りたいあまん

リタイア後どうしたら充実した人生を送れるか。日々模索しています。

クリスマス・キャロル

2019年12月22日 | リタイア日記

きのうの土曜日は公民館英語の日だった。
クリスマスも近いので話題の中心はクリスマスだった。
だが年齢の高い人が多いせいか、クリスマスには
関心が薄いようだった。
若い人が多いと何かと盛り上がるこの季節なのだが。
クリスマスに関した英単語はたくさんある。
よく使われる用語、ツリーやサンタやクリスチャン
やジーザス・クライストなどの人名とスペルを説明する。
その後、英文学の話に移った。
文豪デイケンズの" クリスマス・キャロル"を取り上げる。
時代背景はヴィクトリア女王の治世で産業革命期のロンドン
である。
主人公はスクルージという初老の商人である。彼は「町
一番のけちんぼう」と呼ばれる守銭奴でエゴイストな
嫌われ者だ。
クリスマス・イヴの夜、スクルージの部屋に亡霊が現れる。
七年前に死んだマーレイという男の亡霊である。
スクルージはマーレイに説教され、その後に現れる三人の
幽霊と奇妙な体験を通じて改心し、これまでの強欲な
態度を改めて善良なる人間に変わってゆくというストーリ
である。
デズニーのアニメや映画にもなった小説なので英語圏の人
なら誰もが知っている。
英語を学ぶ人も知識の一端として知っておいても悪くはない
はず。
お話そのものはユーモアがあったりクリスマスの楽しさが
あったりで今の季節にふさわしいのだが、内容に教訓的な
一面があったり、おしつけがましい感じがしないでもない。
興味がある人がいたらこの本をお貸しします、と言って
話に一区切りをつけたのでした。
コメント (2)
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