東京育伸会*塾長ブログ*親子で学びを楽しむ為に出来る事

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帰省中の学習法

2012-08-11 11:30:24 | 学習全般

夏休みと言えば、祖父や祖母の懐かしい顔を見に行ったり

田舎のある方は、子どもたちを自然に親しませる絶好の機会ですよね。

しかし、受験生にとっては少し意味が違います。

環境の違う場所での学習でも捗る生徒さんなら良いですが

なかなか勝手の違う環境でいつも通りの学習をするのは大変でしょう。

おそらく、持って行った課題、宿題をこなす事になりますが、

それさえままならない・・といった状況もでてくるかもしれません。

当教室の生徒さんも来週はご両親の実家で過ごされる予定の方が多いようです。

 

さて、せっかく時間があります。

時間がある事で、だらけてしまう性格のお子さんは、だらけないように親御さんが

しっかし後押しをしてあげてください。

やる気のある生徒さん!

時間を有効に使いましょう!

暗記をするのも良いですね。誰かに質問しなくても進める事ができますから。

もうひとつは、「考える」時間があるという事を忘れずに!

質問できる先生はいませんから、一人でじっくり問題と向き合う。考える。

実は普段はこうした時間もしっかりとれていない生徒さんが多いです。

沢山の宿題が出されているので、一つ一つの問題にじっくり向き合う事がありません。

この「じっくり考える」という作業が思考力を成長させます。

塾や学校で教わった事を、自分の物にするのはこうした過程が本来必要なのです。

自分で自分をテストする気持ちを持って取り組みましょう。

夏期講習前半に教わった事、復習した事を整理しておく事も大切です。

課題が終わったなら難しい問題にもチャレンジするといいですね。

正確さとスピードを付ける練習なども、これからのテストに役立ちます。

上手に気分転換を図りながら、でもだらけずにやるべき事をやるという気持ちを忘れずに

過ごしてほしいと思います。

東京に帰って来てからの後半戦

振り出しに戻るのか、先に進められるのかは生徒さん達次第です。

帰省中の学習が充実したものになっているか、ぜひ一緒に確認してあげてください。


焦ってますか?

2012-08-09 19:08:09 | 受験生さんへ

会場模試や偏差値の出る塾内での業者テスト、

これらは受験生さん達にとって非常に大切な羅針盤となります。

私たちも目安にはしています。

しかしその偏差値が全てではないとも思っています。

高校受験では、まだ学習していない単元が出てくることもあります

新指導に対応して、今まさに学習を進めている段階です。

ここまで学習してきた内容の出題に対して成績が取れていないなら

復習し、徹底的に定着する為の学習が必要です。

ただ、習っていない単元で偏差値を落としたのなら

志望校を変更する!とか これでは駄目だ!

と右往左往してしまうのは、受験生本人に対して迷惑千万でしょう。

生徒さん達もあせりを感じ始めている時期です。

この勉強法で良いのだろうか?

これで受かるのだろうか?

落ちたらどうしよう?

 

私も今年は受験生の親です。気持ちはよくわかります。

しかし、焦ったところで何もかわらないんです、いわずもがなです。

焦りの強い生徒さんの場合、計画表を立てる事!

多くの生徒さんに言えますが、気持ちは焦っているのですが

行動が伴っていない事が多いんです。

「じゃぁ、昨日何をしていたの?何時間学習に使ったの?」と聞くと

「それは・・・・・」となる。

自分をコントロールする事がまだ苦手なお子さんには計画表に沿って

学習する方が楽ですし集中もできます。

 

来週は3日間のお盆休みを頂きます。受験生さん達も環境を変えての学習ですね。

お休みの間をどう過ごすか、今日は生徒さんと相談しました。

課題は十分出してありますが、それでも不安のようでした。

焦りが集中力を低下させ学習を阻害してしましますよね

親御様も不安だとは思いますが、お子さんが落ち着いて学習できるよう

不安になるような言動は避けて励ましてあげてほしいと思います。

受験生を支えるご家庭の皆さま、頑張りましょう!


集団討論2回目!

2012-08-08 19:08:31 | 学習全般

この夏休みを利用して、中学2・3年生と集団討論をしています。

この参加費は無料!(塾内生のみ)

今日はその2回目でした。

1回目に、自分の考えを順序立てて話す事を意識する練習をしました

今日はある程度形にして、人の意見と自分の意見とを対比させ

最終的に自分の意見をまとめるというちょっと高度な討論です。

議題にしたのは

「誠実に行動する事」

難しいですね・・・・

これにはあるお話を使いました。

野球の試合で起こった自分しか知らない「アウト」に主人公は

罪悪感と葛藤します。(本当はセーフだと知っているのはキャッチャーだった自分だけです)

本当はセーフなのにその事を自分が口にしてしまうと自分たちのチームはサヨナラ負けだったのです。

本当はセーフで県大会への切符を手にしたのは相手のチーム・・・・・

勝利を祝う仲間に言いだす事も出来ず、県大会に向かってしまいます。

 

全員に、主人公に対する気持ちを発言してもらい討論をします。

意見は勿論分かれます。分かれたそれぞれの意見の根拠、なぜそう考えたか?

生徒さんのほとんどが、言いたい意見が心の中から溢れているのはわかりますが

上手く言葉にできません。(悔しそうです)

 

ある生徒さんが、しどろもどろになりながら意見を発表してくれました。

「それを自責の念というのよ」と言うと

「何それ~~しらないよ~~」とみんな(^_^;)

そうなんです。大人が言ってしまったら一言でも、今の生徒さん達には

まず、その状況を深く考える事に慣れる必要がある。

 

討論の中こんな質問をしました。

「自分が主人公の立場ならセーフであった事を報告しますか?」

解答は8割の生徒さんが「報告しない」でした。

2割の生徒さんと意見が分かれたわけです。

そこで何が想定できるか?

 

「いじめ」が発生するでしょうね。

 

そこに触れるつもりはありませんでしたが、それが討論の良い所です。

今日の討論「誠実に行動する」については

その難しさや弊害について考える事ができました。

 

物事を深く考えて、言葉を探す習慣が付いてくると

物の見方、考え方も変わってきます。

生徒さん達にとって、色々な意味で良い経験になったと思います。

さて、次の議題は何にしようかと、今から考えています。

次回は8月22日。お盆過ぎですね!夏休み・・あっという間です!!


やる気にさせるのが塾の仕事

2012-08-07 10:29:03 | 学習全般

いつでしたか・・・・・

ある生徒さんの全くやる気の無い授業態度に講師も困り相談された事がありました。

その事には私も気が付いていましたが、それでも講師とのやり取りのなかで

気持ちを前向きにして向き合ってくれる事を願っていたのですか・・

私も本人に働きかけ、親御さんにもご相談しました。

しかし、その親御さんは

「やる気にさせるのが塾の仕事じゃないんですか?!」とちょっと憤慨されていました。

お子さんの授業態度や正答率などを正直にお話した結果でした。

家庭では見せない顔に信じられないといった動揺もあったでしょう・・・

私の話し方に問題があったのかもしれません。

今はそう考えることもできます、言われた当時は随分悩みましたが

昔の自分を思い出しました。

いままでどんな環境で学習してきたとしても塾に入れば

自動的にやる気が出て、自動的に成績が上がる?!

私自身、そう思っていた親の一人だったかもしれません。

 

ある意味この考え方は正解です。

塾側はやる気を出すきっかけになるべきでしょう。

そしてこの時、ご家庭でも変化を起こし働きかけて頂きたいと思います。

 

先日ある親御様とのお話でその決意をお母様が仰ってくださった事が

本当に嬉しかったです。

そんな風に支えてもらっているお子さんは幸せだと思います。

 

当教室は個別です。塾内生のみ少人数での補習授業も実施していますが

そうしたスタイルをとっているには理由があります。

私は臆病というか小心者とうか・・

自分の目で一人一人を把握していなくては怖いんですよね

さらに、大手一斉塾のように“着いてこれないならそれまで”と

割り切る事ができないんです。

 

ある生徒さんのやる気を引き出すのに思いのほか時間がかかりました。

その間、辛抱強く待ってくださった親御様の寛大な愛情に頭がさがります

そのおかげで、今は自ら学習する気持ちまで育ち熱心に授業に参加してくれています。

自分の成績に向き合い、これからを自分で考えてくれるようになりました。

 

一斉塾で難易度の高い問題だらけで自尊心を傷つけられ、「自分は出来ない」と思いこんでしまった生徒さんも

自信を取り戻し、前向きに学習できるようになりました。

 

冒頭に書いた「やる気にさせるのが塾の仕事でしょ」という

お叱りの言葉を頂けた事は、今の教室に活かされていると思っています。


受験生スピリッツ!

2012-08-06 19:00:53 | 受験生さんへ

夏休み、受験生にとっては学校が休みなだけの

猛勉強の夏です

今年くらい、勉強に明け暮れる日々でもいいと

割り切って、潔く打ち込んでほしいですよね!

そうは言っても、これまでの生活習慣を

一気に覆すのは誰にとっても困難な上に

受験がどういったものなのか?

どの程度やれば安心できるのか?

まったく分からないというのが本当のところでしょう。

これも時代なのかもしれませんが

今の生徒さん達には、「焦る」「不安になる」といった

ネガティブな考え方より、「何とかなるよ」「大丈夫」といった

ポジティブな方が多いような気がして、こちらの方がヒヤヒヤします。

気持ちがポジティブなのは良い事ですが、のん気すぎて

学習に真剣みが無かったり、勉強自体していなかったり!!

定期テストでも、何の根拠もなく

「行けると思う。大丈夫」などと軽く口にして返却された答案用紙を

こっそり隠す・・・もしくは自分自身ショックを受ける!

しかし、私から見たら当然な結果・・・と意識のギャップが広がっているようです。

 

受験生さんにここで注意してほしいのは

塾内テストや会場模擬で思いのほか「良い結果」がもし出せたとしても

それが維持され、安定してどのテストでも「良い結果」が出るまでは

気を抜かないでください。

まだ本格的な模擬やテストではありませんよ!それに

“本当の学力”が付いてくると、どのテストでも(ある程度似通った難易度の)

それなりの結果が出るはずです。

1つのテストの結果を信じ切ってしまって一喜一憂するのは今の段階では

まだ早いのです。

どんな結果にも油断したり落ち込んだりせず、今自分のすべき事を

しっかり見つめて“素直な気持ち”で学習しましょう!

支えてくれる周囲の方を見方に付けましょう!

利巧に立ちふるまって合格を手繰り寄せるんです!

受験生スピリッツを身につけて!!