歯の講座が、医学部と同じくらいの数だけある。にも関わらず、三叉神経や、顔面神経をわかる人間が、ほとんどいない。これでは、世間様に顔向けできない。
本来ならば、夏の高校野球で盛り上がっていくところだが、今年は、机上の甲子園をひとり楽しみたい。 埼玉県の常連出場校で瞬時に思い出すのは、上尾高校。 小学1年か2年だったと思う。 原辰徳率いる東海大相模を破り、逆転に逆転を重ね、準決勝まで登りつめた夏、歓喜と興奮が、プールの匂いと蝉の鳴き声に混ざって思い出される。 小学5年か6年だったと思う。 簑島高校と星稜高校が延長18回まで戦い抜いた試合、べっとりした汗の匂いが、今でも残っている。 そして、中学3年の夏、突如、PL学園に現れた、1年生のコンビ。 1つ上とは思えないほど大人びていたし眩しかった。 準決勝で剛腕投手水野率いる池田高校と対戦し、1年生で4番を任された清原は、4打席4三振。 ピッチャーの桑田が、その試合を決定づけるスリーランを水野から打ち放った。 桑田は、高校時代、打者としても偉大な記録を残していることを知った。 通算6ホームランは、清原(13本)に次いで、2位のようである。 話が現在になるが、清原は確かに失敗した。 薬物依存症とは一生闘い続けなければならないだろう。 現在(メディア情報)、失敗を真摯に受け止め、前向きに歩んでいる清原がいる。 僕ら世代の甲子園ヒーロー清原が、人生の闘うヒーローであることに最大の讃辞を贈りたい。