ミントグリーンの風に吹かれて

https://blog.goo.ne.jp/hisuinet2 (続編)もよろしくお願いします

久しぶりに近所を散歩~ケヤキの運命は・・・

2018年11月30日 | 近所を散歩

時間がない時には近所を散歩。散歩するコースはその日の気分で変えます。

こちらのお宅の前を通るのが好き。被写体に困らないから。フェンス越しに撮らせていただきます。

これは何でしょう?小さな実が成っています。この時期は実ですよね。

オシロイバナの実が黒くなっていますよ。割ると中から白い粉が出てくるんですよね。

紅葉した柿の葉の間から実が見えました。たくさん採れそうです。いいな・・・

みかんも成ってます。大きなお庭です。横に畑もあります。ネギが青々してました。

南天の赤い実がかわいい。手前に山茶花の木があります。大きなお庭です・・・

こちらはビワの木です。さすがに実はありません。

さて、次は路地に入ります。広い壁に枯れたツル、向こうに赤いカンナ。屋根の端から緑の葉が茂っています。なんかいい感じで絵になります。

青いお空に柿一つ。白い雲がプカプカ浮いて、これもまた絵になってました。電線が邪魔・・・

下校時間です。おかえりなさい~。

皇帝ダリアが満開。つぼみもまだまだたくさんあります。

青みがかったピンクがきれいです。青い空によく似あいます。

さてしばらく歩くと赤い花に目が行きました。リコリスでしょうか?後には大きなケヤキの木が。

紐のようなものが見えてますが、イルミネーションの飾付けです。地味です。

風で落ち葉が道まで舞い散るので切って欲しいんだけどと、この前のおうちのかたがこぼしてました。でも、広場に植えている木は切れません。それを聞いてホッとしましたが、沿道のハナミズキは切ってもらう予定だとおっしゃってました。

散歩する私には残酷な行為にしか思えませんが、落ち葉掃除に追われる身になったらやはりそんなこと思うのかしら?いいえ、来年の芽吹きを思い浮かべれば落ち葉掃除も苦になりません。


エリック・クラプトン~12小節の人生~

2018年11月28日 | 映画・TVドラマ

ギターの神様エリック・クラプトンの波乱に満ちた壮絶な人生に迫る音楽ドキュメンタリー「エリック・クラプトン~12小節の人生~」を観てきました。

「グラミー賞を18回受賞し、長年音楽界を牽引し続けるミュージシャン、エリック・クラプトンの波乱に満ちた壮絶な人生に迫る。お金や名声よりも音楽性を優先し、愚直なまでにブルースに身を捧げてきた彼だが、私生活では欲望と愛情、快楽と幸せの区別もつかないまま、いつも“何か”を探して彷徨い続けてきた。少年時代には母親に拒絶され、共にギターの腕を競い合った仲間たちも失った。親友ジョージ・ハリスンの妻への恋や、ドラッグとアルコールに溺れた日々もあった。そして最愛の息子コナーの死……。天国と地獄を行きつ戻りつするような過酷で数奇に満ちた人生を経て、初めて自分の居場所を見つけた今だから振り返ることができる、音楽と愛と魂の軌跡をクラプトン自らが語る。」ネットより抜粋

B・B・キングを崇拝するクラプトンのギターがソウルフルで哀愁を感じるのは原点がそこにあるからなんでしょう。

映画は彼の辛い過去をすべてさらけ出していました。母に愛されなかった不幸な生い立ちには心から同情しましたが、PG12指定になったドラッグ&アルコール中毒のシーンは目を覆いたくなるようなものでした。観客席に向かって暴言を吐くシーンは哀れで悲しかったです。できれば見たくなかった・・・そのころは完全にアルコール中毒でステージには必ずお酒の瓶があったようです。へらへら笑いながら締まりのない顔でステージに上がり、90分の予定を勝手に30分で切り上げたこともありました。怒った客からブーイングの嵐。当然ですよね。

「昔の栄光にしがみつくな!」心無いヤジが飛びます。思わず汚い言葉で言い返す彼。もうシッチャかメッチャか。そこにいたのはただのアル中のおっさんでした。そこまで醜態を映画で見せる必要があったのか、ファンとしてはちょっと疑問に思いました。監督は「ドライビングMissデイジー」のリリ・フィニー・ザナック。

親交を深めていたジミ・ヘンドリックスのドラッグによる急死はかなりショックだったようです。もともと孤独な人が再び心を閉ざしてしまいました。

ビートルズのジョージ・ハリスンとは親友でした。彼の名曲「While my guitar gently weeps(ギターは泣いている)」でのギター・ソロはクラプトンというのは有名な話ですね。あの泣きはジョージには出せなかったようです。

ところが、彼の妻であるパティ・ボイドに心惹かれてしまいどうしても自分に振り向かせたくて、パティに捧げたアルバム「いとしのレイラ」(デレク・アンド・ドミノス)は今では知らない人がいないぐらいの大ヒット曲ですが、当初アメリカでは予想したほど伸びなかったようです。その訳はクラプトンという名を伏せていたからだと言われています。注目を浴びることがあまり好きじゃない、目立ちたくなかったからと本人は言っていましたが、売れればやはりうれしいはずですけどね。

女性遍歴も多かった彼でしたが子供ができたことでやっと幸せをつかみかけていた矢先、その息子がなんと旅行先のホテルの窓から転落死。幼いコナー君(4歳)を突然失ったことはあまりに悲しい事件でした。

この悲しみを癒すためにまたアルコールに走るのかと心配されましたが、彼は克服しました。天国にいる息子コナー君のために生きることを誓って。

それがこの歌「Tears in heaven」です。現在は娘3人の良きパパになって穏やかな人生を送っています。幸せをつかんだ今だからこそ地獄の日々を語ることができたのでしょう。

懐かしい曲がかかった時は感動で涙が出そうでした。クラプトンのギターに久々にしびれました。


映画監督の訃報、ベルナルド・ベルトルッチ、ニコラス・ローグ

2018年11月27日 | 映画・TVドラマ

イタリア映画の巨匠、ベルナルド・ベルトルッチ監督が26日77歳で亡くなった。「ラストエンペラー」(87)では米アカデミー賞の監督賞など9部門を制覇した。音楽を坂本龍一が担当。同じく坂本龍一の音楽が印象的だった「シェルタリング・スカイ」(90)は私のお気に入りの映画の一つだ。

ジャン・ルイ・トランティニアン主演の「暗殺の森」(70)も忘れられない。「ラスト・タンゴ・イン・パリ」(72)ではM・ブランドとR・シュナイダーの過激な性描写が物議をかもし本国イタリアでは上映禁止になった。のちにミッキー・ローク主演の映画「ナイン・ハーフ」にも影響を与えたという。

23日に90歳で亡くなった英監督、ニコラス・ローグは撮影監督としてのほうがなじみ深い。かの大作「アラビアのロレンス」では第二班撮影監督を務め、フランソワ・トリュフォーのSF映画「華氏451」(66)でも撮影を務めた。とても斬新的な映画でした。映像がおしゃれでお気に入りです。

ジュリー・クリスティとドナルド・サザーランド主演でオカルトサスペンス「赤い影」(73)を監督した。これはもう一度見る勇気がわかないほど不気味で怖い映画だった。でも、さすがに映像は凝っている。冬のベネチアの物悲しい雰囲気がスリラーにぴったりだった。

77年にはD・ボウイ主演のSF映画「地球に落ちて来た男」が有名。退廃ムード漂うボウイがとても印象的だった。

彼も今はもういない。次から次に訃報を聞くのは寂しい限りです。


晩秋の長居植物園・・・

2018年11月25日 | 長居植物園・公園

今日も寒かったですが数週間ぶりの長居を歩いてきました。

十月桜はまだ咲いていました。青い空に淡いピンクが愛らしい・・・

さて植物園の大池の様子です。大池のハスの葉の枯れ具合がいい感じ・・・

緑の木は柳です。

 

私の好きな画。

すっかり冬支度。虫よけでしたっけ?

サクラの赤。

サンシュユの赤。

コマユミの赤。

エノキはいつもどっしりと。

サクラの紅葉ももうすぐ終わりを迎えます。

2025年万博、大阪開催決定しました。はたしていかに大阪が変わるのか興味津々です。


紅葉とオブジェとしての倒木のコラボレーション~大泉緑地

2018年11月20日 | 大泉緑地

道路を渡るとイチョウの黄葉が目に飛び込んできた。

枝は折れて短くなっていたが見事な黄金色で美しかった。

台風21号以来の来園・・・

ここも被害が酷いと聞いていたのでなかなか来る勇気がなかった。でも、自然たっぷりの大泉緑地の今を確認したくてやってきた。

マスコットゴリラ君、今日は画家のコスチュームのようですね。子供にも大人気です。

ホルトノキ。赤と緑の葉がきれい。

ぶら下がった実もかわいい。

赤い実はこの時期にうれしい。

ピラカンサの美味しそうな実。よく鳥がやって来て啄んでいますよ。

こちらはメギの実です。棘が痛そう・・・

ハナノキの白い木肌が美しいです。

葉っぱはこんな感じ。カエデ科?

さて秋を感じる散歩です。落ち葉がいいな・・・

あちこち倒木だらけですがオブジェとして溶け込んでいます。

倒れた木をどれだけ見てきたことか。

でも、木は生きることを止めない。

この生命力が愛おしい・・・

無残に折れた木。すべて排除しないで敢えてこうやって残して・・・

見て確認して木の痛みを感じて欲しいという公園側の思いがあるんじゃないでしょうか?

これはいいことだと思います。木は自分の力で復活しようとします。人が手をかけてはいけないんだとTVでおっしゃっていた方がいました。

木は生き続けます、何があっても生きることを止めません。そして森は必ず復活します。