの塾がいい?
    (これはとても難しい問題です)


~1~2~に対する私の意見ですが
   
 それなりに上位校、名門校、附属校をご検討されているのであれば、「早ければ早い方が良い」

 ただ、1年生から塾に行けと言っている訳ではありません(私の教室には1年生さんが多くいらっしゃいますが)
 受験勉強と言っても学年が4年生になるまでは、しっかり基礎学習をし、基礎定着ができていればいいと思います。

 この4年生になるまでの学習はご家庭でもできますよ!

 30分は毎日集中して家庭学習に取り組み、漢字(熟語を含む)や語彙力を増やし、沢山の本を読みましょう!
 四字熟語・慣用句・ことわざ・オノマトペと覚えておきたい事は山ほどあります。
 またニュースを興味を持って見るようになれたら凄いですね!

 計算は早く正確に出来る練習と文章題に慣れましょう(読んで質問の意味を理解できれば難しい問題でくなくて良いんです)
 図形問題や単位の問題にも慣れておく事をお勧めします。

 都道府県は勿論、海域や山脈名等も少しずつ覚えておくといいです。

 地球と月と太陽の関係、なども興味を持って勉強できるようにしておきたいですね。

 やっておきたい事は山ほど!しかし今書いた中でも大切なのは「本を読む」事です、私はよくこの言葉を使いますが

 特に受験生さんの準備として最重要と考えています。理解力だけでなく集中力も養えますよね。

 お子さんの学年から考えて少し難しいかな? と思うレベルにしてください。


 受験生さんをお預かりして最初は
 ページ一面を埋める文字を目にした時、拒否反応するお子さんが多いのです(これではそもそも勉強になりませんね)

 
~3~についてですが
 上に書いた通り、難しい問題に取り組む必要はありません(あくまで準備段階ですが)

 ご家庭で学習していただきたいのは「覚える事、反復練習をする事」がメインです、あとは興味を持つ事、

 勉強を嫌いにならない事など!

 もし、家庭学習が原因で親子喧嘩になるようでしたらやはり塾に任せた方が良いと思いますが・・・。

~4~についてですが
 塾と一言に言ってもスタイルは多様です。一斉・少人数・個別・家庭教師・・しかもそれぞれの教室でカラーが
 違いますから慎重に選ぶ事をお勧めします。

 私の教室にも他塾から移っていらした生徒さんが複数いらっしゃいます。また逆もしかりです。

 名の通った大手なら間違いない!と安易に考えるのは危険ですし、

 個人塾に頼んだ場合は塾長さんとの考え方が合わなかった場合後悔することになり兼ねません。

 (私がブログを書いているのはこうした意味合いがあって、私の考え方に共感していただけるご家庭の

 お子さんをお預かりしたいと思っているからなのです。)


 大手がなぜ危険なのか?
 
 受験勉強が本格的に進みだすとどうしても付いていけない時があります。子供ですから些細なことでやる気を

 無くしてしまう場合もあります。順風満帆に事が運べばいいのですが、まだ小学生ですから弱い部分を持っています。

 そんな時、大手ですとどうしても一人一人に目が行き届きません。小さなつまずきをフォローしにくいのです。
 
 つまずく事がなければ、大手ならではの情報量で受験のバックアップ体制は万全と言えます。
 
 個別・家庭教師は一くくりにされがちですが大きく違います。

 危険なのは家庭教師です。「名選手必ずしも名監督にあらず」という言葉がありましたね。

 “教育の現場”に居るのは先生とお子さんのみですから第三者の目が無い。

 もし、間違った方向に進んでいても誰も気づきません。

 もし、家庭教師をお考えでしたら塾を考えるよりも「見極め」が難しいという事を知っておいて頂きたいと思います。

 ただ、本当に良い方にめぐり逢えたならそれは本当にラッキーです。

 個別指導も大手から個人まで揃っています。(完全密室にする家庭教師スタイルの個別は別として)
 
 私が個別指導にこだわる理由にもなるのですが、一人のお子さんを複数の目で見守る事が出来ます。

 小さなつまずき、やる気など些細な事も気にかけてくれます(人にもよりますけど)

 ここで気をつけたいのは情報量です。塾内で学力テストが行われず、首都圏等が全て・・という所は

 そもそも「補習メインで進学に対応していない」と考えるのが普通ではないでしょうか?

 いつから過去問に取り組むのか、入試当日までのプロセスが明確ではないなら危険だと言えると思います。


 お子さんが気に入っても親御さんが気に入らない塾や、その逆の場合もありますから
 塾を選ぶのは大変ですね

 しかし
 私自身、息子の中学受験は分からないことだらけで受験について必死に勉強しました
 今も受験をして良かったと思っています。受験は自立の第一歩ですから。

 

長くなりましたが、大切なお子様の中学受験を考える上での参考になれば幸いです。

当教室では小学3・4年生を対象にした「受験体験コース」を行っています。

4教科を学習し現状のお子様の学力から受験したいレベルまでの道のりや

どんな学習が待っているのかなどを体験してください!

もちろん、この塾で良いのか?と検討する材料としても良いと思います。

西武池袋線 桜台駅から1分に教室があります

この冬に親子で是非体験なさってみてはいかがですか?ご連絡お待ちしております。

勉強の基本トレーニング

2011-12-18 02:37:38 | 学習全般
授業が終わり、講師と教材について談話をしていまして

話が盛り上がり、補習授業から受験にわたってと尽きる事のない勢いでした。

その中でも、今日私が深く頷いたのは

「脳のトレーニング」についてです

講師曰く

「体力の基礎トレーニングと同様、脳も基礎トレーニングをしているか、いないかでは大きく差が出ます」

講師と私の考えはとても一致しています

例えば
野球部でどれほど技術を磨いても体力が無ければその技術を活かす事はできません
ですから技術を身につけるためにも、基礎トレーニング(ランニングや筋肉作りなど)がまづ必要になりますね
運良く時々ホームランを打てたとしても、一軍で活躍するプレイヤーにはなれませんから
基礎トレーニングが何より大切ですね

勉強する上での「脳の基礎トレーニング」とは何でしょう?

教科として分類するならば「国語」だと言えます。

何の教科も、日本語で勉強しますね。解き方が分からなくて自分で解説を読むにしても
読解力、理解力がなくては勉強は出来ません。

それに塾に来て講師から解説をしてもらっても「語彙力不足ややはり理解力」が乏しいと一度聞いても
納得ができません。

しかし、ここで私が言いたいのは「国語」という一くくりではありません。

あくまで脳のトレーニングとしては、「本を読む」という事、本を読んで語彙力を増やし、理解力を高める事

漢字の練習や記述問題は後回しにして「本を読んで理解する習慣」が運動部で言うところの基礎トレーニングだ

と思うのです。



今は本当に便利になったネット社会ですね。

私はネットを通じて若い子たちのコミュニティーを時々覗かせてもらっています

成績の良いお子さんなどはこうしたブログやコミュは利用しないのではないか?と思っていました

しかし、それは大きな間違いでした!

ゲーム等をしているのかは分かりませんが、

コミュのなかでは自分の意見や気持ちをしっかりと書き、社会科の暗記の仕方や集中力の付け方

定期考査は何時間勉強しているか?睡眠時間や朝学習について等

お互いに紹介し合い、励まし合っている子たちがいます。

(このお子さんたちの成績は、コミュの中で各自が紹介しています)

常識をわきまえ、きちんとした文章で自分の意見を述べ、話し合う力を持っています。

この力こそが基礎だと思うのです。

学校のお休みを利用して、是非お子さんと読書を楽しむ時間を作って欲しいとおもいます。

百人一首!

2011-12-17 00:32:00 | 学習全般
近隣の中学校では毎年百人一首大会が行われます。

元気な生徒さんたちは、「苦手、覚えられないよ~」と言いながらも

友達より多く取りたい気持ちも強く、頑張って覚えています。

今日は生徒さん達に頼まれて「詠み手」をしました。

実際、百人一首なんて何年ぶりでしょう・・・

それも詠むなんて!

私も子供の頃はよく百人一首で遊びました

中学でやった事は逆にありませんけど


読んだ感想はというと

発音の難しさに舌を噛みそうです

今の日本語はあまり口を動かさなくても通じるんですね!

口を大きく動かしてはっきり発音しないと通じないんです

私は読むのに必死
(あまりに久しぶりに見たので感動しつつ・・)

生徒さんたちは取るのに必死です

覗き込み過ぎて頭と頭がゴッツンコして「イタ~イ!!」とお互いおでこをおさえ

取るふりをして「お手付き」を誘発!?してみたり

笑いが絶えません(*^。^*)

始めの節を読んで取るべき札が分かるのは

まだほんの数枚でしたが、こんなに親しんでくれるのは今だけかもしれないと思い

冬期講習中に何度かやりたいと思いました。

冬の遊びの定番だった百人一首も、現代っ子には無縁の遊びとなってしましたね。

だからこそ、大人が誘ってあげたい遊びのひとつですね。