おやつと本とアートで綴るhirorinの思い出

おいしいもの・小さくて可愛いもの・アート・本が大好き。これからも健康に注意しながらおやつを食べ続けることを誓います。

「まほろ駅前多田便利軒」 三浦しをん

2006年07月16日 19時02分06秒 | 読書

図書館で借りてる間にタイムリーに直木賞とってしまいましたね。受賞発表後だと、借りるのにすごい順番待ちだったでしょう。

東京の架空の町「まほろ市」この町の駅前で、ひっそり営まれる便利屋稼業。今日の依頼人は何を持ち込んでくるのか?痛快で、やがて熱く胸に迫るとあります。

連作集なんですが、まともな依頼の合間に妙な怪しげな依頼も挟み込まれます。まあ、結局は解決するんですが、結構重いんですよ

現代の家族のあり方や問題、ヤバイ取引とかが、からんでる。本質は、解決できてないんだけど、不安定なあやふやな状況で、一応解決するという。この便利屋さん二人も心の中に重い、苦しいものをかかえてて。熱く胸に迫るものありました。

こないだから読んでた、「強運の持ち主」や「東京バンドワゴン」と似ていて、同じように事件を解決するんだけど、こちらのほうが、現代の世相とかをしっかりとりこんでて、やっぱ直木賞と思います。(一体、私は誰やねん?ド素人なのに)

もも、ギュウギュウです。太いから、体はみだしてる

今日、スーパーで見つけた「期間限定」のヤマザキパン「うずまき黒糖入りペストリー」つい買いました。このうずまきペストリーは、ロングセラー商品らしいです。でも、全部一遍に食べるのは、無理ですね。お粥さん生活から開放されたばかりだから、ちょっとずつね。ちょびっとずつ。悲しいけど。

コメント (20)
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