HIKOの趣味三昧な日々

趣味の音楽やスポーツについて、日々の気付きとともに書きつづっていきます

METHENY-MEHLDAU

2006年10月21日 21時49分05秒 | CD
待ちかねた週末、今日もすがすがしい陽気です。午前中は陽が出て半袖でもいいくらいでしたが、午後からは雲が出てきて、だいぶすずしくなってきました。

さて、私はCDを頻繁に買ってしまうたちですが、その中でも新しい作品が出ると必ず買ってしまうアーチストがいます。キース・ジャレットとパット・メセニーです。今日購入したのはパット・メセニーが若手№1ピアニストのブラット・メルドーと初競演した作品「METHENY-MEHLDAU」。
ビアノとギターのデュオ作品というとビル・エバンス-ジム・ホールの「アンダーカレント」が歴史的名盤として有名ですが、この作品もそれに匹敵する作品となりそうです。
メセニーの曲が7曲、メルドーの曲が3曲、殆どはデュオでずか、2曲だけメルドー・トリオ+メセニーのカルテット編成で演奏しています。デュオの演奏は従来のメセニーのソロ作品の雰囲気を踏襲した静謐な空気感の漂う独特の音世界にメルドーが無理なく溶け込んで見事に一体化しています。一方のカルテットの方はガラッと変わってスピード感に溢れた演奏で、メルドーのピアノは水を得た魚のように切れ味鋭いタッチの音を次々と叩きだして来ます。ライル・メイズとはタイプの異なるピアニストですが、メセニーとの相性は悪くありません。聴きなれたメセニーのエレクトリック・ギターの音色とフレーズが、違った背景を得て別の輝きを放っている気がします。
どの曲もすばらしいですが、個人的にはカルテットの演奏をもっと聴きたい気がします。でもこのプロジェクトはこのアルバム1枚に終わらず、続編が予定されているとのことなので今後も期待できそうです。


《Personnel》
Pat Metheny (g)
Brad Mehldau (p)
Larry Grenadier (b)
Jeff Bailard (ds)

《Song Title》
1.Unrequited
2.Ahmid-6
3.Summer Day
4.Ring of Life
5.Legend
6.Find Me in Your Dreams
7.Say the Brother's Name
8.Bachelors Ⅲ
9.Annies Bittersweet Cake
10.Make Peace


Roland Kirk 「We Free Kings」

2006年10月20日 23時05分23秒 | CD
今日も良い天気で、日中気温がやや高めで、室内では少し蒸し暑さを感じるほどでした。

さて、昨日のJazz Liveに行く前に、実は少し時間があったので町田のディスク・ユニオンに行きました。

【昨日の収穫】
●Roland Kirk 「We Free Kings」(写真)
今回も今まで手の出なかったアーチストのアルバムを買ってみようと、手を出したのがこれ。
ローランド・カークというと3本もサックスを加えていっぺんに吹く盲目の黒眼鏡の怪人というイメージが強すぎて、今まで全く手が出ませんでした。ジャケットもまさにそういう雰囲気ありありのものばっかりですしね。
でもこのアルバムは意外とおとなしめの色調だったので、何となく手にとってしまいました。まぁ、見事にサックスは3本くわえてますけどね!(爆)
でも、聴いてみると曲は意外とオーソドックスなメインストリーム・ジャズという感じで、結構聴きやすいです。時折りフルート吹きながら奇声を上げてたり、例の一人ユニゾンやってたりと、ビックリする場面もありますが、意外とまともです。晩年のコルトレーンよりよっぽど聴きやすいじゃありませんか。
それにしても、いっぺんに3本どうやってあやつっているのでしょうか?(謎)
楽器名のところにあるstrich,manzello,sirenって一体どんな楽器なんでしょ?(謎)

《Personnel》
Rolland Kirk (ts,flute,strich,manzello,siren)
Richard Wyands (p)
Art Cavis (b)
Charlie Persip (ds)

《Song Title》
1.THREEFORTHEFESTIVAL
2.MOON SONG
3.A SACK FULL OF SOUL
4.THE HAUNTED MELODY
5.BLUES FOR ALICE (Alt. Take)
6.BLUES FOR ALICE (Master Take)
7.WE THREE KINGS
8.YOU DID IT, YOU DID IT
9.SOME KIND OF LOVE
10.MY DELIGHT
「輸入盤・美品」納得の840円でした。

ジャズ・ライブ♪

2006年10月19日 23時54分30秒 | 音楽
今日は町田のNica′sというジャズ喫茶にライブを聴きに行って来ました。
太田耕平さんというドラマーのクインテットでお目当ては佐藤恭子さんというアルトプレイヤーです
いやー良かった!10人も入るといっぱいになる位の店で目の前で吹いてくれましたよ。とても小柄な方で、始めはおとなしめな演奏なのかなと思っていたら、なかなかどうしてグロウトーンバリバリでかっこ良かった~!

ルックスは宇多田ヒカルっぼい感じです。
↓ ここで演奏がが聞けますよ
http://www.kyokosatoh.com/

他のメンバーも素晴らしい演奏でした。
リーダーの太田さんのオリジナル曲ばかりをやってくれましたが、アップ・テンポの曲もありスロー・バラードもボサノバもあり、かなり凝った編曲で「偏差値高そう~」って感じですが、演奏内容はとてもホットでGOODでした。

10/19(木) 19:45~ @町田 Nica's
"co.ffay"
太田耕平(ds)
松永卓朗(tp)
佐藤恭子(as)
田村和大(pf)
本川悠平(b)


小田急線で事故

2006年10月18日 20時57分32秒 | Weblog
今日も良い天気でした。朝方はちょっとひんやりするようになってきました。

今日は水曜日なので仕事も早仕舞いして、帰宅後サックスの練習にでも行こうかと計画していたのですが、なんと帰宅時間帯に小田急線で踏切事故があり、電車が止まってしまいました。
結局帰宅は8時前になってしまったので、サックスもランニングもなし。
残念!!

MILES DAVIS 「MY FUNNY VALENTINE」

2006年10月17日 22時33分06秒 | CD
今日もよい天気。空気が澄んで気持ちのいい日が続いています。

さて、マイルス・デイビスのリ・マスター紙ジャケCD再発シリーズ第2弾10作品が発売になりました。前回に続いて今回も厳選して4作品をゲットしました。
●MY FUNNY VALENTINE
●FOUR & MORE
●MILES IN BERLIN
●NEFERTITI
最初の3作品はライブ盤。「マイ・ファニー・・・」と「フォア・アンド・・・」は同日の録音で、前者はスロー・バラード中心、後者はアップ・テンポの曲を中心に収録しています。「イン・ベルリン」はウェイン・ショーター参加後のライブ盤。「ネフェルティティ」はハンコック・ショーター・カーター・ウィリアムスの4人を従えた伝説のクインテットで印象主義的に構成した曲を収録し、新境地を示した作品。いずれもアコースチック・マイルスの後期の代表的なアルバムです。
今「マイ・ファニー・バレンタイン」を聴いているところですが、マイルスのミュート・トランペットの絶妙な音色が見事に再現されていて、素晴らしい音質のCDです。
ジョージ・コールマンの艶やかなサックスの響きもいいし、トニー・ウィリアムスのシンバルの切れも最高です。
いや~買ってよかった。他の作品も欲しくなっちゃいました。

KENNY GARRETT 「BEYOND THE WALL」

2006年10月16日 20時52分00秒 | CD
今日も秋晴れ。日中はちょっと気温が上がって暑さを感じましたが、空が高くて気持ちのいい一日でした。

さて、月曜日のお楽しみのCDハンティング。今日も横浜のレコファンに行きました。

【今日の収穫】
●KENNY GARRETT 「BEYOND THE WALL」(写真)
ケニー・ギャレットの新作です。本作は全9曲全てケニー自身の作曲で、マッコイ・タイナーにトリビュートされたアルバムのようです。ジャケットには万里の長城、一部の曲には二胡の演奏や僧侶達の声明の声が使用されていて、かなり東洋に傾倒した作品です。彼は昨年中国を訪問しており、その時の印象が相当強かったようです。そう言えば彼自身かなりの日本通で、日本語もペラペラだということは結構知られています。
しかし今回のアルバムは全編東洋一色かと言うと、決してそうではなく、むしろ全体的にはコルトレーン・サウンドに近いものを感じます。テナー・サックスにファラオ・サンダースを迎えていることもそう感じさせる一因でしょうが、ファラオのプレイはコルトレーンと競演していたころのようなアグレッシブなものではなく、ノーマルで聴きやすい演奏です。そして、ケニー・ギャレットのアルトもいつもながら素晴らしい音色とテクニカルなプレイで、ぐいぐい引き込まれてしまいます。
当分は繰り返し愛聴するアルバムになると思います。

《Personnel》
KENNY GARRETT (as)
Pharaoh Sanders (ts)
Mulgrew Miller (p)
Robert Hurst (b)
Brian Blade (ds)
Ruggerio Boccato (per)
Mobby Hutcherson (vibe) etc.

《Song Title》
1.CALLING
2.BEYOND THE WALL
3.QING WEN
4.REALIZATION(MARCHING TOWARDS THE LIGHT)
5.TSUNAMI SONG
6.KISS TO THE SKIES
7.NOW
8.GWOKA
9.MAY PEACE BE UPON THEM

「輸入盤(国内盤なし)・新品同様」納得の1,260円でした。

ランニング と 今日のレッスン

2006年10月15日 20時55分59秒 | サックス
今日はこの秋一番の冷え込みとやらで、朝方はちょっとひんやりしました。
いつのまにかすっかり秋、空も鰯雲が並んで「天高く馬肥ゆる」という感じです。

さて、今日も日中走りました。気温も低めで走るには絶好のコンディション。
今日は久しぶりに海岸線まで出る「ロング・コース」を走りました。
夏場の苦しさがうそのように感じるほど軽快に走れました。
所要時間はなんと31分でした。「ひょっとしてベスト・タイム?」と思いましたが、7月6日に30分ジャストというのがありました。
まぁまぁですね。

夕方からはサックス教室のレッスンです。

【今日のレッスン】
●「朝日のようにさわやかに」の譜面の移調作業
先生からピアノ譜をもらって、五線紙にアルト・サックスの譜面に移調する作業をしました。
CからEbですから短3度下げることになるんですが、これが結構難しい!!
四苦八苦しながら何とか完成しました。
先生はC調の譜面を見ながらそのまま吹けるんだそうです。スゴイ。
●「朝日のようにさわやかに」の演奏
先週もやったバッキングに合わせて、今日書いた譜面を吹きました。
2チームに分かれて、メロディーとバッキングを交互に。
いや~楽しい楽しい。苦労して移調した甲斐がありました。

いよいよ来週からは、厚木の米軍基地でのクリスマス・パーティー出演に向けた曲練習に入ることになりました。
こっちも楽しみ、楽しみ。

映画 「涙そうそう」 と 今日の自主練

2006年10月14日 21時03分09秒 | 映画
今日も朝から良い天気。気温は低めですが、過ごし易く気持ちのいい日です。
朝方弱い地震があって、ちょっとビックリでした。

さて、今日は久しぶりに家内と映画を見に行ってきました。
「涙そうそう」(写真)妻夫木聡君と長澤まさみさんが主演、沖縄に生まれ育った血のつながらない兄妹のせつない愛の物語です。期待以上に泣かせてくれました。
ストーリーはこれから見る人のために内緒にしておきましょう。必見です。

夕方からは、カラオケボックスへサックスの自主練に出かけました。
【今日の自主練】
●ロング・トーンとスケール練習
12keyのメジャー・スケールはだいぶスムーズになりました。
そろそろマイナー・スケールにいかないといけませんね。
●テキスト第2巻 のレッスン1
前回のレッスンでさらっとやっただけのExを一通り。
Jazz Etudeの練習。前回のレッスンで教わったダブル・タンギング(ドゥー・ダ)を意識して。
●「冬の華」「ハナミズキ」
カラオケに合わせて3回ずつ。前回よりだいぶスムーズになりました。ただし音色が汚いのと、ブレスのタイミングがとれないので、途中で息が足りなくなることが難点。しっかりブレスで息を吸わないと、音圧も不足して音が震えます。簡単そうで難しいことです。

週末はゆったりと

2006年10月13日 20時41分24秒 | Weblog
今日も清々しい秋晴れの一日でした。

今週も早くも週末となりました。今週はさほど仕事は忙しくなかったのですが、先週末思いっ切り音楽三昧で体力を使い切ったためか、やや疲れ気味です。
今日は無理せず、サックスの練習もジョギングもお休み。
早寝して、明日のサックスの自主練に備えることとしましょう。


BILL EVANS 「I WILL SAY GOODBYE」

2006年10月12日 22時48分23秒 | CD
今日も秋晴れ。ずいぶん空が高く見えました。

帰りに立寄ったCDショップで、ビル・エバンスの古いアルバムが沢山廉価版出ているのを発見しました。なんでも「"ワルツ・フォー・デビィ"誕生45周年記念キャンペーン」ということで、ファンタジー・レーベル時代の15作品がなんと1,000円という特別価格で発売されています。
この時期のビル・エヴァンス・トリオのベーシストはエディ・ゴメスが務めています。ビルと共に幾つかの名盤を残し、比類なき天才ベーシストと呼ばれたスコット・ラファロを若くして交通事故で失って以来、何人かのベーシストと競演してきたビル・エヴァンスが、スコット・ラファロに勝るとも劣らぬ存在として見出し、彼のキャリアの後半期の大半を共にしたベーシストがエディ・ゴメスです。
もちろんこのアルバムでも絶妙のコンビネーションを聴かせてくれます。どの曲もすばらしいですが、とりわけ意味ありげなタイトル曲と、マイルス楽団の後輩ピアニストであるハービー・ハンコックの名曲「ドルフィン・ダンス」が絶品です。
秋の夜長にビル・エヴァンス・トリオ、いいですね~