りたいあまん

リタイア後どうしたら充実した人生を送れるか。日々模索しています。

食べ物がおいしい秋

2021年10月13日 | リタイア日記

     

秋になると空気が澄み食べ物がおいしく感じられる。

梨やぶどうや柿などの果物が豊富に出回り、栗などの木の実も

おいしそうである。

何も無い季節に比べると秋はごちそうがいっぱいなのである。

ごちそうという言葉から私が思い浮かべるのは「アラビアン

ナイト」という本の「アラジンと魔法のランプ」という物語

である。

アラジン少年は家が貧しくいつも腹を空かせていた。

ひょんなことから魔法のランプを手に入れたアラジンは

汚れたランプをきれいにしようと、こすっていると大魔神が現れる。

「何でも命令してください。ご主人様」という大魔神にアラジンは

びっくりしたが、腹が減っていたので「とりあえずごちそうを」

と命令すると、目の前にごちそうが並べられていた。

それは、" 柔らかい肉、新鮮なフルーツやナッツ、米やきび、

珍しいチーズ、香りのいい野菜、シャーベットにコーヒーと

ワイン"であった。

しかもそれらは貴重な金やシルバーのボウルやゴブレット(足付の

ガラスでできたグラス)に入れられていたのである。

現代でこそスーパーにでも行けば(お金さえあれば)いくらでも

手に入る食べ物だが、というか、millet( きび)など誰も食べないし

どこにも置いてないが、その時代には貴重な食べ物で大変珍し

かったのだ。

お腹が減ったときはアラジンになったつもりで物語のそういった

食べ物を目の前にしているどこかの国の王様になって、ふんぞり

かえっている自分を思い描くと楽しいのである。

 

コメント
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