満塁本塁打を放つ長谷川聡太 慶スポより
野球のだいご味はホームランである。
それはプロでもアマでも同じだ。
なかでもグランド・スラム(満塁ホームラン)ほど見ていて爽快なものはない。
一挙に四点も入るのだから。これほど効率の良いことはない。
だいたい満塁になるチャンスなど中々ない。一試合に一度あるかないかである。
そのチャンスに打てずに凡退でもしようものなら期待して見ているものを
がっかりさせてしまう。バカヤローと、罵声の一つでも浴びせたくなってしまう。
(負けている場合に特に)
昨日の六大学野球・慶明戦ではそれほど期待していなかった長谷川が満塁本塁打を
放ったので驚いた。「自分が一番びっくりしている」試合後のコメントである。
何故期待しなかったのか。彼は投手である。しかも初めて打席に立ったのである。
これほどの驚きはない。
彼は投手なので打撃練習もあまりやってない。だが、記録に残るプレーができて
うれしい、とのコメントも残していた。
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