テレマン:室内楽名曲集
バッハ:音楽の捧げもの
FMラジオで古楽の楽しみという番組がある。
目覚まし時計代わりに聴いているうちに、それまであまり親しめなかった古楽、主に
バロック音楽が好きになった。
特にプレゼンターの鈴木優人がいい。明快な語り口で分かりやすく解説してくれる。
鈴木優人はバッハ・コレギウム・ジャパンの指揮者でもある。
現代ではバッハは音楽の父ともいわれ人気度は抜群である。
同時代の音楽家でテレマンという人がいる。
テレマンより現在ではバッハの方が人気があるが、当時は違った。
テレマンの方が圧倒的に支持され評価も高かった。
バッハは作曲家というよりオルガン奏者としての評価が高かった。
今、我が家にあるCDで二人の音楽を聴きくらべてみると、まさに
当時の(バロック時代の)人々が認めていた通りだという気がする。
一言でいうと、バッハは難解である。それに対してテレマンの音楽
の方が親しみやすくわかりやすい。
と、感じるのは私だけだろうか。