折々スケッチ

小さなスケッチブックやハガキに水彩と鉛筆ペン等で描いた絵を中心に、感じたこと等日記代わりに添えています。

二度あることは三度・・・

2018年01月20日 | 白川郷
 今日も白川郷の絵



大したことではないのですが・・・

昨年末にちょっとリフォームして、私にしてはバタバタ動いたせいか、右肩が痛くなり
年が明けても良くならず、接骨院に行くことにしました。
そこは早くに亡くなった兄の孫が数年前に開業した接骨院です。家の近くのバス停からバスで35分
時には40分ほどかかり、バスの本数も少ないのですが、とても一生懸命な青年なので安心感と
応援したい気持ちもあって出かけています。

本数が少ないバスの時間に合わせて予約してもバスは遅れることもあるだろうと余裕を見て家を出発。
ところがその日はバスが来たのが10分遅れ、途中で事故があったのでと運転手さんが
話していました。それから道路工事の渋滞、また時間がかかって私はハラハラしどおしでした。
結局、接骨院へ着いたのはは7,8分遅れでした。
先生は「遠いのですからいいですよ」と優しくて、治療は無事終了。


私が午前診療の最後なので「遅くなってごめんなさいね」などと言いながら帰ろうとしたら
私の靴がない。似ているけれ違う靴が残されていました。私の前に帰った方のらしいので
電話してもらったのですが、まだ家に帰っておられないらしく繋がらないし携帯も無い方。
仕方がないので履物をお借りして帰りました。
先生は「転ばないように気をつけて下さいね」
私は「はい、転んだらまた戻ってきます・・・」と。
ちゃんと帰宅できました。


事故でバスの遅れ、靴の紛失も事故かしら、2度あれば3度目も・・・今日はちょっと慎重に。

夕方、自転車で体操教室へ行きました。
体操教室は無事終わり夕暮れの街をゆっくり慎重に。
小さな交差点の赤信号が青になっても前の自転車が動きません。
高校生くらいの女の子、スマホに夢中のようなので私は横をすり抜けようとした時、
彼女は信号に気づいたのか急に動き出して、グラッと私の方へ倒れ掛かってきたのです。
「わぁ~・・・!」と私の声。何とか倒れずに踏みとどまって「気を付けて!」って叫びました。
彼女は振り向きもせずスピード上げて走り去りました。
次の大きな交差点で彼女に追いつくとまた、スマホに見入っています。
この娘は取り返しがつかない事故に遭わなければ分からないのかな・・・
事故に遭ったとしてもきっと「相手が悪い」と言うんだろうなと思いました。

これがこの日の三つ目のチョットした事故みたいなことでした。
バスの事故は新聞にも載っていなかったので大した事はなかったようですし、靴の間違いは私だって
やらかすかもしれない。
ただ、スマホに夢中の自転車の女の子、次にはほんとの事故を起こすのではないかしら・・・
とても心配ですが、聞く耳は~なさそうですね。

12年間皆勤賞

2018年01月19日 | 白川郷
 先日行った白川郷


子供の頃、母親は私のことを「この子は身体が弱いでねぇ」と言っていました。
まだ記憶にないほど小さい時ジフテリアで入院隔離されたことがあったり、痩せて小さかった
ので心配だったのかもしれません。

5歳上の姉は元気いっぱいでおしゃべりしながら3杯のご飯をかき込んで学校へ出かけて行くのに
私はは黙って1杯のご飯をもてあましていたようです。
遠足のバスには酔うし、夏の朝礼では何度も医務室のお世話になるし、運動会ではいつもビリ、
あまり元気な子ではなかった気がします。

それでも毎日、朝起きれば学校は行くものだと思って登校していました。
毎日・まいにち・・・・・
小学校から高校卒業までの12年間、毎日・毎日・・・無遅刻無欠席の皆勤でした。
私の唯一自慢できることです!
私の高校では皆勤賞が廃止されたので・・・(理由は病気でも無理して登校することはよくない)
賞状はいただけませんでしたが記録としては皆勤でした。
ちょっと残念な気もありました。
口の悪い級友は「一番授業を受けたら一番成績が良いはずだ」などと意地悪いって。
教室で座っていても頭に入って来ないのだから、これは仕方がないことでした。

ある時、小学生の時に通ったキリスト教の教会の一年間皆勤賞が出てきました。
すっかり忘れていましたが、とにかく毎日通うのが私の習慣だったようです。

毎日出かけて行ける身体で大病もせず、両親よりも長生きしてホントは丈夫だったのだと
思います。ブロ友さんの記事に「生きてるだけで丸儲けと感謝する」とありました。
やはり両親に感謝しなければと思います。


痩せっぽちだった私「柳に雪折れなし」なんて言いますね。
結婚するまでほっそり柳だったのに、15キロ以上も太って、背は縮み柳も大木になりました。
でも、まだまだ春になれば枝には新芽が萌えて風になびいて・・・まだまだ・・・のつもりです。



寒い日

2018年01月13日 | 白川郷
白川郷の写真からハガキサイズ  


雪景色の中ではいくら寒くても心は浮き立っているのに、家にいる時の寒さはこたえます。
目が覚めても布団の中でぐずぐずしていると窓が明るくなりはじめて、やっと起き出しぐずぐず着替え。
今朝はメダカの鉢にもしっかり氷が張って、花壇のパンジーは白い霜のベールをかぶっていました。

7日の七草がゆに続いて、11日はお鏡開きでおぜんざい…家族がいた時は大きな鍋に300グラムの
小豆を煮ておぜんざいを作り、何度も温めては楽しみました。
今年は食べ過ぎ防止と手抜きで「御座候」のパックのあんこで2杯分だけ。

先日の絵の会で「食欲がありすぎて太って困る」と話したら
「食べないで我慢するのがストレスってこともあるから食べればいいですよ」と。
これは私にとって都合の良い話です。
食べて太る、我慢してストレス、どっちにしても身体によくないなら「楽しく食べた方がいい!」

♪ おなじアホなら たべなきゃ そんそん・・・ でしょうかね。


14日は氏神様の焼納祭(左義長)・・・注連縄などを焼いてもらいます。
この炎にあたるとその年を健康で無事過ごすことが出来るという言い伝えがあるそうです。

これが終わるとお正月の行事はみんな終わり、寒さの本番です。

雪の白川郷へ 2018(3)

2018年01月08日 | 白川郷
  ペンだけで描いて家で色付けした5枚目


降り出した雪はだんだん強くなり、ひさしのある壁にくっついていても降りかかります。
スケッチをあきらめて、早めに帰りのバスセンターへ行くと小さな待合室は人でいっぱい。
ここはどこの国?と思うほど外国の人がバスを待っています。
ここで30分余も待つのは大変なのでまた外をブラブラ・・・

雪が小やみになった隙に立ったままペンだけで1枚スケッチ、家で色を付けました。
外国の方達はあまり傘をささないのが不思議です。
お土産屋さんには1本500円の傘が売られていますが、売れていないらしく場所も隅っこの方に。
グループやカップルで傘をそれぞれさしているのは日本人・・・のような気がしました。
湿った雪ではびしょびしょになるのに、と、おばあさんは心配します。



 

お土産用の唐辛子の飾り


私は寒さ対策としてヒートテックの下着、フリースのタートル、、ダウンの上着、マフラー
その上に登山用のパーカーを着ます。足元は滑り止めが付いた長靴。
モコモコの熊さんスタイルでリュックを背負って傘さして、どんなふうに見えるかしら。
幸い自分では見えないから気にしない。
もっと寒ければ貼るカイロをくっ付ければマイナス10℃くらいはOKです。

やっと乗れた帰りのバスも窓際を予約しましたが、ガラスが曇って何も見えず、名古屋まで
ただただ眠いだけでした。
とても充実した気分の一日、こんなお出かけがいつでもできるように健康でいなければと思います。


墨を使って家で  0号サイズ


☆ 白川郷へ2018は終わります
  明日から忙しくなりそうで週末までブログお休みする予定です。

雪の白川郷へ 2018(2)

2018年01月07日 | 白川郷
スケッチ3枚目は明善寺の近くで


天気予報はよく当たり一枚目を描いたころから雪が降りはじめました。
合掌集落に雪はピッタリの風景です。
大きく深いひさしからびっしり下がるツララや傾斜の緩い屋根に滑り落ちないまま積もった
こんもりした雪。
住んでいる方にとってはとても厄介な雪でしょうが、これが私の見たかった白川郷。

深い軒下も雪が強くなるとスケッチブックにも降り込むので、2枚目からは片手で傘をさしながらの
スケッチです。他人から見たら物好き…なんですよ…こんな日に…でも本人は楽しいのですから。


描き終えると、いつもお決まりのアンパン食べながら雪雲に見え隠れする山や道行く人を眺めます。
100円ショップで買った小さな椅子がプレミアムシートになるのです。
おやつの熱々の甘酒(250円)で暖まりながら雪景色の中にいる至福の時間、この時間を持てるには
健康でいなくてはと思います。

スケッチ4枚目 描いている途中から雪が傘の内にも舞い込んでどうにもならず終了
湿っぽい雪は払っても払っても落ちないのです。




雪は降っても積もらず、除雪が行き届いて凍っていないので歩くのには少し注意すれば大丈夫。
絵具も凍らず、いつも通り使えました。氷点下5度より下がるとパレットや画面の水分が凍るようです。
一昨年の安曇野、ずっと以前の内モンゴルでもパレットの絵の具がシャーベット状になり
描けなくて困りました。
水彩の水にお酒のジンを入れると凍るのを防ぐことができると木澤先生のFBで知りました。
なのにジンを持ってくるのを忘れて、がっかりしていたとこだったのです。
それでも凍らなくて、運勢は「吉」のようです。

地図を見ながら深い軒下を探してまた移動です。








雪の白川郷へ 2018(1)

2018年01月06日 | 白川郷
スケッチ1枚目 

久しぶりに雪の白川郷へ行きました。
5日の夜の天気予報で「6日の飛騨地方は昼前から雪に…」と。
古川にするか白川郷か迷いながら、乗り換えなしで行ける白川郷に行くことにしました。
名古屋から白川郷行きのバスの予約センターに電話してみると8:20発がとれました。
1日(午前中だけ)4便あるのです。帰りの便も予約してさあ準備!


名鉄バスセンターから白川郷行きの高速バスはほとんど外人さん。
私のお隣も韓国の家族旅行らしかった。
帰りのお隣さんは韓国でも中国でもなさそうなアジア系のお兄さん。
以前乗った時の外国の方達は大声のおしゃべりやずっと食べている音とにおいが気になったのに
今回は子供さんの声がするくらいでシーンと静かでした。
休憩で降りる時も乗る時も「どうぞ」って感じで皆さん譲ってくださって・・・
たんに私が危なっかしいおばぁさんに見えただけかも・・・


  2枚目スケッチ


白川郷はたっぷりの雪でした。帰りの便まで4時間半たっぷり楽しめます。
除雪された雪が道端に山になり滑り台にもなって子供たちが楽しそう。
まだ踏み跡のない50センチを超える雪の中に大人も寝転んで大はしゃぎでした。
滑らないようにそろそろ歩きながら、久しぶりの雪景色に私もワクワクです。
合掌造りの屋根の雪はまだらに滑り落ちていましたが、これは仕方がないこと…明日の朝だったら
こんもりした雪が積もった屋根が見られたかも、やっぱり見られなかったかも、運ですね。

「落雪注意」の張り紙がある軒下を借りて小さなスケッチブック「0号」にスケッチしました。
午前中は風もなく曇り空、気温は最高2度の予報で、除雪された道も凍っていなくてスケッチ日和でした。


   午後には予報通り雪に

雪の白川郷(5)

2016年12月21日 | 白川郷


白川郷までは名古屋から路線バスだと2時間半から3時間(片道 3900円)
冬の時期、名古屋を出る時は晴れていても、途中から雪景色に。
雪の中に大日岳の雄大な姿や通り過ぎる集落の風景を楽しみながらの
路線バスの旅です。
途中のひるがの高原駅は見晴らしがよくサービスエリアの売店があり
年が明けたら、雪の日にスケッチに行って見ようと思います。

計画ばかり増えてゆき、どこまで実現できるやらと思いながら
場所と予算と時間を考えるのもまた楽しいのです。


雪の白川郷…終わり

雪の白川郷(4)

2016年12月20日 | 白川郷
  

茅葺屋根のある風景はどこかで見たような懐かしさを感じます。
茅葺とは言うけれど「茅 カヤ」ってなんだろう・・・と。

調べると「茅」と言う植物はなくススキ、ヨシ、チガヤ等のイネ科多年草の
総称だそうです。
合掌屋根の寿命は30年前後、その葺き替えは材料、職人の確保など
昔からの共同作業「結 ゆい」の仕組みがあるとはいえどんなに大変なことか。


世界遺産になるほどの文化、何とか伝えていただきたいものと思います。

雪の白川郷(2)

2016年12月18日 | 白川郷


合掌家屋は大きなものだけでなく小さな建物もあり、窓の数、入り口の様子など
それぞれ違い風情もあり、あちこち見て歩くのが楽しみです。

合掌屋根の勾配は急で降り積もった雪が滑り落ちるようになっています。
すっぽりと綿帽子をかぶったような屋根の雪を見るには雪が止んでからでは
遅くポッポ ポッポと降っている最中が1番。
そんな時、ずっしりと屋根に降り積もった雪は冷たさよりも暖かさを感じます。

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