大きな花穂が豪華で個性的な花、アカンサス。
原産地は地中海でギリシャの国花にもなっているそうです。
ハアザミ属キツネノマゴ科 葉がなるほどアザミ似ています。
花も素敵ですが、艶やかな切れこみが入った大きな葉もなかなかおしゃれ。
歴史は古く、アカンサスの葉を図式化した模様が古代ギリシャの
「コリント式建築」の柱頭装飾で見られたそうです。
家具の装飾にも用いられています。
アカンサスとはギリシャ語でトゲを意味する「akantha」が語源です。
花の付け根の苞にトゲがあることからつけられたと言います。
「美を好む・芸術・芸術への愛・技巧・離れない結び目・信じがたい生命力」
という芸術に関連した花言葉がつけられています。
東京藝術大学の徽章にも使われています。
私の大好きなウィリアム・モリスのアカンサス模様も有名ですね。
うっとりするほど素敵です。
(花の写真以外はネットからお借りしました。)