友人が優待ハガキを送ってくれた。伊丹市立美術館で開催中の
「O・JUN×棚田康司 鬩ぐ(せめぐ)」(7/8~8/27)
この作家さんたちは存じ上げないが、
ここで以前見た「エドワード・ゴーリー展」
がすごく良かったので美術館の印象も良かった。
こじんまりとした美術館でゆっくり落ち着いて鑑賞できるのが良い。
絵画と彫像が中心で個性的な作品が多かった。
ほとんどの作品は写真撮影不可だが、
地下展示室の一部のものはOKだった。
思いがけず惹き込まれた。
彼女たちの憂いを帯びた目が切なく印象的だった。
トントン!と響き渡る大きな音。
すごくきつい香りが地下を降りた時から鼻をついた。
作業場を覗くと棚田氏が木を彫っていた。
匂いの正体はクスノキだった。
少しお話しもでき、香料がわりにおが屑も頂いて帰った。
ちなみに、あの目は、
涙をぐっとこらえた瞬間の目であると教えてくださった。
少女から大人に変わっていく頃、
また、流してしまう涙より
とどめる涙の方がより感動的だというふうなお話もあった。
同感である。
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