ミントグリーンの風に吹かれて

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今日は「五山の送り火」・・・

2018年08月16日 | 思い出

今日は京都の夏の夜を彩る風物詩「五山の送り火」です。東山如意ケ嶽の「大文字」がもっともよく知られていますが、以前、大文字山の火床までハイキングしてきたことがあります。

数組のハイカー達が来ていました。暑い日でしたので少し靄っていましたが、

京都市街地がきれいに見えましたよ。

火床を初めて見ました。

吉田山~大文字山~銀閣寺までハイキングしましたが、かなりしんどかったです。

もう一度行きたいと思っていますが、いつのことになりますやら・・・


遭難仕掛けた思い出・・・

2018年08月15日 | 思い出

良かったですね~!行方不明になっていた2歳児が発見、無事保護されました。

捜索ボランティアの尾畑春夫(78歳)さんが山中の石の上でしゃがみ込んでいる

理稀(よしき)君を発見したということでした。

何度も呼びかけていたら「ぼく、ここ」と男の子が返事したそうです。

3日間も暗い山の中で過ごし、どんなに心細かったことでしょうね。

ほんと無事で良かった。よく耐えたねー、と褒めてあげたいですね。

それに雨も降らなくて良かったです。幸運な子です。

実は、私も若い時に一度遭難仕掛けたことがあります。びっくりでしょ^^

北大阪の摂津峡に友人と二人でハイキングに行った時のことです。

お昼前に待ち合わせた時から小雨模様でした。

延期すれば良かったんですが、若気の至りで怖いもの知らずでした。

傘を差して山道を歩くという、今から思えばなんと大胆で命知らずの行為だったことか。

予定ではとっくに下山しているはずの時間に山の中をうろうろしていました。

すでにハイキング道からは外れており、地図も持参してませんでした。

今では地図、懐中電灯、コンパス、携帯は当たり前ですよね。

粘土質の道は雨でぬかるんでいました。

踏み外したら一巻の終わりだったかも。片側が崖でしたから

土砂採取場のような大きなトラックが止めてある場所を何度も横目で見て通りました。

日が落ちだんだん暗くなってきた時には、二人とも泣きそうでした。

半べそかきながら、とにかく下山道にたどり着こうと必死で歩いていました。

すごい早足でした。今から思えば恐ろしいことです。

よくもまああんな暗い道を懐中電灯もなしに歩いたものだと。

恐怖をあおるようななにか動物の声も聞こえました。

二人へっぴり腰でしがみつきながら歩いていました。

山の中がほんと真っ暗だということを果たしてどれぐらいの方がご存じかしら・・・

当たり前の話、明かり一つないんですから。

その真っ暗な中を私たちは半べそかきながら必死に歩いてたんです。

休憩もせず、不安な気持ちで押しつぶされそうになりながら

7時間以上歩き続けていたと思います。

しかし、神様ってやっぱりいらしたんです

先の方でかすかにバイクの唸り声が聞こえたんです

私たちは天にもすがる思いでその音の方へ向かいました。

モトクロスの練習に来ていた地元の若者でした。

ライトの中から現れた青年は天使に見えました。

事情を話すと「駅まで誘導します。」と涙が出るお言葉。なんて親切なんでしょう。

バイクのライトで道を照らして、わざわざ一緒に下山してくれました。

多分30分ぐらいかかったと思います。

町の明かりが見えた時には糸が切れたように二人泣きじゃくりました。

青年はまたすぐ元の山の方へ引き返していきました。

心残りはその時にお礼を述べただけでお名前も聞かなかったことです

実際その時の私たちにはそんな余裕はありませんでしたが・・・

「探偵ナイトスクープ」で探してもらえば良かったかしら

遠い遠い昔の思い出。無事だったことに感謝します。


三室戸寺のハスはきれいだった・・・

2018年07月15日 | 思い出

京都宇治市にある三室戸寺。

アジサイや蓮の花で有名ですね。

本堂前に約250鉢のハスの鉢植えが置かれています。

私も数年前に見に行きましたがそれはそれは見事でした。

HPにも書かれてありましたが、色々な種類の花が次々と咲く光景はまるで極楽浄土の様です。

今年も7月13日にハス酒を楽しむ会が催されたようです。

(ハス酒の写真はHPからお借りしました。)

ハスの葉に竹筒で酒を注いでもらい茎から飲みます。健康・長寿に効果ありと言われています。

数年前に友人たちと私も体験しました。

私は2杯でギブアップでしたが、お酒に強い友人は何度も注いでもらってました^^

これらの蓮の写真はその時撮ったものです。色がとても可愛いでしょ?

その後訪れるチャンスがなく今年もどうやら無理みたい・・・

京都は暑いですからね~年々足が遠のくな・・・


ウェディングドレス選びのお手伝い

2017年08月04日 | 思い出

私が今までしてきた中で思い出深い仕事が一つある。

レンタル衣装の会社が行うウェディングドレスの展示会で

結婚を控えた花嫁さんにドレスを試着させる仕事だ。

色とりどりのウェディングドレスに囲まれての仕事は

こちらまで幸せな気分になれて楽しかった。

 

やはり、母親や家族と一緒に来る娘さんが一番多かった。

お母様は娘のドレス姿に満足気だ。

もう式の時を想像して涙ぐんでいる方もいらした。

友人どうしもいた。仲の良いお友達に助言を求めたいのだろう。

同世代の意見は大切だ。 

 

そしてカップルが一番面白かった。

棒立ちしている娘さんに私たちが汗をかきかき

豪華なウェディングドレスを着せていく。 

大きな鏡の前でその姿にうっとりする彼女たちの顔は輝きを増す。

 

試着室のカーテンが開くとその場の空気が変わる。

お客さんたちのどよめき。

他人の娘さんでもきれいなものはきれい\(^o^)/ 

並んでいる試着室のカーテンは次々と開けられ、

まさしくドレスアップした花嫁さん達のお披露目会の競演である。

 

彼氏は彼女のドレス姿に息を飲む。

完全にノックアウト~💛 たいていニヤけている。

(#^^#)

彼女の方も彼氏のデレ~とした態度を見て

この上ない喜びの顔に満ちている(^^♪

この仕事をしていて一番うれしい瞬間だ。

末永くお幸せにと願わずにいられない。

 

そして、自分の彼女が一番だと言わんばかりに

持参したカメラで撮影会が始まる。

ここで、

持参してこなかった彼氏の慌てぶりが面白い(*^-^*)

彼氏は急いで下の売店で使い捨てカメラを買って来る。

そういう彼氏ほどたいてい来た時は覚めていて

嫌々連れてこられたという感じ。

しかし、美しく変身した彼女にはかなわない。

その後は笑顔で楽しそうに彼女の写真を撮り続けるのでした。

男子のいじらしく純な部分が見えて

ちょっとうれしくなるのでした。

ああ、そんな古き良き時代の淡い思い出がよみがえる。