どんとくるコスモス畑の夕日かな あきオジ

隅田川何もかも押しだしている あきオジ

静かなれど残酷な血が溢れだす あきオジ

そんなことあんなことも傘のなか あきオジ

俳句作りの俳句であることは諦めていますし
そうなるこを望んでいるわけはありません。

私の俳句はクシャミのようなものです。
ところかまわず出てしまう。

そんな程度で十分です。

秋深しあれこれ込める俳句あり あきオジ

箱に入れもっともらしき柿になり あきオジ

そんなものそれしか言えず秋刀魚食い あきオジ

囲炉裏ばた不満を語る老女あり あきオジ

コスモスは見る人もなき朝になり あきオジ