あまのはらふりさけみれば・・・・

北京で単身赴任生活2年、帰国後も中国ネタを書き綴ります。

北京の関西人 ~ くまねこ撃たれる(?) ~

2013-04-14 09:15:36 | 日記


胡同(フートン)、判りやすく言えば路地、横丁とか長屋みたいなもの、あるいはその集合体
と思っていただいてよろしかろう。

昨日夕暮れどきに、生まれて初めて、ある胡同に足を踏み入れてみた。

キョロキョロと脇見をしながら歩いていると、木の枝で木の皮をこすっている4歳ぐらいの男の子
とその母親を見つけた。
何をしよるんと、見ていると、私を見つけた悪ガキは、木の枝のピストルでいきなり撃ってきた。
「バンバン!」と銃声が悪ガキの口あたりから聞こえた途端、私は
思わず、腹部を両手で押さえてのけぞった。
すると悪ガキは、笑って逃走しながら次々と銃弾を浴びせてきた。
そのたびに私は跳ね上がったり、呻いたりしたが、幸いすべて急所を外れていたのでなんとか再び
歩きだすことができた。
悪ガキの母親が制止してくれなければ危ないところだった。



とまぁ、何とも関西人な反応をしてしまった。
母親を含め、周囲の反応は冷ややかというか、理解しがたい様子でキョトンとしていた。
悪ガキと私だけの間にだけ成立したコミュニケーションだった。

文化財や史跡に相当すると思われるプレートと解説のついた建物や市民の生活の垣間見える
家のつくり、店舗の様子などなど、胡同について書くべきことは多々あったのだが、これは写真と
ともに掲載していきたい。

いずれにしても、あの悪ガキにリベンジするため、またあの胡同に足を運ばなければなるまい。

故郷は遠きにありて想うもの

2013-04-14 00:04:22 | 日記
この1週間の出来事を書き綴るつもりが、朝からいきなり、そんな気分にはなれなくなった。


起床してテレビつけると、妻子を残してきた日本国兵庫県で早暁に最大震度6弱を観測したというでは
ないか。
6弱という数字に何もないことを予想しながらも、自宅に電話して、無事を確認した。

電話を替わった長女が、大気汚染だの、北○○の「人工衛星」だの、鳥フルだのいろいろと心配して
くれて、嬉しいような、申し訳ないような複雑な気持ちになった。

6弱といいながら、その割に負傷者や家屋の被害も多く、18年が経過したとはいえ、阪神・淡路大震災
のトラウマが思い起こされなければいいが、と祈るばかりであった。

今週とこの週末の出来事は後日に記したい。


                    4月14日 遥か異国の地にありて故郷のことを想いつつ