午後からの、「辰巳琢郎が贈る日本ワインと音楽の夕べ」でバタバタしている最中に、あごの外れたおばあさんが来院された。 どうにか収まったが、いい加減してくれ、新型コロナ!!!
「東京は危ないから行きたくないねえ」とか、「感染者数増えているから怖いねえ」とか、新型コロナが世間話の取っ掛かり、枕詞、季節のあいさつに利用されてきている。 「今日も暑いですねえ~」と同じ感覚で!! 行きたくない会合、断りづらいお誘いも、「コロナが怖いんで」の一言でかたずけることができる。 言われたほうは何も言えない。 全く死んでいない。 重病者は激減している。 無症状感染者がどんどん増えている。 集団免疫に近づいている、いや、すでに達している( 上久保靖彦教授論)スピード違反の取り締まりと同じで、検査すればするほど、陽性者は出る。 本当は怖くなんかないくせに、「感染者増えているみたいで怖いですねえ~」と、世間話の取っ掛かりに、枕詞に、使用されている。 以前と何ら変わらない状況なのに、「コロナ増えて怖いねえ」のフレーズが独り歩きし、人々の心、社会規範を錯乱している。 そして、僕は、反新型コロナ絶叫症候群に取りつかれ、わめき続けている。