白ユリを振り返りもせぬ山頭火 あきオジ

百合咲けば景色が変わる危うさよ あきオジ

蓮を撮るただそれだけでほっとする あきオジ

男が居場所を見つける。
これって、退職前の大切な段取り。
そう思います。

紫陽花を写す蹲苔むして あきオジ

暑き日を海にいれたり最上川　　芭蕉

紫陽花をしたがえ濡れる観音像 あきオジ

傘揺れる山門に咲く芙蓉かな あきオジ

青うめをうてばかつ散る青葉かな　　蕪村

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このような素敵な句に出会うと、きちんと俳句してみようかななどと
思ってしまいますね。ときの流れが技巧的で的確に表現されていて圧倒されますね。

時のずれと色彩の発見こそが蕪村なのでしょうかね。