京都府美山 (古い写真から)
毎日発表される新型コロナの感染者数、数字を見ても以前ほどの驚きがなくなって、死亡者数にも「あら・・・」と思っても自分とは別の世界のような気がしています。それとは違いますが道で転ぶなんて、まだ私には関係無い事と思っていたのに先日平らな歩道で見事に転びました。こうなるともう他人ごとではありません。もしかしたらコロナ感染から急変して・・・ありえないことでは無いとも思えてきます。
娘と電話で話していたら「いろんなことを分かるようにしておいてね」と言います。嫁いで30年近くなる娘にとっては私がいなくなった後、親戚のお付き合いからお寺のお付き合いなど「そんなこと当たり前でしょう」とはいかないかもしれない。コロナで時間はたっぷり空いたので、伝えておくことをゆっくり考えてみることにしました。
以前から仏壇の引き出しには「緊急連絡先」「年季法要の日」「いろいろ」などのメモは入れてありますが、緊急連絡先も時々見直さないと役に立たなくなっています。「いろいろ」の中にとにかく思いついたものを書き加えていくことにしました。お布施の額から庭の剪定・電気・水道・家の修理といつもの業者さんと言っても離れて暮らす子供には分からないはず。ひとつずつ書いて、結局はこの頃よく耳にする「エンディングノート」ってこういうことなのかなと思います。
思いつくままワードで作って保存して、1セットはプリントして仏壇に収めました。
目立つように一番上に「尊厳死の宣言書」を入れましたが、これは生きているうちに必要なものだと思い直してさて、どこに置くか・・・子供たちに置き場所を話して置けばいいだけだと、思いは行ったり来たり、考える時間がたっぷりある今で良かったと思います。
書いているうちにこれは死ぬ準備ではなくて、私も残されたものも安心して生きてゆくために必要な事なのだと気づきました。
時々は見直して付け加えて・・・いつまでなのか分からないと言う事は気楽なものです。
2004・2・6 雪の美山バスツアーで
日本尊厳死協会に入会したのは20年ほど前のこと、会員カードを持ち歩いていたのに紛失💦 証書をコピーして持ち歩けばいいですね。一部は子供にも渡して、すぐやります!
夫があと10日は無理かもと言われても、主治医の先生は出来るだけの事をしましょうと、私はたとえ短くなっても苦しまないようにと尊厳死の宣言書を渡してお願いしました。その夜から治療は止めて深く眠ったままで・・・良かったと思っています。
ひろさん、そこまで準備されているのですネ!
人がある意味、生き続けるということは、偶然の連続なのかなぁと思うことがあります。
ということは、死もそのように訪れる時があるのかもしれません。
僕は保険証の裏に、臓器提供カードなるものが張り付けてあります。
ほんで、僕は隙あらば三途の川から戻ってこようと思っている(笑)ので、臓器は基本、提供しないと告知マークをしています。
件の宣言書は、ひろさんがいつも持ち歩いていらっしゃるモノの中に入れて置き、そのことを娘さんにお伝えしておかれると良いかも(*^-^*)
人生、一寸先は何とやらですが、お互いその時まで、やりたいことはやっとかなカンですネ(^^)/
こんな日は雪山が良く見えるだろうなぁと、自粛暮らしが残念です。
雪を楽しむ美山バスツアー、この年は2月初めまで雪が無くて心配しましたが出かける数日前から大雪、私には有難い大雪でした。
子供と同居していないので、伝えたい事を言わないままで過ぎています。話しておきたい事を思いついた時、書き加えるにはワードが便利。字が上手でしたらもちろん手書、文字から気持ちも伝わる気がしますが・・・字は超下手なので仕方ないです(#^.^#)
名古屋から遥々美山までバスツアーで・・・
雪深い茅葺集落を堪能されたようですね・・・
積雪が多くて素敵な風景でしたね!
齢とともに、子供に伝えておかなけらば
ならない
事が多くありますね!
ひろさんは、ワードで作成されたとか!
私も見習わなければなりません!
その日が来てからでは、書き加えることもできないので、忘れものが無いか時々チェックしなくてはと思います。
何かに書いて息子に預けておいた方が良いかな~?と思う今日この頃です。