ちょっと吸い込むだけでも危険と言われている、ビルの中のアスベストを取る時はどうしているのか、ビルディングシリーズ第一弾でお見せします。
この天井にアスベストが含有されている石綿がたっぷり吹き付けられていました。
上は屋上になっているので、暑さ寒さが部屋に伝わらないように断熱と、火事のときには骨組みとなっている鉄骨を守るために吹き付けてあったのです。
30年以上前の事ですから、あのふわふわしたものが危険だとは誰も思わず、使っていたのですが、いざ取ろうとするとふわふわ飛んで始末に困ってしまいます。
天井裏に石綿が使われているので、天井板を壊しているところです。
吹き付けている石綿が天井裏に落ちている事が多く、壊すところをビニールで完全に囲んでしまって外へ石綿が出ないようにしています。
働いている人は、使い捨ての密封できるつなぎ、ゴーグル、フィルター付きのマスクで完全防備です。
ビニールで囲っているだけでは、隙間から細かい石綿が出てくるかもしれません。
中をマイナス圧にして、石綿が外に出て行かないようにしているのです。
作業をしている中の方が空気圧が低くなっているので、ビニールがへこんでいます。
これがビニールハウスの中にある排気ファンで、フィルターが付いていて、きれいな空気だけ外に出して中をマイナス圧にしているのです。
この工事区画の中へ入るのは一カ所だけで、ビニールのカーテンを何重にもたらし石綿が外へでないようになっています。
簡単な仕掛けなのですが、これも中がマイナス圧になっているおかげで、頼りないように見えても、こんな程度でいいいのです。
中へ入る時はいいけども、石綿にまみれて外へ出る時はどうするの?というわけで、ノズルから強風を出して石綿を吹き飛ばしてから出てくるのです。
下の画像では外においてありますが、ほんとは中に入っています。
こういう風にして石綿を取るのはいいのですが、なにしろ費用がかかります。
たしかに手間がかかる仕事ですから高額なのはわかるのですが、それにしても1平方メールを取るのに1万円以上かかってしまうのは凄いです。
古いビルを壊してしまう時も、アスベストが入った床、壁の材料はすべて取って、別に処分しないとだめなので、これから立て替えを考えているビルのオーナーさんは大変です。
この天井にアスベストが含有されている石綿がたっぷり吹き付けられていました。
上は屋上になっているので、暑さ寒さが部屋に伝わらないように断熱と、火事のときには骨組みとなっている鉄骨を守るために吹き付けてあったのです。
30年以上前の事ですから、あのふわふわしたものが危険だとは誰も思わず、使っていたのですが、いざ取ろうとするとふわふわ飛んで始末に困ってしまいます。
天井裏に石綿が使われているので、天井板を壊しているところです。
吹き付けている石綿が天井裏に落ちている事が多く、壊すところをビニールで完全に囲んでしまって外へ石綿が出ないようにしています。
働いている人は、使い捨ての密封できるつなぎ、ゴーグル、フィルター付きのマスクで完全防備です。
ビニールで囲っているだけでは、隙間から細かい石綿が出てくるかもしれません。
中をマイナス圧にして、石綿が外に出て行かないようにしているのです。
作業をしている中の方が空気圧が低くなっているので、ビニールがへこんでいます。
これがビニールハウスの中にある排気ファンで、フィルターが付いていて、きれいな空気だけ外に出して中をマイナス圧にしているのです。
この工事区画の中へ入るのは一カ所だけで、ビニールのカーテンを何重にもたらし石綿が外へでないようになっています。
簡単な仕掛けなのですが、これも中がマイナス圧になっているおかげで、頼りないように見えても、こんな程度でいいいのです。
中へ入る時はいいけども、石綿にまみれて外へ出る時はどうするの?というわけで、ノズルから強風を出して石綿を吹き飛ばしてから出てくるのです。
下の画像では外においてありますが、ほんとは中に入っています。
こういう風にして石綿を取るのはいいのですが、なにしろ費用がかかります。
たしかに手間がかかる仕事ですから高額なのはわかるのですが、それにしても1平方メールを取るのに1万円以上かかってしまうのは凄いです。
古いビルを壊してしまう時も、アスベストが入った床、壁の材料はすべて取って、別に処分しないとだめなので、これから立て替えを考えているビルのオーナーさんは大変です。