あまのはらふりさけみれば・・・・

北京で単身赴任生活2年、帰国後も中国ネタを書き綴ります。

マクドナルドから始まった長い一日(始まり始まり)

2013-04-08 23:05:04 | 日記
どこをどうしたらそうなるのか、麦当労(マイダンロウ)はマクドナルドのことである。
関西ではマクドと言い、東京ではマックと言う、そうするとまぁ、米国人から見れば同じような程度かもしれない、いや待てよ中国のほうが似ているかも・・・。
そんなことを思いつつ、朝食に次のものを注文した。

早餐組合精選火腿※満分(※てへんに八) 

さてさて、筆者の理解によると正解は、「朝のお勧め ソーセージマフィンセット」というところ。中身はというと、ソーセージマフィンにドリンクとマッシュポテト付きで10元(150円くらい)。
皆さんもなんとなく、なんとなく判ったでしょう?「ソーセージ、マフィン」は知らなければわからないでしょうが、残りはなんとなく、そうなんとなく。だって皆さんも漢字の国の人ですから。

「満分:マフィン」は音から翻訳、「組合:セット」はもちろん意味から、「火腿:ソーセージ」は元々ある似たものと同じ呼び方に、というところ。

カタカナという魔法の道具を持つ私たち日本人と異なり、中国では、このようなこと(変換、翻訳)が毎日のように行われていると思う。
しかし、その作業は、どこで、どのように、だれが行っていのだろうか。
滞在中にこの問いをいろんな方に向けてみたいと思っている。国営マスコミである新華社あたりかなと、見当はつけているが、いわゆる若者言葉などは自然発生なのか…。

そんなことを考えつつ、朝陽区建国門外大街(日本人の多いところ)の麦当労にて実に味気ない朝食を摂った。

外に出ると、なんと快晴。きれいな青空が見え、それだけでいい日になりそうな予感がした。
4月6日 北京市内仮滞在のマンションにて記す(up4/8 23:02 続く、のであった)

羽田空港

2013-04-08 22:22:56 | 日記
一連の出国手続きを終えると、そこは中国だった。頭の中が真っ白になった。

川端先生の有名な御作『雪国』の冒頭を冒涜することをお許しいただけるならば、そのときの私の状態はこのようなところだろう。
まだ羽田空港内の搭乗ゲート前だというのに、声高に聞こえるのは中国語である。
どうして、彼らは笑顔で罵り合っているのか、そんな風に思った御仁も多かろうが、語気を強めるというか、強く出す音と普通の音が混じるのが中国語の特徴の一つであり、そんなことは3年も習っておれば判っているつもりなのに、やはりうるさく感じてしまうのである。

そしていざ乗り込んでみると、ガラガラにもかかわらず二人掛座席の隣は中国人。離陸後、CAが気を利かして私を空いている別の席へと案内してくれた。
これから始まる2年間の外国暮らし。やはり日本とは違うストレスを感じる毎日になるだろうことは想像に難くない。
赴任者の皆様、お疲れ様です、機上にありて心からそう思うのであった。
そして、とりあえず無事、北京に着いた。
お休みなさい、晩安。         4月5日  北京市内仮滞在のマンションにて記す(up4/8 22:24)