食の旅人

~ 食べることは生きること、生きることは旅すること、そうだ食べることは旅すること~
  野村洋文

NHk「逆転人生」~介護シューズ~雑感

2019-12-10 08:19:03 | 日記
昨晩、NHK総合「逆転人生」は、介護シューズ、転びにくいシューズ開発に携わった、地方の中小企業社長が主人でした。 すみません~💦 いつものことながら、開始15分ほどで瞼が閉じてしまいました。 しかし、冒頭のナレーションから、内容を想像することはできます。30年前、バブルがはじけ、大手の下請けで靴を生産していた町工場に大逆風が吹きます。企業からの依頼がなくなったのです。社員たちの反発、売り込み方、など大きな壁を乗り越え、利益よりも顧客ニーズを最優先の姿勢を貫き、今に繋がる介護シューズの開発に成功しました。 番組の主旨は、介護状況を社会問題として広げるのではなく、この介護シューズ開発に掛けた思い、姿勢が、いかにビジネス成功上大事であるか、を諭すことでありますから、おそらく、上記しましたが、「利益よりも顧客ニーズを最優先」がポイントではないかと感じます(寝てしまったので、多分、そうだと思います。 いや、どう考えても絶対にそうまとまるでしょう ) 高齢者に関しては、転倒・転落で亡くなる人は、交通事故で亡くなる人の3倍以上と聞きます。 転倒が原因で骨折し、要介護になる方も多いのです。 30年前、まだ、超高齢社会を現実にしていない頃、介護シューズの開発に粉骨砕身した社長の先見の目には敬服いたします。 さらに、自分として思うのですが、転倒は、お風呂場で特に多いような気がします。 何故か、その対策グッズ、環境アセスメントのようなものを耳にしたことがありません。 といっても、漠然としており、どう対処してよいのかもわかりませんが、とにかく、お風呂場での転倒を防ぐ試み、何らかのグッズ開発、に着手していただきたいものです。 要は、「お風呂場での転倒を回避するための対策」が、現実問題として必要なのであります。  そして、介護繋がりで思い出したのが、「アサヒ芸能」の記事内容。 人手不足が深刻な介護業界で、介護職員の時間を奪うのが介護食調理のようです。 近年、食品各社が相次いで手間のかからない介護食の参入をしているとのこと。食品メーカーにとっても、介護食は逆ピラミッド型人口構成の国内市場では、数少ない成長市場であるわけです。 どうでしょうか!? 口腔介護、摂食、を得意とする我々歯科業界も、率先して、介護食市場に、指導・助言等で絡んでいくべきではないでしょうか。