
<PAN系高弾性カーボンシート>
シャフトのカーボン材料には、石油などの副生成物であるピッチから作られた「ピッチ系カーボン」とアクリル繊維から生成されるポリアクリロニトリル(PAN)を原料とする「PAN系カーボン」があります。
FSPが使用するPAN系カーボンは、繊維糸が細く、軽く、強い特性があり、最高レベルの弾き感を生み出します。
ただし、この至高のPAN系カーボンは、両刃の剣とも言えるもので、凄まじい弾き感と耐久性の弱さが同居していたため、部分的にしか使用できない面がありました。
PAN系高弾性だけで作ったシャフト、それは誰もが挑戦し続けてきた、まさに”究極のシャフト”と言っても過言ではありません。
それを可能にしたのは手作りにこだわり、豊富な経験、柔軟な発想と工夫、緻密な技術、そして何度も試作してはテストを繰り返す忍耐力につきます。
手造りにこだわるFSPより独自のバイアス設計を駆使し生まれた、しなやかさの中にしっかりとした芯がありつかまりのよい、かつて無い弾き感と安定感を実現しました。
私自身、現在FSPの50tカーボン4軸組布のMP4-01使ってるんですが、1度高弾性カーボンシャフトの弾き感を味わっちゃうともう・・・。
MP4-01はもうきつくなってきたんで、次はこれかな。
すし石垣プロのインプレッションでは、結構撓ってくれるシャフトのようです。
先日バシレウスから同じPAN系カーボン+ボロンのAAAが出ましたが、バシレウスは一応500本限定なんですよね。
ポチッと一票してもれえるとうれしいなぁ。


