食の旅人

~ 食べることは生きること、生きることは旅すること、そうだ食べることは旅すること~
  野村洋文

松本楼

2009-10-13 13:50:04 | 日記
 ヨーロッパの公園には、中心部にレストランがある。



 手探りで欧米文化を取り入れていた明治時代、日比谷公園の中に瀟洒な洋風レストランが誕生した。


 
 『 松本楼である 』



数年前、胡錦濤国家主席が来日した際、非公式の夕食会が、件の店で催された。


 何故、松本楼なのだろう?



 近代中国設立の父、孫文。  多額の資金援助により、彼の革命の後ろ盾となった人物が、このレストランに深く関わった方なのだそうである。



 中国では、「水を飲む人は、井戸を掘った人の恩を忘れない」 という諺がある

 田中角栄元首相同様、松本楼は中国にとって、偉大なる恩人なのだ。




 『 松本楼 』で有名なのが、年1度の「10円カレー、チャリティー」。



 1971年、過激派の放火により、松本楼は炎上してしまう。


 しかし、全国からの厚い支援のもと、チャリティーで再びオープンすることができた。


 この恩返しとして、「10円カレー」を催しているのだ。



 有楽町界隈に出向いた際は、日比谷公園に立ち寄り、松本楼のカレーに舌鼓しながら、ぼんやりと時間をやり過ごされるのも逸楽かもしれない。


 死語になりつつある、恩や儀、に感服しながら、、、、、