「漆の実のみのる国」(上)(下) 藤沢周平
NHKの大河ドラマ「天地人」が終わって、思いついてこの本を読んでみた。
上杉景勝と直江兼続の主従が基礎を作った米沢藩の後の藩主の上杉鷹山が、家臣とともに崩壊寸前の米沢藩の財政を立て直していく物語。
上杉景勝と直江兼続が家康に対抗したことから、米沢に減封された折に家臣をリストラすることなく従ったが、その過剰人員、大国意識がネックで藩財政が破たんしていった。これを立て直す過程では、家臣間の抗争、家臣の主君への反逆など様々な困難が発生した。
何やら、今の企業経営や日本の状況にも通じるものがある気がした。
NHKの大河ドラマ「天地人」が終わって、思いついてこの本を読んでみた。
上杉景勝と直江兼続の主従が基礎を作った米沢藩の後の藩主の上杉鷹山が、家臣とともに崩壊寸前の米沢藩の財政を立て直していく物語。
上杉景勝と直江兼続が家康に対抗したことから、米沢に減封された折に家臣をリストラすることなく従ったが、その過剰人員、大国意識がネックで藩財政が破たんしていった。これを立て直す過程では、家臣間の抗争、家臣の主君への反逆など様々な困難が発生した。
何やら、今の企業経営や日本の状況にも通じるものがある気がした。