ひなマム一家の珍道中・ブログ版

息子・陽は高校生になりました。これまでのお弁当やざっくりな料理、家族でのお出かけの記録。ニャンコもたまに登場するよ。

パートナードッグ

2007年01月06日 02時10分01秒 | ひなマム
今日は通院の後、少し気分転換に買い物に行きました。

街頭で車椅子の方とボランティアの方とワンちゃんが2頭、介助犬育成の募金活動をしていました。

『投資したい』そう思って募金箱に。
募金するには色んな意味や思いがあると思います。私は『このワンちゃん達に1票!!』という気分でした。
介助犬は『パートナードッグ』というそうです。私は『介助』ではなく『パートナー』という言葉の方に共感しました。

人には色んな『パートナー』がいます。
夫婦・友人・家族・仕事・・・色んな場面でパートナーがいて自分がいます。
私はそのパートナーがいなかったらきっと自分は成り立たない、そう思いました。
誰かのパートナーになるってステキなことだし難しいことです。そしてそのパートナーを得ることも難しいことです。そこには相手に特別な思いがなければ成り立たない、私にとってのパートナーはそんな感じ。
あのワンちゃん達もきっとそんな存在なのかな。。そんな存在になる可能性を秘めたワンちゃん達が実は沢山いるかもしれない。
そう思うと何かの形で応援したくなりました。それが『お金』という形で必要ならば、今ここで私が気になって足を止めて「ステキなパートナーを育ててね!」と思ったなら、そのワンちゃん達の可能性に投資したいと思いました。

私の後にも募金している方を数人見かけました。
色んな考え方や思いがあると思います。
でも色んな思いは共通して「パートナードッグの育成」に向かって近付いていくのかなと思いました。

お正月明けの街は人が多かったです。
そんな中で募金活動の存在が気になって足を止める人、見知らぬ人で一瞬でも同じことを感じる人がこんなにいるんだな~。。
何かまとまらない変な感想?視点?かもしれないけど、そういうことを考えちゃう日でした。



4時間分のお話

2007年01月06日 01時26分21秒 | 
今日はひなマムが通院の日でした。

陽を託児所に預けて離れる時、陽は泣きませんでした。
昨日から「明日はママ病院だから陽は先生とお友達と遊びに行くよ。」と話して聞かせていました。
たとえ「やだ!」と言ってもやっぱり抜き打ちで預けることはできません。
通院のたびにいつもですが、ママは病院行くから少し一緒にいれないけど陽が託児所に行ってくれることがどうしても必要だということ、それによってママは助かるなぁということ、必ず迎えに行くことを前日から話しておきます。

迎えに行くと真っ先に気付いて「ママ~! お友達遊んだよ!」と駆け寄ってきました。この瞬間、何とも嬉しい限りです。

一緒に家に帰ってご飯を食べて少し早めに寝かし付けに入りました。
「今夜はすぐには寝なそう。。」とは思っていましたが、結果寝付くまで4時間です。

「寂しかったらいつでも呼んでいいよ、ママすぐ来るからね。おやすみ」と部屋を出てきてからしばらくして泣き始めました。
抱っこしてもなかなか愚図りは収まらず、どうしよう。。。
そして今日あったことや明日何がしたいか、ご飯は何にしようか、色々話してる間に「ベッド行く。手つなぐ。」と言うのでベッドに入れて手をつないで、私がウトウトしてしまいました。
陽の呼びかけでふと目が覚めると、陽はまだベッドの中で遊んでいました。

今夜はガッチャも仕事でいません。どうしたらいいんだろう・・・。
叱ってもどうにもならないと感じました。1日の終わりを怒って泣いて終わらせたくないのは私も陽も同じです。

相当眠そうなのにまだふんばってるのはなぜ?
どうしたら眠れる?
どうしてほしい?
何かママにできることはある?
何が足りない?
陽にも聞いたり自分で考えたりしましたが、なかなか答えは出ません。
そこで『私自身今日陽と離れて何を思ったか』を思い出してみました。

久しぶりの託児所、かなり心配でした。
預ける時に陽が泣かないのも託児中に泣かなかったのも、何か我慢はしていなかったか気になっていました。時に我慢は必要であって自分が通院するにも陽の協力が必要であること、それでも陽が不安な思いをしてないかなど気になっていました。
もう何度も預けているのに。
病院の後少し気分転換に買い物をする時間を作りました。これも大事な時間です。
その間も「陽は今どんなふうに過ごしてるかな~、帰ったらどんなお話してくれるかな~。。」と思いました。
そしたら陽にとても会いたくなりました。
今日は陽と居る時間が少なかったなぁと思いました。

私は今日そう思いながら過ごしたことを思い返してみたら、陽がどうして寝ないのか少しわかったというか共感できたかなと思いました。
今日陽が思っていたことは私と同じだったのかも。
お友達や先生と楽しく遊びながらふと「ママどうしてるかな、お迎えまだかな。」と思ったり、「今日はブロックで遊んで電車も見たよ。明日はママと公園行ってうさぎ見に行きたい。」ということを話してくれたり。

4時間寝付かなかったのは4時間分のお話があったのかもしれません。
素直にそう思えました。
いつもこう思えるかはわかりません。しんどい日もきっとまたあるでしょう。
でも今日は素直にこう思えたことが自分で嬉しかった。陽の気持ちに近づけたかなと思って。
今日はこれで万々歳、しんどい日はまたその時に悩もう。
調子良く考えちゃってます。
私がそのことに気付くまでも4時間かかったってことになります。
でも大事な時間、必要な時間だったのでしょう。

その後すぐ、手をつないだまま陽は眠りにつきました。