りたいあまん

リタイア後どうしたら充実した人生を送れるか。日々模索しています。

昭和のスター

2021年03月19日 | リタイア日記


少し前の週刊誌「週刊G」に昭和の怪物研究と題して
古今亭志ん朝が取り上げられていた。
談志ら先輩を36人も抜いて真打に昇進した話を皮切に
芝居や舞台や映画・テレビで大活躍した志ん朝の良く
知られた生涯を中心にグラビア化されている。
最後はガンで63歳の生涯を閉じるが、最後を看取った
のは一番弟子の志ん輔だった。
 「師匠は左わき腹を下にしないと苦しくて寝られ
  なくなっていました。それで私が夜中じゅう、
  背中から抱きかかえていたんです。」
 「2番の人が3番になっても目立たないけれど、
  1番が2番になると目立ちます。でも師匠、もう
  いいんじゃないですか。私がそう囁くと、師匠は
  安心したような表情を見せました。
  息を引き取ったのは翌朝でした」
と語っている。

私は昔から志ん朝のふぁんだったので、寄席で何度も
お目にかかったが、亡くなる直前の浅草演芸ホールで
名物の住吉踊りと落語を目にすることができたのは
幸いだった。

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