食の旅人

~ 食べることは生きること、生きることは旅すること、そうだ食べることは旅すること~
  野村洋文

16 秒

2009-10-29 08:21:06 | 日記
 江夏 豊   



 という大投手がいた。


 一匹狼。


 流浪のサウスポー。


 サングラスにダブルのスーツ、襟を立てた毛皮のコートをその上にまとい、契約更改に臨む姿は、その筋の方と見紛うほどであった。


 広島時代、対近鉄戦の日本シリーズ、第7戦目(最終戦)。


 広島1点リードの9回裏、無死満塁の大ピンチを、三者凡退に打ち取ったシーンは   「江夏の21球」  という言葉で、 日本プロ野球史上最高の名場面として、語り草になっている。



  さて、江夏が全盛期の頃。


 彼がマウンドに立つと、球場全体が水を打ったように静まり返ったという。


   何故だろう。


 ある脳科学者の研究レポートによると、人の延髄には、体内時計らしき装置が備わっており、その時計の刻む単位は16秒なのだそうである。

 この16秒に、呼吸リズムは多分に影響を受けている、としている。



 最盛期の江夏は、ボールをキャッチャーから受け、サインを覗き込み、モーションからキャッチャーミットに投げ込む、まで、16秒だったといわれている。


  観衆は、江夏の16秒に、自身の体内時計もきれいに合わせられていたのである。


   

    16秒、、、、、


 何か仕事をする場合、16秒のリズムで行うとうまくいくかもしれない。


 また、営業や商談上で、16秒のリズムを念頭に会話を進めていくと、相手も乗ってくれるかもしれない。