ジャパン・タイムズに目を通していたら川上未映子という
日本人名に目が止まった。
この女性は芥川賞作家である。だが私はその作品を一度も
読んだことがない。
では何故名前を知っているのか?
それは今読んでいる『みみずくは黄昏に飛びたつ』という
インタビュー本の聞き役になっている人なのだからである。
一方の、主役というか語り役は現代の人気作家村上春樹である。
この本についてはいずれ別の日に言及するつもりである。
さて、新聞では川上未映子のことをどう書いていたのか。
彼女は一度結婚・離婚をして子供を一人もうけた。
この時はまだ作家活動をしておらず、(作家として名をなして
いなかった)生活のためホステスをして金を稼いでいたという
経験を持つ。
彼女はロスジェネ世代という世代に入るらしい。
Lost generationロスト・ジェネレイションすなわちロスジェネである。
1970年代(昭和45年)に生まれ、'90年代の半ばに社会に出た
人たちがそれにあたる。現在40歳前後になっている。
彼らは、つまりロスジェネ世代の人らは概して結婚という
ものに消極的であり、仕事も見つけられず、子供も持てない
のだという。
川上未映子はそんな時代に子供を産んだ。だが離婚のため
シングルマザーと呼ばれて子育てをしたという一風変わった
経歴の持ち主というか異色の作家なのである。
作品の多くが関西弁で書かれている。
今まで読む気になれなかったのもそのあたりに理由がある
のかも知れない。
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日本人名に目が止まった。
この女性は芥川賞作家である。だが私はその作品を一度も
読んだことがない。
では何故名前を知っているのか?
それは今読んでいる『みみずくは黄昏に飛びたつ』という
インタビュー本の聞き役になっている人なのだからである。
一方の、主役というか語り役は現代の人気作家村上春樹である。
この本についてはいずれ別の日に言及するつもりである。
さて、新聞では川上未映子のことをどう書いていたのか。
彼女は一度結婚・離婚をして子供を一人もうけた。
この時はまだ作家活動をしておらず、(作家として名をなして
いなかった)生活のためホステスをして金を稼いでいたという
経験を持つ。
彼女はロスジェネ世代という世代に入るらしい。
Lost generationロスト・ジェネレイションすなわちロスジェネである。
1970年代(昭和45年)に生まれ、'90年代の半ばに社会に出た
人たちがそれにあたる。現在40歳前後になっている。
彼らは、つまりロスジェネ世代の人らは概して結婚という
ものに消極的であり、仕事も見つけられず、子供も持てない
のだという。
川上未映子はそんな時代に子供を産んだ。だが離婚のため
シングルマザーと呼ばれて子育てをしたという一風変わった
経歴の持ち主というか異色の作家なのである。
作品の多くが関西弁で書かれている。
今まで読む気になれなかったのもそのあたりに理由がある
のかも知れない。
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