Google Mapのストリートビューは、ご存じの方も多いと思います。今朝テレビで知ったのですが、Googleは災害の記憶を風化させないという目的で、東北の被災地の撮影を積極的に行い、現在夏頃の写真が、ストリートビューとして見ることができます。
震災から4ヶ月ぐらいたってからの写真ですが、陸前高田市などは、半壊したビルが点在するだけで、復興の兆しさえ探すことができません。被災地を実際に訪れた方が、テレビでいろいろな画像が放映されてそれを見ていたにもかかわらず、一様に実際のその光景にショックを受けて、被災地のために何か役立ちたいと思ったという話をされます。
ストリートビューは、あたかも自分がその場所にいるように周囲を見たり、その場所を歩いているように移動したりできる技術です。もちろん実際に現地を訪れることとは、比べることができませんが、テレビで一方的に見せられている画像とは違い、現地の状況が、より身に迫って感じられます。